NHKよるドラ「阿佐ヶ谷姉妹の のほほんふたり暮らし」に登場した歌謡曲、歌をまとめます。阿佐ヶ谷姉妹は歌ネタも持ち芸のひとつであり、劇中でも二人が歌を歌う場面がしばしば登場。ほかにも昭和の懐かしい歌謡曲が劇中で流れています。
※この記事は随時追記していく予定です。
Neighborhood Story(エンディング曲)…阿佐ヶ谷姉妹
(本家の)阿佐ヶ谷姉妹が歌うドラマの挿入歌。エンディングで流れるメロウなあの曲です。
NHKのYoutubeチャンネルに、Neighborhood StoryのMV(フルバージョン)動画がアップされています。阿佐ヶ谷姉妹の才能を見せつけられる素晴らしい出来。
ワインレッドの心…安全地帯(1984年)
第1話で登場。朝からパンツの色の話題、懐かしい色の名前の話題となり、話の流れで「ワインレッドの心」を熱唱し始めるエリコさんとミホさん。窓は全開。
▷「ワインレッドの心」は、1984年(昭和59年)に発表された安全地帯の4枚目のシングル曲。作詞は井上陽水、作曲は玉置浩二。オリコンで初の1位を獲得し、翌年の年間チャートでは2位を記録するなど、安全地帯初のヒット曲となった。第26回日本レコード大賞・金賞、作曲賞受賞作。
渚のシンドバッド…ピンクレディ(1977年)
第1話で登場。ミホさんと母のみずえさんがカラオケボックスで「渚のシンドバッド」を熱唱。息のあった歌声を響かせる。みずえさんはこの曲の次に淡谷のり子の「君忘れじのブルース」をリクエスト。
▷「渚のシンドバッド」は、1977年(昭和52年)に発表されたピンクレディの4枚目のシングル曲。オリコン上における初のミリオン・セラー作品となり、ピンクレディの人気が社会現象となるまでに沸騰した。
Woman “Wの悲劇”より…薬師丸ひろ子(1984年)
第1話で登場。カラオケボックスで彼氏は出来たのかと母に聞かれ、一緒に暮らしたいって言ってくれる人なら…などと意味深なことを言うミホさん。どういう人なの?と聞かれたミホさんは、「もう、いかなーいでー」と薬師丸ひろ子の名曲「Woman」を歌い始める。
▷1981年の映画「セーラー服と機関銃」とその主題歌を大ヒットさせていた薬師丸ひろ子。1984年の主演映画「Wの悲劇」と主題歌「Woman “Wの悲劇”より」も大ヒットとなり、国民的女優としての地位を確立している。「Wの悲劇」で第27回ブルーリボン賞主演女優賞を受賞。
トルコ行進曲…由紀さおり&安田祥子
第2話で登場。姉妹が自宅で練習をしていた持ちネタ「トルコ行進曲を心地よさそうに歌う由紀さおり・安田祥子姉妹」。フジテレビ系「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」で披露し、阿佐ヶ谷姉妹躍進のキッカケになったネタのひとつ。
▷「ティアララルン〜」のスキャットでおなじみの由紀さおり・安田祥子姉妹の「トルコ行進曲」。元曲はもちろん、モーツァルト作曲の不朽の名曲「トルコ行進曲」(ピアノソナタ第11番第3楽章)。
Tokyo見返り美人…研ナオコ
第3話で登場。姉妹がネタ作りのために来店した喫茶店「いとし」の店内でかかっていた曲。姉妹はこの曲の間奏部分を聞くと、テンション爆上げでネタ作りに入るが…。
▷「Tokyo 見返り美人」は、1986年発売の、研ナオコ38枚目のシングル曲。研ナオコは大家・安澤寛子役で「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」に出演中。
夜明けのスキャット…由紀さおり
第3話で登場。姉妹がネタ作りのために来店した喫茶店「いとし」の店内でかかっていた曲。姉妹は研ナオコの「Tokyo見返り美人」でテンションをあげてネタ作りをスタートしたもののさっぱり書けず、「夜明けのスキャット」のルールーるるる~の歌声とともに絶望感を覚える。
▷「夜明けのスキャット」は、1969年発売の由紀さおりのシングル曲。一番の歌詞が大半が「ルールールルルー〜」というスキャットのみという異例の曲ながら大ヒット。1969年度のオリコンチャート年間1位を記録するなど、由紀さおりの代表的な曲となった。
淋しい熱帯魚…Wink
第4話で登場。姉妹がカラオケで振り付けつきで歌った懐かしの曲。ミホさんの母に「Winkなんて若いわねえ」と言われる。
「淋しい熱帯魚」は、80年代後半に一世を風靡したアイドルデュオ「Wink」(鈴木早智子、相田翔子)の5枚目のシングル曲(1989年)。「愛が止まらない 〜Turn it into love〜」「涙をみせないで 〜Boys Don’t Cry〜」に続き、大ヒット曲となった。
待つわ…あみん
第4話で登場。フィットネスクラブから帰ったエリコさんを、押入れから「ワッ」と出てきて脅かそうとしたミホさん。「ワッ」という言葉から連想したあみんの「待つわ」を二人で熱唱。
「待つわ」は、1982年発売のあみん(岡村孝子、加藤晴子)のヒット曲。1982年度のオリコンチャート年間1位。
たきび(童謡)
第5話で登場。仕事が入らずにカラオケで遊んでいたミホさんが歌っていた童謡「たきび」。歌っている途中に大高マネージャーから連絡が入る。
青春サイクリング…小坂一也
最終話で登場。新しい賃貸物件を探していた阿佐ヶ谷が、荻窪にある理想的な物件に出会い、ご機嫌のあまり歌ってしまった「サイクリングサイクリングヤッホーヤッホー」の曲。
「日本のプレスリー」とも呼ばれた小坂一也の代表曲のひとつ。作曲は古賀政男。
ロマンス…岩崎宏美
最終話で登場。阿佐ヶ谷姉妹によるラジオ番組「阿佐ヶ谷姉妹のおたずねかしら?」でかけた岩崎宏美の曲「ロマンス」。
勝手にしやがれ…沢田研二
最終話で登場。阿佐ヶ谷姉妹によるラジオ番組「阿佐ヶ谷姉妹のおたずねかしら?」でかけた沢田研二の曲「勝手にしやがれ」。
▼劇中の音楽は王舟氏、高城晶平氏が担当。
来週から始まるNHKよるドラの音楽を髙城くんと作ってます。阿佐ヶ谷に住んでた頃からの仲間たちにも演奏参加してもらいました(後ほど詳しく)ドラマもとても面白いので乞うご期待!https://t.co/sOjd5ws9VL
— 王舟 (@Ohshu84) November 2, 2021
明日から!!!
王舟と共に音楽を担当しました。録音でNHKに通った夏がすでに懐かしい。。。今後とも阿佐ヶ谷をよろしくお願いします!! https://t.co/dI5TeuptxR— 高城晶平(髙城 晶平) (@takagikun) November 7, 2021