ドラマ「ハヤブサ消防団」第1話のあらすじとミステリー・謎まとめ 怪しい人物は誰?

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テレビ朝日系ドラマ「ハヤブサ消防団」第1話の大まかあらすじと、第1話で浮上したミステリー・謎をまとめます。

第1話では八百万町・隼地区(ハヤブサ)で相次いで発生する怪事件が描かれ、美しく牧歌的だと思われたハヤブサの闇が露呈し始めています。

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目次

第1話のあらすじ 移住→消防団入団→ワルの山原浩喜が水死体で発見

ミステリー作家の太郎、新しい環境を求めてハヤブサに移住

ミステリー作家の三馬太郎(中村倫也)は、5年前に「明智小五郎賞」を受賞し横溝正史の再来ともてはやされたものの、2作目以降は鳴かず飛ばず。スランプに苦しむ日々を送っていました。

そんな折、太郎は亡き父・勝夫が故郷に遺したままだった岐阜県加蔵郡八百万町・隼地区(以下、ハヤブサ)の家を訪ねます。太郎にとってハヤブサは、幼少期に滞在して以来の訪問でした。

折しも都会の生活に疲れ果てていた太郎は、ハヤブサの自然にすっかり魅了されると、すぐにこの地への移住を決意。担当編集者の中山田(山本耕史)に報告した上で、東京を離れて新しい生活を始めることになります。

元来人付き合いが苦手な太郎でしたが、ハヤブサの人たちは勝夫の息子である太郎をあたたかく受け入れてくれ、地元を守る消防団にも(半ば強引に)誘います。

「団」と名の付く集団が大の苦手である太郎。一度は消防団への入団を丁重に断りますが、直後に地区内の波川家で発生した火災における「ハヤブサ消防団」の活躍に感銘を受けると、自ら消防団への入団を志願。晴れて太郎は地域社会の一員となり、消防団のメンバーからも大歓迎を受けることになります。

闇だらけ?奇怪な事件が続くハヤブサ

都会を離れて理想の生活を手に入れたかと思われた太郎ですが、次第にハヤブサの薄暗い一面を知っていくことになります。

ハヤブサでは今年に入り不審火が続いていること、札付きのワルで村八分状態にあった男・山原浩喜(一ノ瀬ワタル)ソーラーパネルの設置を巡り波川のおっちゃん(大和田獏)と揉めており、浩喜が波川家に放火したのではないかと疑う人がいること…。

消防団メンバーからこうした噂話を聞いた太郎は興味本位で浩喜に接触しますが、浩喜の人柄は太郎の想像とは違っていました。浩喜は家庭菜園に興味があるという太郎のためにわざわざナスやキュウリといった野菜を届けてくれた上に、「(ハヤブサに)越してきて良かった」と話す太郎に対し、嬉しそうな笑顔を見せてくれたのです。

浩喜は放火をするような悪い人ではない…。浩喜の態度を見て、太郎は少しだけ安堵の気持ちを覚えます。

ところが。そんな太郎の気持ちを打ち砕くかのように、浩喜はある日突然失踪してしまうと、消防団が捜索をしている最中に滝つぼから水死体となり浮上。こうしていよいよ、山奥の集落における泥沼のミステリーが幕を開けることになります。

▼池井戸潤の小説「ハヤブサ消防団」がドラマの原作。小説版ではとある団体が暗躍しますが、ドラマ版では果たして…。

著:池井戸潤
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第1話で浮上した怪しい人物

ハヤブサの人々が恐怖を感じ始めている連続放火事件と、山原浩喜の不審死。

第1話ではこれから始まるであろう一連のミステリーを前に、怪しげなハヤブサの人々の様子、行動が描かれています。以下、第1話で描かれた今後の伏線となりそうな怪しげな人物、事象をピックアップしてみます。

怪しい人物?①…謎の美女・立木彩

太郎がお墓の掃除をしていた際に、物憂げな表情で丘に立ち尽くしていた謎の美女・立木彩(川口春奈)。太郎はその後、居酒屋「さんかく」でも何者かと会合をしていた彩に遭遇しています。

第1話のラストシーン近くでは、彩が採れたてと思われるキュウリを自宅で齧りながら、太郎のヒット小説「地獄の門」に目を通していました。このきゅうりは浩喜が太郎に持ってきてくれたキュウリと同一である可能性があり、浩喜と彩の繋がりが気になるところです。

【補足情報】番組HPの人物紹介文によると、立木彩は「太郎より少し前に東京からハヤブサ地区に移住してきた映像ディレクター」とのこと。第2話以降、ハヤブサの町おこし動画企画を制作する過程で、彩と太郎に接点が生まれていきそうです。

怪しい人物?②…不審火でハヤブサを去った波川のおっちゃん

幼少期の太郎を知る、気のいい近所のおっちゃん・波川志津雄(大和田獏)。

波川は建築資材の会社「波川製作所」を営んでいましたが、工場の経営が上手くいかずに太陽光発電業者に畑を売ったことで、隣接する山原浩喜といさかいを起こしています。

自宅を不審火で失い、妻の実家に身を寄せるためにハヤブサを去った波川。その後、揉めていた相手の浩喜が水死体となって発見されており、波川の周辺で続けて事件が起きているのが気になるところです。

怪しい人物?③…ルミナスソーラーの真鍋明光

そしてもう一人、明らかに怪しい人物として描かれていたのが、太陽光発電企業「ルミナスソーラー」の営業社員・真鍋明光(古川雄大)です。真鍋は、引っ越してきたばかりの太郎の家を覗き込むように観察するなど、何かを企んでいそうです。

