【あさが来た】萬田久子、風吹ジュン、寺島しのぶ 名女優が演じる「三人の母」の性格三者三様

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」。第一週で、今井家・白岡家・眉山家の「三人の母親」が登場し、その三者三様の性格が垣間見えました。

三人の名女優の名演が楽しみな、三人の「母」。この記事では、三者三様であるそれぞれの母親の性格、今後の展開等をまとめます。

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目次

「良妻賢母」今井梨江(寺島しのぶ)

三人の母親の中でも最も「常識人」であり、母性を携えているのが、あさとはつの実母である梨江です。梨江は優秀なビジネスマンである夫を気遣って支え、子供たちにも常に優しい「良妻賢母」。

江戸時代当時、女性には「三従」(父兄に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従う)の考えが浸透しており、梨江もこうした世間の常識を疑わずに生きていました。

梨江は結婚後も二人の娘を心配し、嫁ぎ先にも訪ねるなど古き良き母であり続けます。同時に、あさの成長とともに、「三従」だけではない新しい女性の生き方について考えるようになっていきます。

「かわいらしい天然系?」白岡よの(風吹ジュン)

あさが嫁ぐことになる白岡家の女将。女は商いのことに首を突っ込まず、家のことだけをしていれば良いという考えを持っています。

第一週の初登場時に、よのの「可愛らしい」性格が見てとれました。将来の嫁との初対面にウキウキはしゃいでいたかと思えば、ガニ股歩きのオテンバ・あさを見て幻滅。よのは顔合わせの場で終始不服そうな顔をしていましたが、自身の息子・新次郎のフラフラした態度を今井家に見られてしまうとアチャー、というような顔。

よのは、自分では「白岡家を支えるしっかり者」だと思っているようなのですが、端から見ると、どこか抜けた面を持つ女性のようです。

あさが嫁入りすると、よのは大胆な行動をとるあさをたしなめるのですが、その態度には眉山家の姑・菊ほどの怖さはない模様。このあたりは新次郎のような大らかな息子を育てたお母さんですから、さもありなん、といったところ。

「強烈な名家のプライド」眉山菊(萬田久子)

三人の母の中で最も強烈なキャラクターとなりそうなのが、はつが嫁ぐ山王寺屋の女将・菊です。NHK大阪制作の近作朝ドラでは恒例(?)となっている嫁いびり役(ごちそうさん=キムラ緑子、マッサン=泉ピン子)は、今回は菊が担当しそうです。

菊は大坂一の両替屋・天王寺屋の娘であることに高いプライドを持っており、何でも自分で決めなければ気が済まない性格。入り婿である夫・栄達(辰巳琢郎)の発言を遮り、とにかく自分が自分が、と前に出るタイプです。

初登場時にも、山王寺屋がいかにスゴい両替屋であるかを繰り返し自慢し、「おほっほっほっほほ」と高笑いが止まらず。菊の「何でも自分が」という性格が影響したらしく、息子の惣兵衛は無口で無愛想、そしてひどく神経質な男に育っています。

はつが眉山家に嫁入りすると、菊ははつに厳しく当たるようになります。やがて山王寺屋の経営が立ち行かなくなると、息子の惣兵衛と菊との間にも決定的な亀裂が走り…。

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