TBS系金曜ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(主演・広瀬すず)の主な撮影場所、ロケ地をまとめます。
東京の下町を中心に、関東各地で撮影が行われているようです。
各話共通のロケ地
心麦が住む川沿いのアパート外観…集合住宅「シュプリーム」(東京都江戸川区)で撮影
実家が火事になり父を失った心麦(広瀬すず)が新たに一人暮らしを始めた川沿いのアパート。心麦は東京東部の下町で暮らしているという設定。
▷東京都江戸川区東小岩1-10にあるアパート「シュプリーム」で外観を撮影。江戸川沿いにある3階建ての新し目のアパートで、背後には東京スカイツリーも見える。
波佐見・松風法律事務所が入るオフィスビル…「ザ・パークレックス日本橋馬喰町」(東京都中央区)で撮影
父からの手紙により心麦が頼ることになる弁護士・松風義輝(松山ケンイチ)とパートナーの波佐見幸信(森崎ウィン)が共同経営する「波佐見・松風法律事務所」が入る、おしゃれなオフィスビル。
▷東京都中央区日本橋馬喰町2-7にあるオフィスビル「ザ・パークレックス日本橋馬喰町」で撮影。この向かいには松風が行きつけにしている立ち食い蕎麦屋「ふじた」がある。
松風行きつけの立ち食い蕎麦屋…立ち食い蕎麦「ふじた」(東京都中央区)で撮影
弁護士の松風が足繁く通う?事務所近くの昔ながらの立ち食い蕎麦屋。波佐見・松風法律事務所の向かいにある。
▷東京都中央区日本橋馬喰町2-5-9にある立ち食い蕎麦屋「ふじた」で撮影。5人も入れば満席になる昔ながらの立ち食い蕎麦屋で、かき揚げそばや春菊天そばが400円前後で食べられる人気店。
警視庁東賀山警察署…船橋市役所(千葉県船橋市)で撮影
山下春生(リリー・フランキー)殺人事件の捜査本部が置かれている「警視庁東賀山警察署」。春生の捜査一課時代の部下だった赤沢正(藤本隆宏)らが事件の捜査にあたっており、心麦はたびたびこの警察署を訪ねることに。
▷千葉県船橋市湊町2-10-25にある船橋市役所で撮影。船橋市ではふなばしロケーションズ「ふなロケ」が中心となりドラマや映画のロケ地斡旋を積極的に行っており、特徴的な外観で知られる船橋市役所もNHKドラマ「育休刑事」など映像作品のロケ地となっている。
遠藤友哉が歩く樹海のシーン、イメージ映像…静岡県裾野市・富士山東麓で撮影?
エンディング映像などで象徴的に流れている、鬱蒼とした樹海らしき森のイメージ映像。
第2話の予告映像では春生殺害容疑者の遠藤友哉(成田凌)が樹海を歩くシーンや、心麦が「クジャクのいるジャングルまで連れて行ってくれるんですよね」と発言するシーンなどが登場しており、樹海が物語上大きな意味を持ってくる?
