NHK土曜ドラマ「ひきこもり先生」主な出演者・キャスト 登場人物まとめ

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2021年放送のNHK土曜ドラマ「ひきこもり先生(シーズン1)」の主な出演者・キャスト、登場人物をまとめます。※記事の後半には2022年放送のシーズン2の追加出演者についても追記しています。

「ひきこもり先生」は、佐藤二朗演じる「元ひきこもりの50歳男」が中学校の不登校教室の非常勤講師となって奮闘する学園ドラマ。さまざまな問題を抱える生徒役として人気子役が多数出演しており、こちらの演技も楽しみです。
※出演者の年齢はドラマ放送当時(シーズン1)のものです。

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目次

シーズン1、2共通の出演者

元ひきこもり「ヤキトリ」・上嶋陽平(佐藤二朗)

38歳の時から11年間の引きこもり生活を経験した「引きこもりサバイバー」。3年前に引きこもりを脱出した後に地域の人達の力を借りて焼き鳥屋「うめ」を開業したものの、接客が上手く出来ず社会復帰は途上のまま。生き別れたままの娘がいる。

ある日、母校である市立梅谷中学校の不登校教室「STEP」の非常勤講師の仕事を依頼されると、「かつて苦しんだ大人」として、苦しんでいる子どもたちに寄り添い始める。生徒からは「ヤキトリ」と呼び捨てにされるが、次第に絆を深めていく。

▷佐藤二朗(さとう・じろう)は、愛知県出身の52歳の俳優、脚本家、映画監督。作家・福田雄一のドラマや映画作品の常連で、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズ、「スーパーサラリーマン左江内氏」、「今日から俺は!!」などに出演。コミカルな役柄を次々に演じている。ドラマ「浦安鉄筋家族」では主演を務めたほか、2021年からレギュラー放送を開始したNHK「歴史探偵」では「所長」としてメインMCを担当。

梅谷中学校の前校長・榊徹三(高橋克典)

市立梅谷中学の校長。不登校の状態にある生徒たちを支援するために、引きこもり当事者だった上嶋に白羽の矢を立て、非常勤講師のオファーを出す。表向きは教育に対するビジョンがあるように見えて、実は出世のために事なかれ主義を貫く人物か。学校内のいじめをもみ消そうとするなど、次第に馬脚を現して…。

※シーズン2では、利重剛が演じる盛岡喜一という人物が梅谷中学校の校長を務めています(後述)。榊元校長は早期退職し行方がわからなくなっていたが、ホームレスの支援団体を手伝っていることが判明。

スクールソーシャルワーカー・磯崎藍子(鈴木保奈美)

問題を抱える生徒を見守り、教師や親と連携しながら解決をはかっていく「スクールソーシャルワーカー」。川藤市の教育委員会に所属し、梅谷中学校に派遣されている。

不登校生徒のための「STEPルーム」の運営に行き詰まる中で、当初は懐疑的だった上嶋の力を借りることになる。

独身であり、シーズン2では上嶋に少し気がある素振りを見せ始めている?

若手教師・深野祥子(佐久間由衣)

校長から不登校教室「STEP」の担任を任されてしまった若手教師。難しい問題を抱えた生徒との向き合い方や教室の運営が上手くいかず、校長の不登校ゼロ宣言を重荷に感じている。良くも悪くも優等生タイプであり、問題を抱えた生徒の心の内にアプローチできない。

▷佐久間由衣(さくま・ゆい)は、神奈川県横須賀市出身の26歳の女優、元モデル。ドラマ「トランジットガールズ」で初主演を果たすと、NHK朝ドラ「ひよっこ」で演じたヒロインの親友役が大きな話題に。「明日の約束」「チア☆ダン」「ニッポンノワール-刑事Yの反乱-」など人気ドラマにも次々出演。

ひきこもり仲間「ヨーダ」・依田浩二(玉置玲央)

上嶋の「引きこもり仲間」の青年・ヨーダこと依田浩二。上嶋とはオンライン上だけでなく、たまに会ったりもする。父との関係にトラウマを抱えており、学校や社会に対し否定的な考えを持っている様子。「ひきこもり先生」となった上嶋を叱咤したり否定したり、負けたと思って引け目を感じたりと感情が忙しい。

シーズン2では素敵な彼女が出来ている。

▷玉置玲央(たまき・れお)は、東京都出身の36歳の俳優、演出家。劇団「柿喰う客」のメンバーとしてほぼ全ての公演に出演を続けるほか、ドラマ「真田丸」「コピーフェイス〜消された私〜」、映画「教誨師」などに出演。2021年現在放送中のNHK朝ドラ「おかえりモネ」東京編でもレギュラー出演。

