NHK連続テレビ小説「エール」で、柴咲コウ演じる世界的オペラ歌手・双浦環が歌を歌った「豊橋の教会」の撮影ロケ地についてまとめます。
この教会での歌唱シーンは、主人公夫婦の後の人生につながる重要なもの。美しい建物の中で、印象的なシーンが撮影されています。
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・【エール】川俣の教会 撮影ロケ地は「聖公会 福島聖ステパノ教会」(福島市)
双浦環と出会う豊橋の教会
豊橋の教会が登場するのは、第2週(第6回)のこと。豊橋の教会で行われる琴の発表会に遅刻してしまった音は、その教会でオペラ曲「私のお父さん(O mio babbino caro)」を歌う世界的オペラ歌手・双浦環に出会います。
美しい教会で人々を魅了する環の歌声に音は感動し、音は自分も歌が上手くなりたいという夢を持つことになります。
・【エール】柴咲コウ(双浦環)が教会で歌うオペラ曲「私のお父さん(O mio babbino caro)」
撮影ロケ地は「聖ヨハネ教会堂」
1丁目の聖ヨハネ教会堂では、特別ガイドを開催中なのだ!!#明治村 への移築時に定礎石の中から見つかった資料を特別公開している他、クラウドファンディングで甦った #リードオルガン に触れて頂けるのだ!!
残り期間は後わずか。お見逃しなくなのだ!!#オルガン#協会#近代建築 pic.twitter.com/pfIWrdzRww— 明治村【公式】ฅ^•ω•^ฅ (@meijimura_pr) December 23, 2019
柴咲コウ演じる双浦環が歌を披露した「豊橋の教会」のシーンは、愛知県犬山市の「博物館明治村」に移築保存されている「聖ヨハネ教会堂」で撮影が行われました。「博物館明治村」には数多くの洋館が保存されており、たびたび朝ドラの撮影に使われていますね。
「聖ヨハネ教会堂」は、1907年(明治40年)に京都市下京区河原町通五條に建てられた建築。プロテスタントの一派・日本聖公会の京都五條教会として建てられました。
中世ヨーロッパのロマネスク様式を基調にしたゴシック様式を配した華やかな外観が魅力的で、一階は日曜学校や幼稚園に、二階は会堂として使われていました。設計はアメリカ人宣教師で建築家だったガーディナーによります。
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