NHK連続テレビ小説「ひよっこ」9月16日(土)放送(第144回)で、早苗がみね子に対し「部屋割りの変更」を提案するシーンがありました。
この記事では、あかね荘の見取り図を作成するとともに、それぞれの部屋の住人の推移(部屋割り)をまとめてみます。
みね子と世津子が同じ部屋で暮らすことに
9月16日(土)の放送では、早苗(シシド・カフカ)の提案により、愛子の部屋で暮らしていた世津子(菅野美穂)がみね子(有村架純)の部屋に移ることになる経緯が描かれました。
早苗は、世津子が愛子と同部屋で暮らしていることを世津子の精神面にとって良いこととしながらも、結果的にそれが世津子とみね子がしっかり向き合う機会を奪っていると判断。バー・月時計にみね子、愛子、世津子を呼び出し、部屋割りの変更を提案したのです。
参考までに、あかね荘の簡単な見取り図、部屋割りをつくりました。この見取り図は、6月9日放送(第59回)で紹介された図をもとに作成しました。
あかね荘1階見取り図
1号室(早苗)
一階の貸部屋は「1号室」のみ。早苗は以前、水道の蛇口をしっかり閉めないとうるさくて眠れないと怒っていましたが、これは共同炊事場が隣りにあるためでしょう。
共同炊事場
あかね荘は風呂なし・トイレ共同・キッチン共同の物件。料理をつくり、歯を磨く共同炊事場はみんなが集まる社交の場。
管理人室
管理人の富が常駐する部屋。管理人室の窓口は玄関、階段の目の前にあり、住人の出入りの様子が把握出来るようになっています。
トイレ
劇中で触れられることはありませんが、共同トイレは階段下にあるようです。
玄関
管理人室窓口の横には一応エントランスらしき入口があるのですが、住人たちはすずふり亭裏庭へと出られる裏口から出入りすることが多いようです。
あかね荘2階見取り図
2号室(空室)
階段を上ってすぐにある2号室は、基本的に空き部屋になっています。叔父の宗男がビートルズ来日に向けて上京した際にこの部屋を借りたほか、世津子があかね荘に逃げ込んだ最初の夜には、この部屋で女子五人(愛子、世津子、早苗、みね子、時子)で雑魚寝をしています。
※最終週ではこの部屋に豊子、澄子が住むことに。
3号室(漫画家二人)
3号室は、長年漫画家二人(祐二、啓輔)が使用している部屋。
5号室(ヒデ→みね子)
現在はみね子が住み、一時期は時子も転がり込んでいた5号室。時子が転出後、世津子がこの部屋に移ってくることに。
なお、5号室はみね子が住む以前にはヒデが住んでいましたが、酔っぱらった元治がしょっちゅうやって来て騒ぐため、ヒデは逃げるように退去しています。
6号室(島谷→愛子)
かつては島谷が住んだ6号室。壁越しに隣室・5号室のみね子に向けてノックをして、愛を確かめ合いました。
島谷退出後の6号室には愛子が転がり込み、その後世津子もこの部屋に同居していました。