大河ドラマ「真田丸」信繁息子・真田大助の運命とは 演じる俳優・浦上晟周の演技にも注目集まる

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NHK大河ドラマ「真田丸」の第39話から登場している真田大助役・浦上晟周(うらがみ・せいしゅう)の演技がなかなか好評のようです。

この記事では、真田大助という人物についてまとめるとともに、演じる俳優・浦上晟周のプロフィールなどもまとめてみます。

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目次

九度山で生まれ育ち、運命の大坂城へ

真田大助は、真田信繁と正室・竹林院(大谷吉継の娘。ドラマでは春=松岡茉優=として登場)の長男として生まれています。「大助」は通称であり、名将として知られた祖父「真田昌幸」を逆さにした名前である「真田幸昌(さなだ・ゆきまさ)」の名でも知られます。

大助は信繁が九度山に蟄居していた時期に生まれ、慶長19年(1614年)に信繁が九度山を脱出する際には行動をともにし、大坂城に入城しています(この様子は10月16日放送・真田丸第41話「入城」で描かれます)。

秀頼に殉じ、後世で美談として語られる

大阪の陣では父とともに豊臣軍に参戦。夏の陣・道明寺の戦いで活躍しますが手負いとなり、大坂城で秀頼を見届けるように父・信繁から命じられ前線から撤退。大坂城に戻っています。

その後に大坂城が落城すると、まだ若く、豊臣に特別な恩顧を受けたわけではない(もちろん真田家、ならびに信繁嫡男としての想いはあったでしょう)大助は周囲から脱出を勧められます。しかし大助はこれを拒否。自らの遺志で大坂城に残って豊臣秀頼の切腹に殉じ、若くしてその命を終えています(死亡時、13歳から16歳まで諸説あり)。

大助の殉死は後世において美談として語られており、秀頼自害の地には秀頼、淀殿、大野治長と並び、大助の名が刻まれています。

温和な青年が武士に成長する物語

ドラマ「真田丸」の大助は戦のない九度山で生まれ、大人しく温和な青年へと成長しています(高梨内記に碁で敗れしょんぼりしたり、ネガティブな面も?)。

今後大助は、直接世話になったわけではない豊臣家のために殉ずることになるわけですが、農村に生まれたごく普通の青年が「武士」へと成長していく過程を、俳優の浦上晟周が好演しています。

俳優・浦上晟周とは 子役時代に櫻井翔が称賛

幼いような落ち着いているような、大助の不思議な魅力を醸し出している浦上晟周は、東京都出身、1999年11月生まれの16歳(※ドラマ放送当時)。「真田丸」では信繁を演じる堺雅人(172cm)との身長差が見てとれましたが、浦上晟周は自身の身長を157cmと公表しています(2016年10月現在)。

芸能事務所「アミューズ」に所属し、2009年頃から子役としてテレビに登場するようになり、テレビ朝日「ボーイズ・オン・ザ・ラン」(2012年・宍戸修役)、「ハガネの女 season2」(2011年・真壁友喜役)、フジテレビ「家族ゲーム」(2013年・沼田茂之役)、日本テレビ「○○妻」(2015年・河西大輝役)などのドラマにレギュラー出演をしています。

中でも、13歳の時に300人のオーディションを勝ち抜いて出演した「家族ゲーム」では、共演した嵐の櫻井翔に「とんでもない優等生が現れた」と、そのしっかりとした俳優ぶり絶賛されています。

映画にも、戸田恵梨香主演の「エイプリルフールズ」に登校拒否の中学生・野沢遥人役で出演し、 2017年1月公開の映画「恋妻家宮本」にも出演。真田丸の出演により、今後、一躍顔が売れていきそうです。

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