「ブギウギ」青森出身の家政婦・大野晶子 俳優・木野花は「あまちゃん」メガネ会計ババアでおなじみ

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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」終盤に青森県出身の俳優・木野花(きの・はな)が出演します。 

木野花が演じる家政婦・大野晶子(おおの・あきこ)はスズ子にとって重要な人物になる可能性がありますので、その人物像などをまとめておきます。

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目次

青森出身のベテラン家政婦・大野晶子

第21週放送では、ロクデナシの芸能雑誌記者・鮫島(みのすけ)の企みによりスズ子(趣里)と茨田りつ子(菊地凛子)の場外バトルが発生していきます。

ちょっとした行き違いから大喧嘩をしてしまうスズ子とりつ子ですが、そこは古くからの戦友である二人。なんだかんだとこの喧嘩をキッカケに、より絆を深めていくことになりそうです。

騒動の謝罪のためにスズ子の家を訪ねたりつ子は、家事子育てと仕事との両立に苦労しているスズ子の姿を目撃すると、ある行動をとることになります。

スズ子の現状を見かねたりつ子は、古くからの知り合いである青森出身のベテラン家政婦・大野晶子(木野花)をスズ子のもとに派遣。突然「今のあなたに必要な方を紹介します」というりつ子からの紹介状を持参してやって来た大野にスズ子は戸惑いますが、勢いに押されて大野を雇うことになり…。

青森出身の俳優・木野花

▷木野花(きの・はな)…青森県出身の76歳の俳優。地元の弘前大学教育学部で美術を学び、卒業後は中学校の美術教師に。その後、職場での人間関係に悩んでいた時期にアングラ演劇の世界に出会い俳優の道に進んでいる。1974年、養成所で出会った仲間たちと「劇団青い鳥」を結成し80年代の演劇ブーム、アングラ演劇ブームの中心的人物に。同劇団退団後は金鳥ゴンの伝説的CMで「亭主元気で留守がいい」のセリフで大きな注目を集めるとともに、長年舞台演劇やテレビドラマ、映画に多数出演し、名脇役として活躍を見せている。

朝ドラは「純情きらり」(鋳物工場の従業員・沢井ウメ役)、「どんど晴れ」(ナレーション担当)、「あまちゃん」(ベテラン海女・長内かつ枝役)に続く出演。「あまちゃん」で演じた北三陸の漁協の海女・かつ枝さんは「メガネ会計ババア」と呼ばれる強烈な個性と温かい東北弁で人気になっている。今回の家政婦・大野晶子役も青森出身という設定であり、木野花の青森弁が聞ける見込み。

出演:能年玲奈、小泉今日子、福士蒼汰、有村架純、宮本信子 ほか
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スズ子と家族のような関係に 大野晶子の過去とは?

家政婦・大野晶子の存在は、頼れる人がおらず孤軍奮闘で子育てをしていたスズ子にとって大きな助けになっていきそうです。

愛子のことを孫のように可愛がり、家事もテキパキと完璧にこなす…。穏やかな人柄とプロフェッショナルな仕事ぶりを見せる大野晶子に対し、スズ子も全幅の信頼を寄せていくことになります。

やがてスズ子は、大野晶子と茨田りつ子の古くからの関係性や、大野晶子がこれまで体験してきた辛い過去などを知ることになります。

茨田りつ子がなぜ自分のところに大野晶子を送り込んできたのか、その意味を知っていくであろうスズ子は、次第に大野晶子を家族同様の存在に感じていくようです。スズ子は早くに母のツヤ(水川あさみ)を亡くしていますので、大野晶子に母親の面影を見いだしていくのかも知れません。

また、スズ子以外に身近に肉親が居ない愛子にとっても、大野晶子との絆はかけがえのないものになっていきそうです。

※スズ子のモデル・笠置シヅ子は、1951年(昭和26年)頃に東京都世田谷区弦巻の閑静な住宅街に大邸宅を建設。本邸の傍らには別邸を建設し、そこに雇い人とその家族や家政婦の女性を住まわせて家のことなどを任せたそうです。また、笠置シヅ子には「趣味が笠置シヅ子」というほどに世話をし、尽くしてくれた付き人も居たとか。

「ブギウギ」でも愛子のためにスズ子が家を建て、そこに家政婦の大野晶子や「ある人物」がお手伝いさんとして雇われることになります。また、山下の甥っ子・柴本タケシ(三浦獠太)が新マネージャーとなり、スズ子を公私にわたり支えていきます。母子二人の母子家庭ではあるものの、スズ子と愛子は多くの人たちに囲まれながら賑やかな生活を送っていきそうです。

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