NHKドラマ「今ここにある危機とぼくの好感度について」で主人公が働くことになる架空の大学「帝都大学」のキャンパスのシーンなどの撮影地、ロケ地についてまとめます。
正門、1号館などの外観は「日本大学文理学部」
▼予告編(1:13〜)にも日大文理学部の1号館が登場しています。
【#今ここにある危機とぼくの好感度について】
4月24日(土)夜9時から新番組がスタート!名門大学の広報マン・神崎真(#松坂桃李)に次々と降りかかる不祥事対応の嵐!「カーネーション」の脚本家・ #渡辺あや が現代社会を斬るブラックコメディー!https://t.co/zfYQ0MnGAf#鈴木杏 #國村隼 #松重豊 pic.twitter.com/UgMj8vZgiv
— NHKドラマ (@nhk_dramas) April 16, 2021
主人公・神崎真(松坂桃李)が働くことになる帝都大学キャンパスの正門周辺、1号館(号外が配られている後ろに見える校舎)の撮影は、東京都世田谷区にある日本大学文理学部などで撮影が行われています。渡辺いっけいと松坂桃李が歩く廊下のシーンなども、この1号館内での撮影と思われます。
※詳細は不明ですが、他に城西大学での撮影も行われているようです。
▼日本大学文理学部の1号館周辺(※このGoogleストリートビュー撮影は2014年であり、その後1号館の正面部分が少しだけ改修されているようです)。この校舎の前に帝都大学創始者と思われる「本庄健三郎像」なるセットが置かれ、神崎真が自撮りをしています。
▼後輩の三木谷准教授(岩井勇気)と久しぶりに再会したカフェテラスの撮影も、日大文理学部内の学食(おそらく「食堂チェリー」)で行われたようです。
大学の記念講演会場は上野・国立科学博物館
第3話で、ネットジャーナリストの浜田剛志が帝都大学の記念講演を行った建物。東京の上野恩賜公園内にある国立科学博物館で撮影が行われています。
キャンパス内のシーンは城西大学坂戸キャンパスでも
第4話の予告編では、神崎が城西大学坂戸キャンパスの清光会館付近を歩く姿が確認できます。城西大学では他のシーンの撮影も行われているようです。
大学講堂は「自由学園明日館」
第1話において、帝都大学の講堂らしき場所で開かれる「広報担当者会議」。教授陣が集まり理事を前に様々な業務事項の承認を行うという形式的な会議ですが、正論ばかりを繰り広げる室田教授(高橋和也)が理事たちに噛みつきます。
この担当者会議のシーンは、東京都豊島区にある自由学園明日館(じゆうがくえん・みょうにちかん)で撮影が行われています。自由学園明日館は、アメリカの名建築家・フランク・ロイド・ライトの設計により1921年(大正10)に建築されています。
【自由学園講堂】
1927年竣工の国重要文化財。ライトの弟子、遠藤新の設計。窓周りの意匠など、基本的に明日館と調和を取った形になっている。光の具合で表情を変える漆喰壁が見事。1つの椅子に6人の生徒が座っていたらしく、当時の生徒たちの小柄さが伝わる。#近代建築 #東京都豊島区 pic.twitter.com/BXENWNSAz2— 井和田トビ (@yamaishipenguin) April 17, 2021
新聞部部室、稀少生物研究センターは「国立天文台」(三鷹市)
帝都大学新聞部部室の外観撮影は、東京都三鷹市大沢にある国立天文台の敷地内にある「第一赤道儀室」(登録有形文化財)で行われたようです。
また、第4話に登場した帝都大学稀少生物研究センターの敷地内のシーンも、国立天文台での撮影のようです。
▼松坂桃李がこの「第一赤道儀室」の建物に入るところまでは現地で撮影されていますが、その後の部室内のシーンは恐らくスタジオ撮影と思われます。
【施設公開】第一赤道儀室は1921年に完成した #国立天文台 三鷹キャンパスで最も古い観測用建物です。現在は係員による太陽観察会を実施しており、晴れていれば太陽表面の黒点を観察できます。三鷹キャンパスは午前10時から午後5時まで、見学コース内での自由見学が可能です。 https://t.co/fM4JFkaBde pic.twitter.com/ZnbKLvfzyC
— 国立天文台 (@prcnaoj) February 7, 2019