エリーの料理「ハギス」「フィッシュアンドチップス」とは?

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NHK連続テレビ小説「マッサン」第5週より。

一向に進まないウイスキー事業の推進を承認してもらうため開かれた「株主会議」で、エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)は料理の腕を発揮し、「内助の功」を演じます。供された料理の中には日本人には見慣れないものもありました。

▲エディンバラで売られている「ハギス」。エリーお手製の「ハギス」がマッサンに登場。
Photo by Meri Tosh

スコッチの煙臭さに日本人は拒否反応

本場のスコッチ・ウイスキーを飲んでもらえれば、株主の面々も必ず理解してくれるー。この脳天気なマッサン(玉山鉄二)の考えは、試飲の場で無惨に打ち砕かれます。

ピート(泥炭)の煙で燻されてつくられたスコッチ・ウイスキーは、独特の「スモーキーフレーバー」(日本人的に言えば、煙臭さ)を発しており、飲みなれない当時の日本人にとっては奇怪な味そのもの。「本場の味」を楽しみにしていた株主からは、否定的な声しか聞かれませんでした。

ここで登場したのが、エリーの料理。エリーは日本人がスコッチを「煙臭い」と感じる事を見越して、本場スコットランドでウイスキーとともに食される料理を用意していたのです。

ハギス、フィッシュアンドチップスとは?

出された料理は以下の三つ。

ハギス(Haggis、詰め物料理)

ソーセージ風のプディング(詰め物料理)の一種で、茹でた羊の内臓のミンチに刻んだハーブやタマネギなどを加え、羊の胃袋に詰めたもの。香辛料と合わさった味は濃厚で、スモーキーなスコッチ・ウイスキーとともに供すると絶妙な風味を醸す。

前日に田中優子(相武紗季)が作っていたアジのタタキから発想を得た?

▲「ハギス」ご開張。お、美味しそうですね…
Photo by Tess Watson


▲「ハギス」はこんな感じで、ソーセージ的な食べ物。プリンの語源である「プディング」に分類されます。
Photo by Tim Regan

フィッシュアンドチップス

ご存知、英国名物のファーストフード。タラなどの白身魚に衣をつけて揚げたものと、フライドポテトがこんもりと皿に盛られる。19世紀、産業革命以降にイギリスの労働者たちが腹持ちの良い物を求めて英国に普及。

概して評判の悪い英国料理の中で、フィッシュアンドチップスは日本人にも受け入れられている味。

▲こちらは安定の「フィッシュアンドチップス」。日本でもバーなどで食べられます。
Photo by flickr

ローストビーフ

肉といえば「赤ワイン」との相性が有名ですが、ウイスキーと肉の相性もなかなかのもの。エリーはスコットランドのママに教えてもらった、牛肉の表面にウイスキーを塗る調理法を実践。ウイスキーを塗って焼くことで香りが強まり、よりウイスキーに合う料理になるとか。

和食もウイスキーに合うらしい

これらエリーのつくったスコットランド料理によりウイスキーの煙臭さが消え、株主からは驚きの声があがります。

エリーはさらに、守谷長五郎(中村嘉葎雄)の「和食に合わなくては商売にならん」という声を見越していたのか、アンズ干し、豆腐の味噌漬け、アジの開きなどの日本料理も用意。

アンズ干しはドライフルーツの、豆腐の味噌漬けはチーズの代用品として、アジの開きはスコットランドが日本と同じ魚食文化であることをアピールするために出されました。こちらもまたウイスキーと絶妙にマッチし、株主会議は大拍手のうちに終了します。

一般にナッツ類やチーズ、ドライフルーツなどと一緒に飲むイメージが強いウイスキー。ステーキやハギスなど、ウイスキーを引き立たせる料理との組み合わせは、ウイスキーに親しむスコットランド人ならではの感覚ですね。

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