NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」第22回(2021年6月15日放送)に登場した木材の市場「加山木材センター」の撮影場所、ロケ地をまとめます。
木材の市場「加山木材センター」
「おかえりモネ」第22回では、故郷・亀山から登米に戻った百音(清原果耶)の日頃の仕事ぶりが描かれています。
米麻町森林組合で働く百音は、佐々木(浜野謙太)や川久保(でんでん)らとともに森林組合が運営していると思われる「加山木材センター」に赴き、木材の入札の現場に立ち会っています。
木材の市場である加山木材センターには、伊藤さん(原金太郎)をはじめとした登米が誇る昔気質の優秀な木工職人が集まっており、百音は山の人たちと交流を深めています。
撮影場所は津山木材センター
加山木材センターの一連のシーンは、宮城県登米市津山町柳津小麻にある「津山町森林組合」の敷地で撮影されているようです。
旧津山町は、気候風土や土壌が杉の生育に適しているため、町内の森林面積の76%が杉を中心とした人工林だとか。この豊富な資源を利用した木材製造業が発達し、県内でも有数の製材加工の産地として発展してきました。
今回「おかえりモネ」のロケ地となった津山町森林組合では、毎年行われるという植林や下刈り、除間伐作業、木材搬出を行いながら森林を育成。地域の森を守り育てるのが主な事業内容となっています。
劇中に登場した木材の流通施設「加山木材センター」は、同組合の敷地内にある「津山木材センター」がモデル、撮影地。「津山木材センター」は昭和59年に宮城県森林組合連合会が開設した丸太市場で、平成16年からは津山町森林組合と登米町森林組合、南三陸森林組合からなる 「津山木材センター業務管理共同事業組合」が運営し、製材用丸太の流通拠点となっています。
▼津山町森林組合(津山木材センター)は、JR柳津駅や旧北上川分流施設のすぐ近くにあります。JR柳津駅はJR桃津駅としてドラマに登場。旧北上川分流施設一帯は、百音と朝岡が明け方に移流霧を見た場所です。
関連記事
・朝ドラ「おかえりモネ」ロケ地 旧北上川分流施設と移流霧