NHK連続テレビ小説「風、薫る」で直美の生き別れの母・夕凪が残した浦崎八幡(うらさきはちまん)のお守り。第17週の予告映像では、直美が文を連れて浦崎八幡らしき場所を訪ねるシーンが登場しています。
この記事では、これまで劇中で語られた浦崎八幡の情報と、第17週で登場すると思われる浦崎八幡の撮影場所、ロケ地についてまとめます。
直美と生母をつなぐ 熱海・浦崎八幡のお守り
生後すぐに実母に捨てられ、孤児として教会で育った直美(上坂樹里)。
その後、入院患者だった夕凪こと魚住セツ(村上穂乃佳)や寛太(藤原季節)との会話などから、直美の生い立ちや実母(=初代夕凪)に関する以下のような手がかりが明かされています。
▷直美は、乳飲み子だった頃に横浜の教会の前に捨てられた(第9週・45回)。
▷その際、直美の首にはお守りがかけられていた。お守りの袋はカラフルな布で作られたお手製のもので、中には「浦崎八幡」と書かれた御札が入っている(第9週・45回)。
▷直美が、かつて品川の遊郭・錦栄楼(きんえいろう)にいた女郎・夕凪(初代)に瓜二つであることが判明。直美はこの「夕凪」を実母ではないかと考え始める。
▷初代夕凪は男を作って逃亡。その後行方知れずに(第11週・54回)。
▷入院患者だった魚住セツ(二代目?夕凪)によれば、初代夕凪はセツと同郷で、富士の見える伊豆の漁師町の生まれ(第11週・54回)。
▷寛太の調査で、浦崎八幡は熱海にある安産祈願の神社であることが判明。
▷瑞穂屋の店員・柳川文の髪飾りの布が、直美のお守り袋の生地と同一であることが判明(第16週・80回)。
▷文が生まれた実家は海が見える場所。卯三郎は、明治元年に文と横浜で出会ったと証言(第17週・81回)
直美が肌見放さず身につけている浦崎八幡のお守りは、直美と生き別れた実母をつなぐ大切なもの。浦崎八幡は安産祈願で有名な神社であり、寛太は「一応は安産を願われて生まれてきたんじゃねえか?」と直美に語っています。
第16週のラストシーンでは、瑞穂屋店員の文が持つ髪飾りの布と、直美のお守りの布の生地が一致。文が横浜にいた過去も知り、直美は文を実母「夕凪」なのではないかと考えるようになっています。
※伊豆地方に浦崎八幡という神社は実在せず、浦崎八幡は劇中のフィクションの神社と考えられます。

海が見える神社(浦崎八幡?)のシーン ロケ地は沼津・戸田の諸口神社
▼沼津市戸田にある諸口神社。赤鳥居とエメラルドグリーンの海、そして富士山の絶景。特にオススメなのが、諸口神社の目の前にある小舟ヶ浜の堤防部分からのこの眺め。
第17週の予告映像では、直美が寛太とともに病気で衰弱した文を連れて「海が見える赤鳥居の神社」を訪ねるシーンが登場しています。
7月24日(金)放送予定の第85回の放送内容予告(NHK番組表)は以下のとおり。この神社の美しいシーンが、第17週後半のハイライトとなりそうです。
直美(上坂樹里)は、文(内田慈)の願いをかなえる為にある場所を訪ねる。寛太(藤原季節)の手を借りて向かった先は海が見える神社だった。
(NHK番組表・7月24日分より引用)
予告映像の風景や、第17週・81回(7月20日放送分)のオープニングクレジット(撮影協力:沼津市戸田、諸口神社)から、これらのシーンは静岡県沼津市戸田にある諸口神社(もろぐちじんじゃ)で撮影されたことがわかっています。
話の流れを考えるとおそらくこの神社のシーンが、熱海にある「浦崎八幡」という設定ではないかと予想します。
「夕凪」は富士山が見える伊豆の漁師町出身という設定ですから、海越しに見える富士山の風景で知られる西伊豆の漁師町・戸田(戸田漁港)の風景は、ドンピシャのロケ地といえます。※浦崎八幡があるという設定の熱海は東伊豆。
諸口神社は駿河湾に突き出すように伸びる御浜岬の先端にある神社で、海上安全や大漁祈願で知られます。海とともにある漁師町・戸田(へだ)を象徴するような存在といえます。
御浜岬がつくり出す湾に向けて赤鳥居が設置されており、赤鳥居と富士山の美しい風景は知る人ぞ知る撮影スポットとなっています。
▼駿河湾を望む風光明媚な西伊豆・戸田にある諸口神社。御浜岬の先端にあります。駿河湾にひょっこりと突き出した御浜岬からは、海越しに雄大な富士山が見えます。