「ひきこもりカレッジ」事務局長・長嶺幸二(半海一晃)

上嶋の引きこもり時代を支えたサポーター、支援者。「ひきこもりカレッジ」の事務局長。上嶋の非常勤講師就任に対し、当初は否定的な立場をとる。上嶋の焼き鳥屋にたびたび来店し、社会復帰途上の上嶋の良き話し相手になっている。

上嶋の母・上嶋美津子(白石加代子)

年老いた上嶋の母。非常勤講師就任をためらう上嶋を後押しする。少し過保護なところがある?

上嶋の娘・喜多川ゆい(湯本柚子/吉田美佳子)

上嶋と生き別れたままの一人娘・ゆい。上嶋になついていたが、心身のバランスを崩していた当時の上嶋は、娘につらく当たってしまっていた(子役・湯本柚子)。

シーズン2・第3話では、高校生に成長したゆい(吉田美佳子)が登場。上嶋の焼き鳥屋の前まで来るが、父に声をかけられずに立ち去ってしまう。

シーズン2では、就活や今の自分のあり方に苦しむゆいの姿が。必死にバイトをし奨学金で大学に通った気丈なゆいだが、ずっと「苦しい」と言えずにいた思いを父の陽平に吐露。何もかもが嫌になり上嶋家で引きこもってしまう。

教育委員会・西村順子(室井滋)

川藤市の教育委員会で統括指導室長を務める女性・西村順子。梅谷中学校の前校長・榊を新任教師の時代から長年知る人物。榊は西村に対し、不登校ゼロを宣言してしまう。

少し偉そうな雰囲気を醸し出しており、上嶋は西村がちょっと苦手。

教頭先生・菅原裕二(久松信美)

梅谷中学校の教頭。校長の榊に対しておべんちゃらを使う年配の男。

シーズン2でも相変わらず無責任で、修学旅行実施の是非を教諭陣に問われたものの、校長に答えを丸投げしてしまう。

男性教諭・田代恵吾(佐野泰臣)

梅谷中学校3年A組の担任の先生。事なかれ主義。花壇に入り浸る和斗に対して無神経な言葉を投げつける。スクールカーストを利用し、やんちゃな生徒を手なづけて学級運営を円滑に行おうとするセコい男。

シーズン2でも3年A組の担任をしており、ガサツな性格で生徒の心を踏みにじるような言動を見せる。

女性教諭(今藤洋子)

梅谷中学校の中年女性教諭。3年B組の担任。「末盛くん」という生徒の靴の状態に異変を感じた磯崎は、担任であるこの女性教諭に相談をするが反応はいまいち鈍い。

実は生徒思いの先生らしく、シーズン2では大人の都合で中止になった修学旅行を残念に思い、本音では行かせてあげたいと考えている。

教育委員会・高橋福夫(F・ジャパン)

教育委員会のメンバーで、室長の西村順子と行動をともにする坊主頭のぽっちゃり男性。

シーズン2の新たな出演者

生徒・松田篤人(寺田心)

梅谷中学校3年A組の生徒。病気で寝たきりの母・冴子を自宅で介護している「ヤングケアラー」。母が自分のために倒れたと思い込んでおり、介護の責任をすべて自分で背負おうと頑なになっている。

※急成長して別人のようですが、一斉を風靡した子役の寺田心くんが演じています。

篤人の母・松田冴子(高橋由美子)

篤人の母。シングルマザー。病のために寝込んでおり、息子の篤人に介護をしてもらっている。福祉支援が家に介入することで親権を取られてしまうことを恐れている。

※あまりの迫真の演技のために気が付かない方も多いかと思いますが、ドラマ「南くんの恋人」などに出演し「最後のアイドル」と言われたあの高橋由美子が演じています。

生徒・真野みなみ(木村湖音)

梅谷中学校3年A組の生徒。学習に遅れがあるため、STEPルームに所属している。ちぎり絵が得意でその才能を見た上嶋は深く感動するが、クラスメートからは小馬鹿にされており…。

生徒・橋本大輝(柴崎楓雅)

梅谷中学校3年A組のちょっと生意気な男子生徒。センター分けのヘアスタイルで、クラスのやんちゃな男子たちの中心事物、

生徒・村岡みゆ(新井美羽)

