【青天を衝け・撮影ロケ地】栄一が千代に告白した血洗島の神社 埼玉県嵐山町の鎌形八幡神社

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NHK大河ドラマ「青天を衝け」に登場している血洗島の神社の撮影ロケ地、モデルとなっている神社についてまとめます。

神社のシーンは、埼玉県比企郡嵐山町の「鎌形八幡神社」で撮影が行われているようです。

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目次

栄一が千代にプロポーズした神社

「青天を衝け」第7話では、従兄の尾高惇忠と信州への旅に出た栄一が、「内山峡」(現在の長野県佐久市)の風景に圧倒され、大きな決意を抱く場面が描かれました。

「青天を衝け」のドラマタイトルの由来ともなった「巡信紀詩(内山峡之詩)」を詠んだ栄一は、自分が本当に必要とするのは千代だということに気が付くと、血洗島の神社で千代に愛の告白(プロポーズ)を行っています。

大河ドラマ「青天を衝け」タイトルの意味と由来「巡信紀詩・内山峡之詩」とは

撮影ロケ地は埼玉県嵐山町の「鎌形八幡神社」

栄一や千代にとって大切な場所である血洗島の神社。この神社のシーンの撮影は、埼玉県比企郡嵐山町にある鎌形八幡神社で行われているようです。

ドラマ内では複数回この神社が登場し、印象的なシーンとなっています。

▼旅から帰った栄一はこの階段を駆け下り、「お千代、俺はお前が欲しい」と告白をしています。

▼告白後、二人はこの手水舎の前で見つめ合っていましたね。

モデルは血洗島の鎮守・諏訪神社

「青天を衝け」の劇中でたびたび登場する血洗島の神社のシーン。

前述のように撮影は嵐山町の鎌形八幡神社で行われていますが、この「血洗島の神社」は、栄一らが実際に遊び回ったり獅子舞を舞ったりしたという血洗島の鎮守・諏訪神社がモデルになっていると考えられます。

諏訪神社の現在の拝殿は、栄一が寄進をしています。また、栄一は晩年になっても祭りの日には血洗島に帰郷し、諏訪神社の獅子舞を楽しんだとのことで、栄一にとって諏訪神社はかけがえのない場所だったのでしょう。

▼栄一の生家・中の家のすぐ近所にある諏訪神社。

栄一のプロポーズはフィクションか

第7話で描かれた「お前が欲しい」という栄一のプロポーズですが、これはドラマ上のフィクションと考えられます。

栄一は19歳の頃に尊皇攘夷の思想にのめり込み、これを心配した父・市郎右衛門が気心の知れた従妹・千代を嫁にとらせています。

市郎右衛門は、栄一が結婚をすれば少しは現実の生活に目覚め、家業に精を出してくれると考えたようです。しかし栄一は結婚後も千代を血洗島に置いたまま江戸、京などを転々と飛び回って帰らず、千代はずいぶんと寂しい思いをしたようです。

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