【オーディション?オファー?】2010年以降の朝ドラ・ヒロイン 決定方法・経緯まとめ

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NHK連続テレビ小説(朝ドラ)のヒロインは、「オーディション」が開催され選抜されるか、またはオーディションを開催せず、女優に「直接オファー」をすることで決められます。

この記事では、2010年代以降の各朝ドラのヒロインが「オーディション」によって選ばれたか、あるいは「オファー」で指名されたのかについてまとめていきます。

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目次

オーディションを実施せず「直接オファー(キャスティング)」

ある程度の出演実績を持ち、確実に役柄にマッチしそうな女優に対して直接出される「オファー(キャスティング)」。井上真央、堀北真希、杏など少し新鮮味には欠けるものの、実力派の女優が揃う。

近年は実績のない若手女優に過大な負担をかけないという意味でも、未知数の女優を選ぶ「オーディション」よりも大物女優の「オファー(キャスティング)」が重視される傾向も。

▽「ゲゲゲの女房」松下奈緒(2010年前期・NHK東京制作)

▽「おひさま」井上真央(2011年前期・NHK東京制作)

▽「梅ちゃん先生」堀北真希(2012年前期・NHK東京制作)

▽「ごちそうさん」杏(2013年後期・NHK大阪制作)

▽「花子とアン」吉高由里子(2014年前期・NHK東京制作)

▽「ひよっこ」有村架純(2017年前期・NHK東京制作)

▽「まんぷく」安藤サクラ(2018年後期・NHK大阪制作)

▽「なつぞら」広瀬すず(2019年前期・NHK東京制作)

▽「スカーレット」戸田恵梨香(2019年後期・NHK大阪制作)

▽「エール」窪田正孝(2019年前期・NHK東京制作)※ヒロインではなく主演
※妻役(実質ヒロイン)の二階堂ふみはオーディションで決定(後述)

▽「おちょやん」杉咲花(2020年後期・NHK大阪制作)

▽「おかえりモネ」清原果耶(2021年前期・NHK東京制作)

▽「カムカムエヴリバディ」深津絵里(2021年後期・NHK大阪制作)※上白石萌音、川栄李奈はオーディションにより決定。

▽「ちむどんどん」黒島結菜(2022年前期・NHK東京制作)

▽「らんまん」神木隆之介(2023年前期・NHK東京制作)※ヒロインではなく主演
※妻役(実質ヒロイン)の浜辺美波も直接オファー。

▽「虎に翼」伊藤沙莉(2024年前期・NHK東京制作)

▽「おむすび」橋本環奈(2024年後期・NHK大阪制作)

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オーディションを実施

実績が乏しい新進の女優にもチャンスが開かれるオーディション。無名だった能年玲奈が「あまちゃん」のヒロインに大抜擢されるなど、フレッシュなヒロインも誕生しやすい。また、オーディションの最終選考で落選してしまった女優がその魅力を買われ、ヒロインの友人役などに配置される例も多い。

▼「てっぱん」瀧本美織(2010年後期・NHK大阪制作)

1,424人の応募者の中から瀧本美織が選出された。

▼「カーネーション」尾野真千子(2011年後期・NHK大阪制作)

1,850人の中から尾野真千子が選ばれる。尾野は当時30歳で、遅咲きでのヒロイン抜擢。

▼「純と愛」夏菜(2012年後期・NHK大阪制作)

2,258人が応募したオーディションにより、夏菜が選ばれた。夏菜はそれまでに二度、朝ドラのオーディションに落選。三度目でつかんだ主役の座だった。

▼「あまちゃん」能年玲奈(2013年前期・NHK東京制作)

NHK東京制作としては4年ぶりとなるオーディション。応募1,953人の中から当時無名の女優・能年玲奈が抜擢され、ハマリ役に。

▼「マッサン」シャーロット(2014年後期・NHK大阪制作)

国内外のオーディションにより約500人の中から米国女優、シャーロット・ケイト・フォックスが選ばれる。25歳~40歳、白人女性(ハーフ、クォーター可)、欧米文化で育った人、歌に自信がある人、などのオーディション参加条件が設けられた。

▼「まれ」土屋太鳳(2015年前期・NHK東京制作)

2,020人がオーディションに参加。最終選考には一子役の清水富美加、陶子役の柊子らも残っていたが、土屋の「チャンスをください!」の懇願が決め手に。

▼「あさが来た」波瑠(2015年後期・NHK大阪制作)

2,590人の中から、波瑠が選ばれる。波瑠は「てっぱん」「純と愛」「あまちゃん」と三度の朝ドラオーディション落選を経験しており、悲願のヒロイン決定。

▼「とと姉ちゃん」高畑充希(2016年前期・NHK東京制作)

オーディションにより決定。高畑充希は、「ごちそうさん」出演を経て、念願のヒロインの大役をゲット。

▼「べっぴんさん」芳根京子(2016年後期・NHK大阪制作)

2,061人の中からオーディションにより決定。オーディションに無類の強さを発揮する「オーディション荒らし」として知られた芳根京子が、「雑巾縫い」の手腕が決め手となり、ついに大役をゲット。

▼「わろてんか」葵わかな(2017年後期・NHK大阪制作)

オーディション参加者2,378人の中から決定。葵わかなの「キュートだけど強い」「笑顔だけど怖い」、そんな二面的な魅力が決め手に。

▼「半分、青い。」永野芽郁(2018年前期・NHK東京制作)

2,366人の中から決定。永野芽郁は、映画「俺物語!!」のヒロインや「カルピスウォーター」のCMなどで知られる新進女優。

▼「エール」二階堂ふみ(2020年前期・NHK東京制作)※妻役

2,802人のオーディション参加者の中から、すでに「西郷どん」などで十分な実績がある二階堂ふみに決定。「エール」は作曲家・古関裕而夫妻をモデルとしたドラマであり、審査では歌のテストもあったとのこと。※主演(夫役)の窪田正孝はオファーによる決定。

▼「カムカムエヴリバディ」上白石萌音、川栄李奈(2021年後期・NHK大阪制作)

3人のヒロインがバトンタッチ形式でつなぐ「カムカムエヴリバディ」。初代ヒロイン・上白石萌音、3代目ヒロイン・川栄李奈は3,061人の中からオーディションで決定。

また、2代目ヒロインを演じる深津絵里はオファーにより決定。

▼「舞いあがれ!」福原遥(2022年後期・NHK大阪制作)

2,545人のオーディション参加者の中から、4次審査までを勝ち抜いた福原遥がヒロインに抜擢。

東大阪と長崎・五島列島を舞台に、パイロットを志すものの挫折して新たな夢を見つけていく物語。

▼「ブギウギ」趣里(2023年後期・NHK大阪制作)

2,471人のオーディション参加者の中から、趣里がヒロイン・花田鈴子役に決定。趣里は俳優の水谷豊・伊藤蘭夫妻の愛娘として知られる。

「ブギウギ」は、昭和の大スター・笠置シズ子をモデルにした波乱万丈の物語。

▼「あんぱん」今田美桜(2025年前期・NHK東京制作)

朝ドラ歴代最多の3,365人の応募者の中から、人気女優の今田美桜がヒロイン・朝田のぶ役に選ばれた。

「あんぱん」は、国民的漫画「アンパンマン」を生み出したやなせたかしと妻の小松暢をモデルとした物語。

▼「ばけばけ」髙石あかり(2025年後期・NHK大阪制作)※妻役

日本研究家で随筆家の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とその妻・小泉セツをモデルにした物語。

オーディションの結果、2892人の中から宮崎県出身の髙石あかりがヒロイン(妻役)に選ばれた。

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