いいともで語った「寂しさ論」タモリの人生は名言の宝庫

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日本の芸能界でもトップクラスの芸人でありながら、マイペースを貫き飄々と生きているように見えるタモリ。

しかしその表の顔とは裏腹に、時折タモリが見せる人生哲学は、独り葛藤し悩み続けて来た男だからこそと思える深みを帯びています。

2014年3月11日のフジテレビ系「笑っていいとも」では、そんなタモリの素の部分が垣間見られました。

SMAPの中居正広から「寂しい時はあるか」という質問が出ると、タモリは「寂しい時があるかって聞かれたら全部寂しいんじゃないの??」と意外な答え。

タモリ曰く、人間は基本的に寂しいものであり、それ故、寂しいという感情は当たり前のことだそう。更に「寂しくないと思うのは異常じゃないか」と持論を展開。

特に散歩をしている時に言い知れぬ寂しさが襲ってくるとのことで、タモリは「世の中が全部イヤになる感じがする」とまで発言していました。

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寂しさを打ち消す友人・仕事・趣味

ブラタモリ、タモリ倶楽部等に出演している時のタモリは、趣味でもある散歩や街歩きをとても楽しんでいる印象があります。しかし、仕事も順調で周囲の友人知人に恵まれるタモリでさえ、ふとした瞬間に孤独感や無常観を感じてしまうようです。

タモリは「そうした寂しさを打ち消すために人々は友人を作ってみたり仕事に打ち込んでみたりするのではないか?」と考えているようです。この考え方には多くのネットユーザーが共感の声を寄せていました。

タモリ名言は味わい深い

タモリは過去にも以下のような発言をしています。

・人生とは後悔する為に過ごすものである。

・人間って「自分がいかに下らない人間か」ということを思い知ることで、スーッと楽にもなれるんじゃないかな。

・いまだに何かをわかったわけでもなく、 ただ迷いつつ手探りでやり続けております。

・節操なんつうのはない方がいいですよ。 節操を持ってるとね、やっぱ心が自由にならないからね。

・ストレスはね、発散することはできません。溜まる一方だからストレスを忘れるしかない。

こうした発言を踏まえると、タモリが画面上で飄々としているのは決して生まれ持った性質ではないと感じます。タモリなりに世間や社会との折り合いを付け、その中でいかに楽しく生きて行くかという処世術のようなものが、今のタモリの姿を作り上げているのかも知れません。

そして、そうした試行錯誤の末のタモリの現在の姿は、とても魅力的に思えます。

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