NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」に登場する架空の学校「山原高校(やんばるこうこう)」の撮影場所、ロケ地についてまとめます。
山原高校は海に面した抜群のロケーションを誇ります。海が見える校舎のバルコニーで歌子が物思いにふけり、潮風が届く校庭で暢子と正男が徒競走に明け暮れ…。沖縄らしい美しい風景の中で、それぞれの青春の様子が描かれていきます。
暢子、歌子が通う地元の高校「山原高校」
「ちむどんどん」のヒロイン・比嘉暢子(黒島結菜)は、沖縄本島北部「やんばる地方」の出身。物語の前半では、暢子とその妹・歌子(上白石萌歌)が地元の「山原高校」に通い、青春の日々を過ごす姿が描かれていきます。
暢子はこの学校の校庭で陸上部のキャプテン・新城正男(秋元龍太朗)とかけっこの競争をしたり、料理部の助っ人として料理コンテストに出場するなど充実の日々を送ります。一方、内気な歌子は音楽教師・下地響子(片桐はいり)との出会いにより、小さな一歩を踏み出すことになりそうです。
山原高校は目の前に海をのぞむ抜群の立地。山原小中学校は栃木県大田原市にある学校の旧校舎で撮影が行われていましたが、山原高校のシーンに関しては、現地沖縄でのロケが行われています。
▼参考までに追記:劇中に登場した沖縄の3つの学校の撮影地。
・山原小中学校(暢子たちが通った村の学校) → 栃木県大田原市・旧須賀川小学校で撮影。
・山原高校(暢子たちが通った高校) → 沖縄県名護市・美ら島自然学校で撮影。
・名護東小学校(博夫が勤務する名護の小学校) → 千葉県市原市・旧白鳥小学校で撮影。
【NHK連続テレビ小説とと姉ちゃん】
— 栃木県大田原市黒羽町(公式) (@kurobane5807) May 12, 2016
本日NHKで午前8時~8時15分に放送されました「連続テレビ小説とと姉ちゃん」で栃木県大田原市黒羽町旧須賀川小学校が使用されました。#とと姉ちゃん#NHK#高畑充希 pic.twitter.com/qQeyV6Lh5P
山原高校のロケ地は「美ら島自然学校」(旧名護市立嘉陽小学校)
▼「美ら島自然学校」のホームページ。画像をクリックするとリンク先に飛びます。
事前の予告映像などから、山原高校のシーンの撮影は沖縄県名護市嘉陽にある「美ら島自然学校(ちゅらしま しぜんがっこう)」で行われたようです。
「美ら島自然学校」は、一般財団法人 沖縄美ら島財団が運営する学習施設です。2009年に閉校した旧名護市立嘉陽小学校の跡地を活用し、老若男女を問わず新たな学習機会を創出。豊かな自然環境を生かした研究・教育活動の拠点としての役割を担っています。
旧名護市立嘉陽小学校は、2009年に99年の歴史に幕を閉じています。1946年以降の卒業生621名を送り出しています。
校舎からは美しい太平洋が一望!
この施設の最大の特徴は、なんといっても校舎の目の前に広がる美しい太平洋の海でしょう。
校舎の二階ベランダ部分からは、校庭越しにエメラルドグリーンの海(嘉陽ビーチ)が一望。ドラマ内でも上白石萌歌演じる歌子がベランダ部分から「ある光景」(暢子と智にーにーの仲良しぶり?)を目撃し、複雑な表情を浮かべるシーンなどが登場します。
南国らしい雰囲気の校舎を背景に、暢子や歌子の青春時代がさわやかに描かれていきそうです。
▼校舎の目の前には、沖縄本島の中でも美しいと評判の「嘉陽ビーチ」が広がります。ド派手な観光地といった感じではありませんが、穏やかで美しい佇まいが愛されているローカルビーチです。この海を見て育った旧嘉陽小の子供たちが羨ましいですね。
※「沖縄編」では沖縄県名護市のほかに、本部町、今帰仁村、国頭村、大宜味村、東村、うるま市などでも撮影が行われているようです。