店名「キアリス」の命名由来、意味とは 「ファミリア」はフランス語が由来【べっぴんさん】

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NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」に登場する架空の店名「キアリス」について、その由来などをまとめます。

実在する子供用品店「ファミリア」がモデルとなっている「キアリス」。その謎めいた店名は創業者4人の名前が由来となっています。

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移転拡張 「キアリス」として再スタート

「あさや」店内を間借りしてオープンさせたすみれたちの店「ベビーショップあさや」。第7週放送(11月14日〜)では、より広い二軒隣りの空き物件に店を移転させることが決まります。店名も新たに「キアリス」と改め、すみれたちは再スタートを切ることになります。

第1回放送でも登場した、「キアリス」という店舗名称。当初は花や植物の名前かとも思われましたが、第7週でその命名由来が明かされます。※「植物3.2万名前大辞典」(日外アソシエーツ)他植物辞典、各種国語辞典などにも「キアリス」という植物名、単語名は掲載されておらず、あくまでドラマオリジナルの造語のようです。

キみえ、アけみ、リょうこ、スみれ

それによれば、「キアリス」の名は創業メンバーである君枝、明美、良子、すみれの名前の頭の一文字をとったもの。この命名はすみれの提案によるもので、四人が力を合わせてやっていくという気持ちを改めて込めたものといえるでしょう。

これまで、「あさや」店内では場所の制約もありベビー肌着などが商品の中心となっていましたが、より広い店舗に移ったことで、洋服の製造販売にも本格的に着手することになります。

新生「キアリス」のシンボルマークには従来の「四つ葉のクローバー」に加え、「リス」のイラストが追加されます。

「ファミリア」はフランス語が由来

「キアリス」のモデル企業である「ファミリア」も、間借りしていた「モトヤ靴店」から隣接地に移転独立した際に、「ベビーショップ・モトヤ」という店名を「ファミリア」へと改称しています(1950年)。

これは商品を実際に使う母親や子供向けに、「家庭的な」という意味の社名を付けたいと考えた坂野惇子(すみれのモデル人物)が、フランス語では “家族” のことを「ファミリア」というらしいことを知り、これを採用したことが由来です。

当時としてはまだまだ珍しかった外国語由来の店名であり、語感の親しみやすさもあって、「ファミリア」という名前は浸透していきました。ただし、街の人からは「ファミリ屋さん」「ファーミリヤさん」と呼ばれるなど(笑)、フランス語というよりはガラパゴス化した「和製英語」のような感じで親しまれていたようです。

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