朝ドラ「あんぱん」陸軍 小倉連隊の隊員・メンバーまとめ 階級一覧と上下関係も整理

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NHK連続テレビ小説「あんぱん」第11週からは、柳井嵩が九州の小倉連隊(大日本帝国陸軍)に入営し、厳しい軍隊での日々を過ごす様子が描かれていきます。

この記事では、小倉連隊に所属する人物をまとめるとともに、ちょっとわかりずらい各軍人の階級や上下関係をまとめます。襟元の階級章から、各人物の階級が推測できます。

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目次

小倉連隊メンバーの階級一覧 嵩は二等兵、健太郎は一等兵か

まず初めに、嵩が所属する小倉連隊のメンバーの階級、地位(嵩の入営時)をざっと表にまとめてみます。

階級「あんぱん」登場人物
将官(士官)大将
中将
少将
佐官(士官)大佐
中佐(※有賀功)
少佐
尉官(士官)大尉島仙吉
中尉(※貴島勝夫)
少尉週番士官、(※柳井千尋)
准士官准尉(※中隊准尉殿)
下士官曹長
軍曹神野万蔵、粕谷将暉
伍長
兵(兵卒)兵長
上等兵八木信之介、馬場力
一等兵甲田鉄、辛島健太郎
二等兵柳井嵩、今野康太ほか


入営したての新兵(初年兵)である嵩や今野康太(櫻井健人)、目黒新(日高由起刀)、加畑安雄(薄平広樹)らは一番下の二等兵(襟元の階級章は赤地に一つ星)。

※嵩のモデルのやなせたかしは、小倉連隊入営後に幹部候補試験を受けて乙幹に合格、下士官に。最終階級は軍曹。

古参兵で嵩らをいじめる馬場力(板橋駿谷)は襟元の階級章(赤地に三つ星)から上等兵、馬場の横にいる甲田鉄(萩原涼介)は襟元の階級章(赤地に二つ星)から一等兵であることが推測されます。

なぜか周囲から恐れられている八木信之介(妻夫木聡)は馬場と同じ兵卒の上等兵。嵩が所属する「内務班」を率いている怖い班長・神野万蔵(奥野瑛太)は格上である下士官の軍曹です。

また、嵩の学生時代からの親友で小倉連隊の炊事班に所属する辛島健太郎(高橋文哉)は、襟元の階級章(赤地に二つ星)から一等兵であると思われます。嵩よりも一歩先を行っていますね。

後に登場しますが、内務班の様子をたまに見に来るお偉いさんである中隊長の島仙吉(横田栄司)は大尉であり、だいぶ格上のエリート(士官)です。幹部候補生試験当日に嵩を叩き起こした週番士官(松浦慎一郎)は少尉か。

この上下関係や階級を覚えておくと、ドラマでの人間関係がわかりやすいかと思います。

※参考までに、これまで登場した小倉連隊以外の軍人も表の中に追加しておきました(カッコ付きの人物)。

▷中佐の有賀功(下総源太朗)は、のぶが勤務する尋常小学校に講演に来て朝田パンに乾パンを発注した陸軍軍人(第44回)。
▷中尉の貴島勝夫(市川知宏)は、のぶの幼なじみでパン食い競争を提案した海軍軍人「かっちゃん」(第11回)。
▷柳井千尋(中沢元紀)は、第11週で海軍予備学生に志願して海軍少尉になる。さすがエリートの京都帝大生だけあり、いきなり少尉。
▷第51回では、准士官である「中隊准尉殿」から班の新兵がトロいとお叱りを受けた神野軍曹が班員全員をタコ殴りにする様子も。

小倉連隊の主なメンバー、登場人物まとめ

新兵 / 二等兵・柳井嵩(北村匠海)

高知連隊から小倉連隊に転籍してきたばかりの新兵(初年兵)。気が弱く声も小さいため、何かと古参兵たちから目をつけられて理不尽な暴力を振るわれる。

上等兵の八木から「軍人勅諭」を暗記するように命じられたことをキッカケに中隊長の島大尉の目に留まり、陸軍幹部候補生試験を受けることになる。

炊事班 / 一等兵・辛島健太郎(高橋文哉)

嵩の東京高等芸術学校時代からの親友で、嵩よりも一足先に招集をされていた「ケンちゃん」こと辛島健太郎。

福岡出身であることから小倉連隊に入営しており、嵩と再会する。襟元の階級章は「赤地に二つ星」であり、嵩よりも一つ上の一等兵に昇格していると思われる。

小倉連隊では炊事班に所属しており、コン太が美味しそうに食べていたライスカレーも健太郎が作ったもの?

