朝ドラ「ブギウギ」有楽町ガード下の看板に「ヨーソロー」「あかまつ」が登場 懐かしいラヂオ塔も

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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」第19週から登場している東京・有楽町のガード下の町並みの中に、過去の朝ドラで登場した懐かしい店名「ヨーソロー」「あかまつ」の看板が登場。また、昔懐かしい「ラヂオ塔」も街頭に登場しています。

これまでもNHK大阪製作の朝ドラでは、過去作品のオマージュと思われる店名の看板が登場する遊び心が見られていますので、いくつか事例を紹介します。

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目次

有楽町ガード下の「ジャズ喫茶ヨーソロー」「居酒屋あかまつ」「ラヂオ塔」

靴磨きの少年・達彦(蒼昴)が必死に働いている東京・有楽町の国鉄ガード下。戦後に多くの街娼(パンパンガール)たちが集まったという当時の有楽町ガード下の猥雑な雰囲気が屋内セットにより再現されています。

「喜楽マーケット」と名付けられた有楽町ガード下の歓楽街のセットには、居酒屋や喫茶店、ラヂオ塔(※後述)などが見られました。

このうち、スズ子(趣里)らの背後に見えたジャズ喫茶の店名が「ヨーソロー」、赤ちょうちんの居酒屋の店名が「あかまつ」となっており、過去の名作朝ドラに登場した店名へのオマージュだと考えられます。

【追記】第21週では、タナケンとスズ子が映画撮影を行う「条映撮影所」も登場。これは朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に登場した京都の「条映撮影所」をモチーフにした名前と考えられます。

ジャズ喫茶「ヨーソロー」→「べっぴんさん」に登場

ジャズ喫茶「ヨーソロー」は、朝ドラ「べっぴんさん」(NHK大阪・2016年後期)に登場した神戸のお店。

江波杏子(2018年死去)演じる女主人・大村すずが営むジャズ喫茶で、ヒロインのすみれ(芳根京子)やその娘・さくら(井頭愛海)らが集うお店として物語後半にたびたび登場しています。

「ヨーソロー」は航海用語で、船を直進させる際に使われる掛け声(号令)。港町神戸らしい店名でしたね。

「ブギウギ」第90回より。スズ子と山下の背後に「ジャズ喫茶ヨーソロー」の看板。

居酒屋「あかまつ」→「スカーレット」に登場

タイ子(藤間爽子)のことを相談するため、スズ子がおミネ(田中麗奈)を呼び出したガード下の居酒屋「あかまつ」

「あかまつ」といえば、朝ドラ「スカーレット」(NHK大阪・2019年後期)に登場した居酒屋の店名ですね。ヒロイン喜美子(戸田恵梨香)のダメ父・常治(北村一輝)が入り浸っていた地元信楽の居酒屋で、赤松(白井良次)というおじさんが経営していました。

信楽にはアカマツの林があり、古くから信楽焼の燃料として使われてきたことで知られます。

「ブギウギ」第95回より。スズ子がおミネに相談を持ちかけた居酒屋「あかまつ」。

【追記】「条映撮影所」→「カムカムエヴリバディ」に登場

タナケン(生瀬勝久)とスズ子が共演する映画「タナケン福来のドタバタ夫婦喧嘩」の撮影をしている東京の「条映撮影所(じょうえいさつえいじょ)」。

これは朝ドラ「スカーレット」(NHK大阪・2021年後期)で3代目ヒロインの大月ひなた(川栄李奈)が関わった「条映太秦映画村」「条映撮影所」から来ている名前だと考えられます。

過去作にも登場した店名オマージュ 「浮島時計店」「鴨居商店」「大野雑貨店」…

NHK大阪製作の朝ドラでは、過去作に登場した店名などを別作品の町並みの中に登場させる遊び心がたびたび見られます。ざっと前例を挙げてみましょう。

2018年後期放送の「まんぷく」では、ヒロインの夫・立花萬平(長谷川博己)が経営していた「たちばな工房」の隣に「浮島時計」の看板が見られました。

「浮島時計」といえば、「べっぴんさん」(2016年後期)で地元神戸の商店街のご近所さんとして登場していた「浮島時計店」のことですね。

また、2021年後期放送の「カムカムエヴリバディ」では、初代ヒロイン・橘安子(上白石萌音)が生まれ育つ岡山・朝丘町商店街のセットの中に「浮島時計店」「大野雑貨店」「鴨居商店」などの看板が見られました。

「大野雑貨店」は、「スカーレット」(2019年後期)でヒロインの幼なじみ・大野信作(林遣都)の家が営んでいたお店。「鴨居商店」「マッサン」(2014年後期)で主人公・亀山政春(玉山鉄二)が独立前に修行をした商社の名前です。「鴨居商店」はサントリーの前身である「寿屋」がモデルで、大将の鴨居欣次郎役を堤真一が演じていましたね。

他にも事例はあったかと思いますが、手元のメモが不足しているのでこのくらいにしておきます。NHK大阪製作の朝ドラは作品間をまたいだ「オマージュ」がしばしば見られるため、スタジオセットの看板などをじっくりと眺める楽しみがあります。

【余談】街頭ラジオ「ラヂオ塔」も登場

最後に余談となりますが、第95回放送では靴磨きの少年・達彦にショバ代を要求してくる悪ガキたちを退治するおミネの背後にラヂオ塔が登場しています。

「ブギウギ」第95回に登場した有楽町ガード下の「ラヂオ塔」。
著:一幡公平
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ラヂオ塔は、戦前に日本各地で見られた「公衆用聴取施設」で、灯籠のような形をした街頭ラジオのこと。

当時のラジオは高価であり個人で購入出来ない人も多かったため、各地の公園や広場、神社などに塔状の街頭ラジオが設置されました。2023年に放送されたNHKドラマ「アナウンサーたちの戦争」でも街頭にラヂオ塔が登場しています。

かつては日本各地460箇所に設置されたというラヂオ塔ですが、戦後にはその役割を終え、現在は史跡として各地に転々と残るのみ。兵庫県明石市の旧中崎遊園地、石川県小松市の芦城公園内、静岡県静岡市の清水公園内、神奈川県横浜市の野毛山公園などなど、思わぬところにラヂオ塔が残されており、ラヂオ塔めぐりを楽しむ人もいるようです。

▼岡山県岡山市の小さな公園、上伊福西公園にひっそりと残るラヂオ塔。当時の人々の生活に密着していたラヂオ塔ですから、何気ない街角の思わぬ所に残されていたりして面白いです。

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