第1話では浪川のおっちゃん(大和田獏)が自分の畑を太陽光発電(ソーラーパネル)業者に売却したことが発端となり、畑の目の前に住む浩喜と揉めていたことが明かされています。この揉め事に真鍋が絡んでいる可能性がありそうですね。

ルミナスソーラーがハヤブサの土地を取得する目的は、本当に太陽光発電のためだけなのか…。気になります。

怪しい人物?④…白髪の老婆・映子

第1話では具体的な素性は明かされませんでしたが、たびたびカットインで登場した白髪の老婆・映子(村岡希美)もまた、ハヤブサのミステリーに関わっていそうな人物です。

【補足情報】番組HPの人物紹介文によると、映子は「夫に先立たれて以降、大きな屋敷にひとりで暮らしている」老婆とのこと。また、映子の姓名は太郎の父(野々山勝夫)と同じ野々山である可能性があり、太郎とどこかで繋がりがある人物かもしれません。

第1話で怪しかった描写

怪しい描写①…意味深なラストシーン 江西和尚、ルミナス真鍋、「さんかく」賀来夫婦ら

衝撃のラストシーンとなった、浩喜の水死体発見シーン。このシーンと同時並行で被せるように(クロスオーバーさせるように)、ハヤブサの住人たちの意味深な行動、言動が挿入されています。

水死体発見のシーンに被せるように、意味深な姿が描かれたのは以下の人たち。

▷(浩喜の遺体発見を予期していたかのように?)熱心に読経する隋明寺の江西佑空和尚(麿赤兒)
▷訪問先の民家で山を見つめてほくそ笑むルミナスソーラーの真鍋明光(古川雄大)
▷滝つぼの水をかき回すかのように太い棒でグツグツとうどんを釜茹でする居酒屋「さんかく」の賀来好恵(氏家恵)と、「打ってから寝かしとったでええ感じや…」と本日のうどんの出来を客に説明する賀来武彦(福田転球)
▷薄暗い屋敷の部屋で一人、中空を見つめている老婆・映子(村岡希美)
▷採れたてのキュウリを頬張り、太郎の小説を読む立木彩(川口春奈)

それぞれに怪しいですが、「さんかく」の賀来夫妻の描写は明らかに浩喜の水死体発見のイメージとリンクさせたような表現でした。「打ってから寝かしとったでええ感じや…」という賀来武彦の発言も、滝つぼの底で「寝かされていた」浩喜の姿とリンクします。

また、立木彩が食べていた採れたてのキュウリは浩喜が育てていたキュウリを連想させますし、浩喜の更生に協力していた江西和尚も何か隠し事を持っていそうですし、それぞれに怪しさを漂わせています。

怪しい描写②…消防団員の微妙な関係性 「お大尽」の山原一族

一見仲が良さそうに見える「ハヤブサ消防団」のメンバーですが、注意深く観察すると微妙な関係性が見えてきます。

中でも、古くからハヤブサの「お大尽」である名家・山原家の出である消防団部長・山原賢作(生瀬勝久)と、消防団の分団長・宮原郁夫(橋本じゅん)は犬猿の仲で、口論になることが多いようです。また、賢作と浩喜は同じ山原一族の親戚同士ながらほとんど話したことがないとのこと。

閉鎖的な村社会の中では、煮詰まった人間関係やヒエラルキー、本家分家の揉め事などが発生しがち。名家の人間でどこか上からの口調で物事を話す山原賢作に対し、よく思わない人物もいるかも知れません。消防団に入団した太郎は、活動を通してハヤブサの複雑な人間関係を知っていきそうです。

消防団メンバーは他に呉服屋でEXチューバーの徳田省吾(岡部たかし)、町役場勤務の森野洋輔(梶原善)、工務店勤務の藤本勘介(満島真之介)らがおり、いずれもクセモノの予感がします。

【追記】今後、物語のキーとなる山原展子(小林涼子)という人物も登場予定。また、八百万町長の村岡信蔵(金田明夫)も山岡一族と関係性がある可能性があります。山岡一族がストーリー上で重要な鍵を握りそうです。

怪しい描写③…ハヤブサは太郎の原点 幼少期に何かあった?

幼少期にハヤブサを訪ね、ハヤブサの人たちと交流していた過去を持つ太郎。

太郎はハヤブサ移住後に、幼少期にハヤブサで過ごした時間こそがミステリー作家・三馬太郎の原点ではないかと感じるようになります。

以下は個人的な予想でしかありませんが、太郎が明智小五郎賞を受賞した「地獄の門」のミステリー描写の中に、太郎が幼少期にハヤブサで体験・目撃してしまったミステリー要素が隠されているのでは?と予想します。

ハヤブサで起きるミステリーの根底に、幼少期の太郎(またはミステリー作家・三馬太郎の作品)が絡んでいる…。そんな展開があるかも知れませんね。

第2話の展望 浩喜に罪をなすりつけようとしている人物が…

第2話では、ハヤブサ地区を襲った連続放火事件の犯人が亡くなった山原浩喜ではないかというウワサが集落に流れていきます。

実際に浩喜の人間性に触れて好感を持っていた太郎は、こうした根拠のないウワサが広がっていることに違和感を覚えていきそうです。浩喜に罪をなすりつけたい人物がハヤブサの中にいるのかも知れませんね。

また、第2話では怪しい美女・立木彩が地域おこしの動画制作を通じて作家である太郎と接点を持つことになります。

予告映像では彩が浩喜をかばうかのような発言(=次に火災が起きれば浩喜の無実が証明される)も出ており、太郎と彩という都会出身のクリエイター二人が一連の事件に首を突っ込んでいく可能性があります。

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