軍曹 班長・神野万蔵(奥野瑛太)

嵩が所属する「内務班」を率いる班長。階級は下士官である軍曹。

中隊准尉から班の新兵がたるんでいることを指摘されると、連帯責任で班員全員をタコ殴りにするなど、中間管理職として厳しく部下たちに接していく。兵卒(上等兵)の八木の言うこと(タメ口)だけはなぜか聞く。

コワモテながら、次第に人間味ある姿を見せていくことに?

上等兵・八木信之介(妻夫木聡)

兵卒でありながら、なぜか周囲から恐れられ一目置かれているインテリの上等兵。大卒のエリートながら幹部候補試験を受けずにいるらしい。厳格な態度で後輩たちに接するが、決して暴力を振るわない。

班長で軍曹の神野万蔵に対してもタメ口を使用しており、嵩は八木が何者なのか疑問を持つ。

新兵いじめを繰り返す馬場らを咎め、嵩を班長の当番に指名するなど、井伏鱒二の詩集を持っていた嵩のことを何かと気にかけていく。

古参兵 / 上等兵・馬場力(板橋駿谷)

嵩ら新兵の教育係を任されている「内務班」の古参兵。襟元の階級章は「赤地に三つ星」であり、上等兵であることが推測される。

先輩であることをいいことに新兵たちに理不尽な暴力を繰り返し、特に嵩に目をつけていじめを繰り返していく。

古参兵 / 一等兵・甲田鉄(萩原亮介)

馬場とつるんで新兵たちをいじめる「内務班」の古参兵。馬場の腰巾着。襟元の階級章は「赤地に二つ星」であり、一等兵か。

夕食時、嵩がよそったライスカレーの芋の数が違うといちゃもんを付ける。

新兵 / 二等兵・今野康太(櫻井健人)

嵩の尋常小学校時代からの同級生で、あだ名は「コン太」。嵩とともに高知連隊から小倉連隊に転籍となり「内務班」に所属。

幼少期から食いしん坊キャラであり、入営後も「ライスカレー」を美味しく食べて「軍隊は天国や」と能天気に発言。この食いしん坊ぶりにより、後の中国遠征で大きな事件を起こすことになる。

新兵 / 二等兵・目黒新(日高由起刀)

嵩と同じ「内務班」に所属する新兵。馬の世話係を一緒にしていた嵩に対し、獰猛な馬の見分け方を教えてあげるなど優しい性格か。「気いつけり」など博多弁らしき言葉を話す。

中学までしか出ておらず軍隊で早く出世して手柄を挙げたいと思っており、嵩とともに幹部候補試験を受ける。

新兵 / 二等兵・加畑安雄(薄平広樹)

嵩と同じ「内務班」に所属する新兵。「馬の世話は訓練よりましったい」と発言するなど、軍隊生活に辟易している様子。

中隊長 大尉・島仙吉(横田栄司)

中隊長で階級は大尉。しばしば「内務班」を見に来るお偉いさん。神野班長いわく「我々にとって父親同然」で、地位は高いが気さくな性格をしている。

「軍人勅諭」をすらすらと暗唱する嵩に目が留まり、陸軍幹部候補生試験に推薦することになる。

週番士官 / 少尉?(松浦慎一郎)

第52回で登場。幹部候補生試験の当日に厩舎で不寝番をして徹夜勉強をした嵩だったが、見事に大寝坊。翌朝に週番士官が嵩を叩き起こし、不届き者!と激怒している。

襟元の階級章(赤二本線に一つ星)から、この週番士官は少尉ではないかと推測される。

軍曹・粕谷将暉(田中俊介)

人物相関図に記載されている軍曹。人物設定などの詳細は不明。

所属、階級不明・田川岩男(濱尾ノリタカ)

小倉連隊が中国・福建省の奥地に出動すると、嵩はそこで幼なじみで元いじめっ子の田川岩男と再会。岩男は小倉連隊ではなく、他の部隊の所属か。

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