朝ドラ「あんぱん」戦争で召集される人物、戦死する人物は誰?

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時代ものの朝ドラにおいて戦争の描写は避けられません。朝ドラ「あんぱん」でもちょうど主人公たちの青春期に戦争の時代がやって来るため、多くの男子たちが召集され、戦地に向かうことになります。

この記事では、すでに公表されている第13週までのあらすじから軍に召集される人物、戦死してしまう人物をまとめます。

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目次

「アンパンマン」誕生のベースに辛い戦争体験

ドラマ「あんぱん」の主人公の一人、柳井嵩(北村匠海)のモデルである漫画家・やなせたかしは軍隊、戦争嫌いで知られます。やなせたかしは戦争の時代に召集されて九州の小倉連隊に所属すると中国に渡っており、軍での生活の中でたくさんの理不尽な思い、辛い思いを経験しています。

この軍隊時代の戦争体験や、実弟を戦争で亡くした辛さ、戦後に一夜にして価値観が転換して「正義」がひっくり返ってしまった不条理さなどから、「アンパンマン」のテーマである「本当の正義とは何か」が生まれたとされます。

このような経緯から、ドラマ「あんぱん」では戦争の時代の虚しさ、理不尽さが丁寧に描かれていきます。愛すべきキャラクターたちのもとに次々に召集令状が届き、多くの男子たちが戦地に向かうことになります。

「あんぱん」召集され出征する人物まとめ

ドラマ「あんぱん」において、召集令状が届き出征する人物は以下の通りです。※今後、さらに増える可能性があります。


▷主人公・柳井嵩(北村匠海)…1941年(第10週)に召集令状が届き、勇猛果敢で知られる小倉連隊に所属。内務班、後に宣撫班に配属される。小倉連隊は出動命令により中国福建省の奥地に向かう。

▷嵩の弟・柳井千尋(中沢元紀)…京都帝国大学で法律を学んでいたが海軍予備学生に志願。海軍少尉になる。爆雷を投下する任務につく。

▷朝田石材店の石工・原豪(細田佳央太)…蘭子の想い人。1938年(第6週)に召集令状が届く。出征前夜に蘭子と結ばれて一夜を過ごし、戦地へと向かう。

▷嵩の学友・辛島健太郎(高橋文哉)…嵩の東京高等芸術学校の学友でルームメイト。1941年(第10週)に召集令状が届き、嵩と同じ小倉連隊に所属。炊事班、後に宣撫班に配属。小倉連隊は出動命令により中国福建省の奥地に向かう。

▷嵩の幼なじみ・田川岩男(濱尾ノリタカ)…嵩とのぶの尋常小学校時代の級友で元いじめっ子。小倉連隊所属の嵩が中国福建省の駐屯地に到着すると、そこで岩男と再会。岩男は現地の少年・リンと仲良しになる。

▷嵩の幼なじみ・今野康太(演者不明)…入隊した嵩は尋常小学校時代の級友「コン太」こと今野康太と再会。ともに小倉連隊に所属。康太は中国福建省で空腹に耐えきれずに民家に押し入り…。

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「あんぱん」戦死してしまう人物は…?

主要な若い男子の多くが出征してしまい、重苦しい雰囲気が続くであろう「あんぱん」。現在のところ、以下の3人が戦死することが判明しています。

また、終戦直前には高知大空襲(1945年7月4日。死者401人)が発生。朝田家の女性たちは命からがら生き延びることになります。

嵩の弟・柳井千尋…爆雷投下の任務に就き戦死

医者の道ではなく、京都帝国大学に進学して法律を学んでいた千尋。しかし、嵩が小倉連隊に入隊してから3年後の1944年(昭和19年)頃になると、千尋は卒業が半年繰り上げになるとともに自ら海軍予備学生に志願し、海軍少尉になっています。

ある日のこと。千尋は小倉連隊に所属していた嵩のもとを訪ね、爆雷を投下する危険な任務につくことになったと報告します(第11週)。嵩は「どうしちゃったんだ」「お前の口から爆雷を投下するなんて聞くたくなかった」と千尋を叱責しますが、千尋は「もう後戻りはできん」と諦めにも似た発言を見せています。

「わしは生きて帰れたら、もう誰にも遠慮はせん。今度こそ、のぶさんをつかまえる」と、のぶへの思いを嵩に打ち明けた千尋。「生きて帰ってこい」という嵩の言葉を受けて5日後に佐世保から駆逐艦に乗り込んだ千尋ですが、これが最後の兄弟の会話になってしまいます。

戦後、中国から復員した嵩は高知の柳井家に戻ると、千尋が戦死したことを伯母の千代子から聞かされ、ただただ立ち尽くしてしまいます(第13週)。

朝田石材店の石工・原豪…蘭子を残して戦死

1938年(昭和13年)の出征前日、「無事もんて(戻って)きたらわしの嫁になってください」と蘭子に伝え、ついに蘭子と結ばれて一夜を共に過ごした若き石工・原豪(第6週)。

「ヤムおんちゃん」こと草吉の「逃げて逃げて逃げ回るんだ。戦争なんていいヤツから死んでいくんだからな」という助言を胸に戦地へと向かった原豪でしたが、1938年(昭和14年)頃になると、豪が戦死したという報せが朝田家に届くことになります(第8週)。

豪が死んだことを知った蘭子は感情をすべて失ってしまい、「誇りに思え」などと愛国精神を強要してくる姉ののぶに強い反発を見せることになります。

幼なじみ・田川岩男…中国の少年・リンに撃たれて死亡

嵩とのぶの御免与尋常小学校時代の同級生で、転校生の嵩をいじめていたガキ大将・田川岩男。

その後、小倉連隊に所属していた嵩は中国・福建省の奥地に駐屯した際に現地で岩男と再会することになります(第11週)。

悪童だった岩男は改心したのか、現地中国の少年・リンと仲良くなっていました。しかしある日、嵩が駐屯地に戻ると岩男がリンに撃たれるという衝撃の事件が発生します(第12週)。

実は岩男はリンの親の敵(かたき)だったようで、親の敵とどんどん仲良くなってしまったリンが良心の呵責に耐えられなくなり、岩男を撃ってしまったようです。

岩男は「リンはようやった…これでえいがや…」という言葉を残し、息を引き取ってしまいます。

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