【ひよっこ】向島電機・工場 外観ロケ地は静岡県富士市の「小野製紙」

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NHK連続テレビ小説「ひよっこ」第5週(5月1日〜)に登場した「向島電機」の外観ロケ地についてまとめます。

このシーンの外観は、静岡県富士市にある実在の製紙工場で撮影されています。

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東京・墨田区の向島電機

上京し上野駅に到着したみね子(有村架純)と時子(佐久間由衣)は、舎監の永井愛子(和久井映見)に連れられ、その足で墨田区向島にある「向島電機」へと向かいます。

向島電機は東京下町の工場が多い一帯にあり、昭和のニオイが漂う小さな川沿いに社屋、工場が建てられているという設定です。

自然豊かな北関東や東北地方から「金の卵」としてやって来たみね子や時子、澄子、豊子らにとって、少々殺伐とした大都会・東京の町並みは心細く思えたことでしょう。
※向島電機の社屋内や乙女寮のシーン、みんなで歩く銭湯までの町並みのシーンなどは、スタジオセットで撮影したものと思われます。

富士市にある「小野製紙」がロケ地

向島電機の工場のシーンの外観ロケ地として使われたのは、静岡県富士市原田にある「小野製紙(株)」の工場です。

静岡県富士市といえば、国内でも有数の製紙産業の拠点。生産用水、工場の動力源としての豊富な水資源を有したことなどから、明治時代から製紙工場が多数建設され、こんにちまで大きく産業が発展してきました。丸富製紙グループに属する小野製紙も富士市の産業を支える工場のひとつです。

「小野製紙」の工場がある富士市原田地区は、湧水が豊富な地区。「ひよっこ」に登場した、昭和テイスト漂う川沿い(滝川)の親水護岸と工場の風景も、町中に水路が巡り工場が林立するこの地域の特徴的な景観といえます。

また、富士市一帯は雄大な富士山を背後にして製紙工場の煙突が林立する独特の景観を形成しています。

▼経年劣化がいい味わいを醸し出す、小野製紙の工場。みね子や澄子らが愛子に連れられて緊張の面持ちで歩いたのが、左奥川沿いに続いている小道。実際にこの街の中を歩いてロケをしたようですね。

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