梅谷中学校3年A組のちょっと生意気な女子生徒。みなみが描いた絵を破ってしまった女子メンバーの中心人物。
※新井美羽は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」や朝ドラ「わろてんか」で主人公の幼少期を演じた人気子役。

生徒(浅川大治)

梅谷中学校3年A組の男子生徒として、朝ドラ「ちむどんどん」でニーニーこと比嘉賢秀の少年時代を演じた子役・浅川大治も出演。

梅谷中学校の現校長・盛岡喜一(利重剛)

シーズン2の時点で、梅谷中学校の校長をしている人物。教育委員会の顔色を伺う事なかれ主義の人物で、優柔不断な性格をしている。

ヨーダの婚約者・清水はるか(成海璃子)

上嶋の数少ない友人・ヨーダこと依田浩二の婚約者。

ヨーダの父・依田潔(加藤健一)

ヨーダこと依田浩二の父。ひきこもり状態にある浩二のことを頭から否定しており、親子仲は上手く行っていない。ある日突然、浩二が彼女のはるかを連れてきて…。

ホームレス(一本気伸吾)

少年たちに襲撃され火を付けられたホームレスの男性。

ゆいのバイト先の先輩・横田啓子(町田マリー)

ゆいがバイトをしている弁当屋の先輩。やさぐれており、ゆいが奨学金で苦労していると聞いても無関心。

商店会会長・吉田(麿赤兒)

地元の商店会で会長をしている顔役。その発言力と影響力は強く、市会議員の宗形らも一目置いている。

市会議員・宗形(日野陽仁)

生徒たちの修学旅行に反対する市会議員。「生徒のために」などともっともな理由をつけて、自分の意見を押し通そうとする。

PTA会長・野口

市会議員の宗形に同調し、修学旅行の中止を訴えるPTA会長。「いちばん大切なのは生徒」と理由をつけてことなかれ主義を貫く。

ゆいの大学時代の先輩・羽賀タケル(村上純)

ゆいの大学の先輩。ゆいが就職を希望する「産急観光」で働いており、上司に採用を推薦してあげるとそそのかして飲みに誘う。下心で推薦の話をもちかけていたことが判明すると、ゆいは失望をしてしまい…。

シーズン1の生徒、関係者たち

不登校児・堀田奈々(鈴木梨央)

上嶋が生き別れた実娘と重ね合わせていくことになる、中学3年生の不登校生徒。やさぐれてしまった母親との関係がうまく行っておらず、生まれてこなければよかったと思っている。当初、上嶋は非常勤講師就任を「荷が重すぎる」として固辞していたが、奈々と出会ったことで少しずつ考えが変わっていく。

▷鈴木梨央(すずき・りお)は、埼玉県出身の16歳の女優、元子役。「八重の桜」「明日、ママがいない」「お兄ちゃん、ガチャ」「あさが来た」などに出演し、天才子役として脚光を浴びる。2013年には「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマ曲『親と子の「花は咲く」で歌手デビューも。近年では吉田羊と共演する「ポカリスエット」のCMでもおなじみ。

生き物係の生徒・伊藤和斗(二宮慶多)

学校の花壇で日々植物の世話をしている3年生の男子生徒。学校には来ているものの、教室に入らずに花の世話ばかりをしている。自分にいじめの標的が向かないように、言われるがままに堀田奈々をいじめてしまった過去がある。

▷二宮慶多(にのみや・けいた)は、愛媛県出身の14歳の子役。ドラマ「半沢直樹」(第1シリーズ・2013年)で半沢直樹の息子・半沢隆博役で出演したほか、第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した映画「そして父になる」(2013年)でも主人公の息子・野々宮慶多で出演。2019年には映画「WE ARE LITTLE ZOMBIES」主演。ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭で、日本人初となる最優秀男優賞を受賞。

不登校生徒・坂本征二(南出凌嘉)

不登校の状態にある元陸上部の生徒。働けない状態に陥っている無職の父・征一(村上淳)と二人暮らし。ある日、征二がおにぎりを万引きしたという連絡が学校に入り…。

▷南出凌嘉(みなみで・りょうか)は、大阪府出身の15歳の子役。NHK朝ドラ「純と愛」「あさが来た」でいずれもヒロインの結婚相手となる男性の幼少期役を演じたほか、ドラマ「姉ちゃんの恋人」「昭和元禄落語心中」、映画「キングダム」「ファブル」など多数作品に出演の人気子役。

不登校生徒・松山ちひろ(住田萌乃)

