朝ドラ「あんぱん」辛島健太郎(高橋文哉)のモデルは風間完?カレーパンマン? メイコの想い人に

※本ページのリンクには広告が含まれています。

NHK連続テレビ小説「あんぱん」に登場する嵩の芸術学校時代の同級生・辛島健太郎(からしま・けんたろう)についてまとめます。

高知を訪ねた際にはメイコや朝田家の人たちと仲良くなっていく健太郎。そのキャラクターはカレーパンマンを彷彿させる?あるいはやなせたかしの工芸学校時代の同期生・風間完っぽい?

スポンサーリンク

目次

芸術学校の同級生・辛島健太郎 嵩のルームメイトに

中学校を卒業した嵩(北村匠海)は、のぶ(今田美桜)や伯父の寛(竹野内豊)の助言もあり絵の道へ進むことを決意。一年間の浪人生活の末に東京高等芸術学校図案科に合格し、上京することになります。

嵩はこの学校で個性的な教師・座間晴斗(山寺宏一)や同級生らと出会い、新しい世界を知っていくことになりそうです。

嵩が図案科で特に仲良しになっていくのが、福岡出身の青年・辛島健太郎(高橋文哉)でした。嵩と健太郎は受験の日に出会うと、入学後にはすっかり意気投合。健太郎は東京・大森にある嵩の下宿先に転がり込むと、それ以降二人は一緒に暮らすことになります。

NHKが公表した辛島健太郎の人物紹介文は以下の通り。この文章からもわかる通り、健太郎は嵩にとって、そして朝田家にとって重要な人物になっていきそうです。

嵩の同級生。福岡出身。若い頃に友人がいなかった嵩にとって真の友人となっていく。のぶや朝田家の面々とも関わっていくことになる。

▷高橋文哉(たかはし・ふみや)…埼玉県春日部市出身の24歳の俳優、モデル。男子高生ミスターコン2017でグランプリ獲得。「仮面ライダーゼロワン」で主演を務めて大きな注目を集めると、ドラマ「最愛」「フェルマーの料理(主演)」「伝説の頭 翔(主演)」「ドクターホワイト」「女神の教室〜リーガル青春白書〜」や映画「交換ウソ日記(主演)」 「あの人が消えた(主演)」などに出演。「あんぱん」ヒロインの今田美桜とはドラマ「悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜」で共演(今田美桜が主演。会社の同僚役)。

メイコが恋する?辛島健太郎

辛島健太郎の今後に関して、少しだけネタバレをしておきます。

ある夏休みの日。福岡にいる父親と喧嘩中だった健太郎は里帰りをせず、高知に帰省するという嵩にくっついて御免与町にやってきます(第7週)。

御免与駅では朝田家の三女・メイコ(原菜乃華)が嵩を出迎えてくれるのですが、メイコは嵩から健太郎を紹介されると、次第に健太郎に対して好感を抱いていくことになります。

健太郎の紹介文にあった「のぶや朝田家の面々とも関わっていく」という部分からも、健太郎がメイコや朝田家の人々と親密になっていく展開が予想されます。※ただし健太郎はかなり鈍感で、メイコの気持ちにさっぱり気が付かない様子。

また、戦時中になると嵩は召集され小倉連隊に所属することになりますが、ここで炊事班を担当していた健太郎と再会。二人は中国・福建省の駐屯先で宣撫班として共に時間を過ごすなど、戦争の時代の中でも二人の友情は育まれていきそうです。

▼のぶ、蘭子、メイコの三姉妹はそれぞれドキンちゃん、ロールパンナ、メロンパンナがモデルか。キャラクターイメージカラー(着物の色)が一致しています。メロンパンナ(メイコ)がカレーパンマン(健太郎)に恋をする…、そんな視点でドラマを見るのも楽しいかと思います。

※序盤から名場面がたくさんの「あんぱん」。過去の見逃し動画(NHKオンデマンド)はU-NEXTAmazon プライムビデオでも配信中です。

辛島健太郎=風間完+カレーパンマンがモデル?

▼カレーパンマンっぽい色の服を愛用する辛島健太郎(左)。

辛島健太郎のモデル?① 挿絵画家の風間完

「あんぱん」柳井嵩のモデルになっている漫画家・やなせたかしは、高知県立高知城東中学校を卒業後に東京高等工芸学校図案科(現在の千葉大学工学部総合工学科デザインコース)に進学し、絵やデザインの基礎を学んでいます。

この東京高等工芸学校図案科時代のやなせたかしの同期生には、美人画家や挿絵画家として活躍し菊池寛賞などを受賞した風間完(かざま・かん)がいました。

風間完は美人画や風景画に加え、数々の新聞や雑誌の小説の挿絵を手がけるなど挿絵画家としても活躍。NHKの朝ドラ「おはなはん」(1966年)ではタイトル画を担当するなど、NHKとも縁がある人物です。

この風間完が辛島健太郎のモデルになっている可能性がありそうです(あくまで推測です)。「かざまかん」と「からしまけんたろう」で少しだけ名前も似ているような…?※辛島健太郎は福岡生まれですが、風間完は東京都生まれ。

辛島健太郎のモデル?② カレーパンマン

朝ドラ「あんぱん」の各登場人物たちは「アンパンマン」の各キャラクターたちがモチーフになっていると噂されています。のぶの母・羽多子(江口のりこ)はバタコさんっぽいですし、ヤムおんちゃん(阿部サダヲ)はジャムおじさんそのものですよね。

辛島健太郎は「からしま」という名前とともに、召集が決まった夜に嵩にカレーを振る舞って再会を誓うシーンなどから、カレーパンマンをモチーフにした人物である可能性もあります。

短期で喧嘩っ早い熱血漢であるカレーパンマン。カレーを作るのが得意であり、「空腹の者にはカレーライスを提供する」「カレーが辛いとテンションが上がる」といったキャラクター設定があります。

やなせたかしが書いた詩「カレーパンマン」には以下のような一節があります。どこか嵩が辛島健太郎と共に過ごす芸術学校時代を思わせる詩ですので、引用しておきますね。

ぼくがデザイン科の学生になった頃
学食のカレーをよく食べた
ぼくらはみんなお金がなく
ライスの大盛りを二人前
カレーを二人でわけ
ソースざぶざぶの
ソースカレーライス
なつかしいなぁ
学食のカレー

「やなせたかし全詩集」から引用

▼これ、Amazonで7万円というとんでもない値段が付いているのですが、意外にも近所の図書館に置いてあったりするので、是非一読することをオススメします。やなせたかしの人柄が読み取れます。

著:やなせ たかし
¥70,280 (2025/03/25 18:21時点 | Amazon調べ)

スポンサーリンク

スポンサーリンク

シェアお願いします
目次