【エール】柴咲コウ(双浦環)が教会で歌うオペラ曲「私のお父さん(O mio babbino caro)」

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NHK連続テレビ小説「エール」で柴咲コウ演じる世界的オペラ歌手・双浦環が教会で歌うオペラ曲「私のお父さん(O mio babbino caro)」についてまとめます。

柴咲コウ演じる世界的オペラ歌手・双浦環が教会で歌うシーンは、恐らく第2週で登場しそうです。

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目次

音に衝撃を与えるオペラ歌手・双浦環の「私のお父さん」

父・関安隆(光石研)とともに豊橋の教会に行った少女・音(清水香帆)は、オペラ歌手・双浦環(柴咲コウ)が美しく歌う姿に遭遇します。

この時双浦環が歌っていた曲は、歌劇「ジャンニ・スキッキ」(Gianni Schicchi)の劇中歌「私のお父さん(O mio babbino caro)」

音はこの双浦環の歌に衝撃を受け、歌手を目指すという夢に目覚めていきます。

▼双浦環は、世界で活躍した実在のオペラ歌手・三浦環がモデル。双浦環は今後も物語に関わっていきます。
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▼柴咲コウが歌った美しい教会の撮影ロケ地はこちら。
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▼Youtube動画:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」。

▷大河ドラマ「おんな城主 直虎」をはじめ、映画、ドラマで多数主演を務めるなど女優として輝かし実績を持つ柴咲コウ(しばさき・こう)。歌手としても才能を見せており、「RUI」名義で発売した「月のしずく」(2003年)が100万枚超えのミリオンヒット。「かたち あるもの」(2004年)も60万枚超えのヒット。

遺産を巡る喜劇「ジャンニ・スキッキ」

「私のお父さん」は、イタリアの作曲家・ジャコモ・プッチーニ(1858-1924)が作曲した歌劇「ジャンニ・スキッキ」で歌われるアリア。

「ジャンニ・スキッキ」はイタリア・トスカーナ地方のフィレンツェを舞台とした喜劇で、大富豪・ブオーゾの莫大な遺産を巡る親族たちのドタバタ、それに、ブオーゾの甥っ子である青年・リヌッチョと、彼と恋仲である若き娘・ラウレッタの姿などが描かれます。

ブオーゾの残した遺言状に、莫大な遺産すべてを修道院に寄付するという内容が書かれていることが発覚すると、ラウレッタとの結婚のために持参金が必要だったリヌッチョ、それに強欲な親族たちは大混乱。

そこで、ラウレッタの父であるジャンニ・スキッキが娘からの強い要望もあり、一芝居打つことになります。ジャンニ・スキッキは亡くなったブオーゾに扮してベッドに潜り、呼びつけた公証人に対し「でっちあげ」の遺言内容を口述するのですが…。

ラウレッタが歌うアリア「私のお父さん」

柴咲コウが歌った「私のお父さん(O mio babbino caro)」は、ラウレッタが父・ジャンニ・スキッキに対し、「お父さん、もしリヌッチョと結婚できないなら、私、ポンテ・ヴェッキオ(ヴェッキオ橋)からアルノ川に身投げしてしまうから!」と訴える(脅す?)という曲です。

その歌詞内容は、「愛するお父さん、私は素敵な彼を愛しているの、もし私の恋が叶わぬならば川に身を投げるつもりよ!どうかわかって!お願い!」といった内容となっています。

その名曲ぶりは名高く、単独のコンサートで「私のお父さん(O mio babbino caro)」がしばしば歌われるほか、アカデミー賞獲得映画「眺めのいい部屋」(イギリス・1986年)の主題歌にもなっています。

▼映画「眺めのいい部屋」。オープニングで「私のお父さん」が印象深く流れます。

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