▷撮影協力のクレジットに「静岡県裾野市」の名前があることから、樹海の映像は富士山東麓で撮影されたのではないかと予想します。裾野市ではドラマ「ペンディングトレイン」や映画「樹海村」など樹海を用いたロケが盛んに行われています。
第1話・主なロケ地
心麦と春生親子が通うラーメン屋台…北十間川・源森橋(東京都墨田区)で撮影
生前の春生(リリー・フランキー)と心麦が通っていた染田進(酒井敏也)が営むラーメン屋台。橋の上で営業しており、背後には東京スカイツリーや東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)の高架橋が見える。火災で父を亡くした心麦は再びこの屋台を訪ねると、店主の染田進から重要な手紙を渡されている。
※第1話のクレジットにラーメン監修として「ウェスティンホテル東京 龍天門」の記載あり。撮影現場では広瀬すずや松山ケンイチが撮影の小道具であるラーメンを美味しそうに食べていたそうです。
▷東京都墨田区吾妻橋・向島にある源森橋の橋の上で撮影。東武伊勢崎線の高架越しに東京スカイツリーを撮影出来る人気撮影スポット。
サークルの飲み会の会場(路上)…サンケエビル前(東京都豊島区)で撮影
春生が火事で亡くなった夜、心麦が参加した大学サークルの飲み会が開催されていた場所。飲み会のあとにこのビルの前で歓談していた心麦は、友人のありさ(清乃あさ姫)から二次会に誘われるが父が待っているとして途中で帰宅している。
▷東京都豊島区東池袋1-22-5にある雑居ビル「サンケエビル」前で撮影。背後には「東京豚骨拉麺 ばんから 池袋東口店」や「ファミリーマート サンシャイン通り南店」の看板が見えた。
心麦の実家の最寄り駅…東武伊勢崎線・小菅駅(東京都足立区)で撮影
大学サークルの飲み会の後、心麦が帰ってきた実家の最寄り駅。心麦は改札を抜けると駅前高架下にある「東武ストア」の前で迎えに来るはずの春生にラインを送るが、返答が来ずに不思議に思う。
▷東京都足立区足立2丁目にある東武伊勢崎線・小菅駅で撮影。心麦が春生を待ったのは「東武ストア 小菅店」の入口前。
心麦の実家、駅からの帰路…神奈川県高座郡寒川町一帯で撮影
小菅駅に降り立ったものの春生が迎えに来なかったため、心麦が一人で実家へと向かった帰路。道中で心麦は消防車と救急車のけたたましいサイレンを聞き、自分の家の方角で火事が起きていることに気がつく。
▷神奈川県高座郡寒川町一之宮5丁目、大曲3丁目などで撮影。第1話の撮影協力のクレジットに「茅ヶ崎市消防本部」とありましたので、「茅ヶ崎市消防本部」が火災のシーンの撮影協力を行っていると思われます。
▼心麦が消防車や救急車を見かけたのは、寒川町一之宮5丁目16付近。首都高中央連絡自動車道の高架下を走る県道47号線で、心麦の視線の先には「ハヤトエンプラ倉庫」の看板が見えた。
▼火災がおきた心麦の実家はこの家か。寒川町大曲3丁目の住宅。
春生春生の葬儀、火葬が行われた斎場…「東京博善 町屋斎場」(東京都荒川区)で撮影
火災で亡くなった春生の火葬、葬儀が行われた都内の斎場。心麦はこの斎場で伯母の木村夏美(原日出子)や赤沢夫妻(藤本隆宏、西田尚美)らと会話をしていたが、口うるさい伯母に対して反発心のような言動も見せている。
▷東京都荒川区町屋1丁目23-4にある「東京博善 町屋斎場」で撮影。東京博善は100年以上の火葬の歴史を持ち、都内の多くの火葬を取り扱う大手。春生の葬儀が行われたのは町屋斎場の式場「雪1」。
心麦を乗せたタクシーが走った首都高…首都高速中央環状線・小菅付近で撮影
春生の葬儀を終えた心麦と伯母の木村夏美(原日出子)を乗せたタクシーが走った川沿いの首都高速道路の高架橋。
▷東京都足立区小菅1丁目、葛飾区堀切4丁目の境界付近・綾瀬川沿いを走る首都高速中央環状線で撮影。高速道路の脇にはミヨシ油脂㈱ 東京工場や綾瀬排水機場などの建物が見えた。
心麦と松風が語った川沿いの公園…千住大川端公園・千住汐入大橋付近(東京都足立区)で撮影
心麦と松風が語り合った川沿いの親水公園。心麦は父・春生からの「手紙」を川に投げ捨てようとしたところを通りかかった松風に止められ、その後語り合っている。この場所は幼少期の心麦と春生の思い出の場所でもある。
▷東京都足立区千住曙町にある「千住大川端公園」の千住汐入大橋付近で撮影。