STEPルームに通う1年A組の生徒。もじもじと下を向いている。STEPルームにいることを母親が憤慨している。ピアノが得意だったが、母親から才能がないと言われてやめてしまっている。

▷住田萌乃(すみだ・もえの)は、大阪府出身の13歳の子役。朝ドラ「マッサン」でヒロインの娘・エマの幼少期役を演じたほか、「スカーレット」でもヒロインの妹・川原百合子の幼少期役で出演。

不登校生徒・小川和幸(田村継)

STEPルームに通う1年A組の生徒。おかっぱ頭の男子。プロレスが好き。

▷田村継は、「劇団ひまわり」に所属する子役。「捜査会議はリビングで !」(NHK)原井三平役、「シャキーン!」(NHK Eテレ)こどもレポーターなどで出演。朝ドラ「エール」では、幼少期の主人公・裕一をいじめる少年・太郎役で出演。

不登校生徒・田所英雄(水野哲志)

STEPルームに通う2年生の生徒。いがぐり頭に丸メガネ、ぽっちゃりとした体格の男子。

不登校生徒・堀口葵(原涼子)

STEPルームに通う2年生の女子生徒。

不登校生徒・中野祐太(小林楓)

STEPルームに通う2年A組の生徒。恐竜に興味があり、みんなの前でティラノサウルスの模型を披露する。
※当ブログでは当初、中野祐太役のキャストを子役の山時聡真と明記してしまいましたが、山時聡真はいじめっ子の山田弘志役でした。お詫びして訂正します。

▷小林楓(こばやし・かい)は、「なつぞら」「おんな城主直虎」などに出演した子役。

いじめっ子生徒・奥山博喜(中川翼)

第3話から登場予定。山田たちとつるんで花壇を荒らなど、いじめを繰り返す3年A組の生徒。スポーツ万能で、スポーツ推薦の話が来ている。当初は生き物係・伊藤を率先していじめているように見えたが、実は山田たちに操られており…。

いじめっ子生徒・山田弘志(山時聡真)

第3話で登場。花壇を踏みつけるなど生き物係の和斗をいじめる3年A組の生徒。数多く巻き起こる3年A組のいじめの元凶か。

▷山時聡真(さんとき・そうま)は、東京都出身の16歳の子役、俳優。NHK朝ドラ「エール」ではヒロインが開いた音楽教室に通う少年・梅根弘哉役で出演。

2年生・吉村なつき(伊東蒼)

第4話で登場。「学校なんか来なくていい」という発言を聞き、学校に来たくないと深野に相談する2年生の女子生徒。中1の時にクラスメートの「みうちゃん」がいじめられているのを見て見ぬ振りをして以来、葛藤に苦しんでいる。

▷伊東蒼(いとう・あおい)は、埼玉県出身の15歳の子役。ユニマテ所属。6歳で映画「アントキノイノチ〜プロローグ〜 天国への引越し屋」でデビューすると、2016年出演の映画「湯を沸かすほどの熱い愛」で第31回高崎映画祭 最優秀新人女優賞を受賞。「島々清しゃ」で映画初主演。

その他、シーズン1で「STEPルーム」の生徒を演じていると思われる子役たち

渡来るひか、小林楓、升水柚希ら

奈々の母・堀田美紀(嘉門洋子)

第1話で登場。不登校児・堀田奈々の母。シングルマザーとして奈々を育てていたが、生活が荒れ果ててしまい、奈々を苦しめている。

征二の父・坂本征一(村上淳)

第2話で登場。不登校生徒・坂本征二の父で、元タクシードライバー。父子二人暮らしで、現在は無職の状態にあるため貧困状態に陥っている。

征二の母・坂本ユキ(内山理名)

第2話で登場。不登校生徒・坂本征二の母。現在は夫や息子とは別居中で、夜の仕事をしている。家に戻る様子はなく、息子の征二は希望を失いかけている。

ちひろの母(広山詞葉)

第3話で登場。不登校生徒・松山ちひろの母。ド派手な服装で突然STEPルームにやって来て、娘が普通学級に戻れていないことを恥ずかしいと言って憤慨する。

コンビニ店員・ビック(フォンチー)

第3話で登場。ヨーダが憧れているコンビニのアジア系外国人店員。ヨーダは憧れの彼女のために働き始めようと決意するが…。

「うめ」の常連客・頼子(北斗晶)

第1話で登場。上嶋が経営する居酒屋「うめ」の常連客の女性。不器用な接客をする上嶋を寛大に見守っている。

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