朝ドラ出演お笑い芸人まとめ①あまちゃん編
現在放送中のNHK連続テレビ小説「花子とアン」にはカンニング竹山、ハリセンボン・近藤春菜などのお笑い芸人が登場しています。重くなりがちなストーリーを和らげる効果があるのか、あるいは何らかのコネクションが確立されているのか、朝ドラにはお笑い芸人の起用は珍しくありません。
最近のヒット三作「あまちゃん」(NHK東京制作)「ごちそうさん」(同大阪制作)「花子とアン」(同東京制作)の登場人物から、「お笑い芸人」の範疇にあると思われる出演者を集めてみました。
まずは「あまちゃん」に登場したお笑い芸人から。
「あまちゃん」出演のお笑い芸人まとめ
大久保佳代子(オアシズ)=マンションの女
天野アキ(能年玲奈)の父・黒川正宗(尾美としのり)が、妻・春子(小泉今日子)との離婚期間中に家に呼んでいた謎の女。風呂上がりでセクシーに髪をなびかせる(ばたつかせる?)姿をアキが見てしまう。わずか二回の登場で役名も無いながら、強烈な印象を残す。
大久保は愛知県田原市出身、人力舎所属。
三又又三(元ジョーダンズ)=三又又三本人役で登場
一回のみの登場。足立ユイ(橋本愛)の失踪中の母(八木亜希子)を見つけたアキだったが、通行人・三又(三又ダンスについて熱弁中)のせいで見失ってしまう。あんべちゃん(片桐はいり)が「あの人、岩手県出身なんだよ 花巻市の医者の息子なんだよ 元コロッケの付き人だったことがあるんだよ 元芸名はハムエッグなんだよ」と三又豆知識を披露。
三又は岩手県花巻市出身のご当地芸人で、オフィス北野所属。
原俊作(モノマネ芸人)=田原俊彦のそっくりさん
三回ほど登場。失恋中のアキが「お座敷列車」への出演を拒否した際、代役として呼ばれる。その結果イベントの予約はキャンセルの嵐で散々な扱いだが、業界人のミズタク(松田龍平)からは芸を高く評価される。
原俊作の「ものまねレパートリー」は田原俊彦、井上陽水、野口五郎、郷ひろみ、近藤真彦、河村隆一など。東京都台東区出身、サイクルプロモーション所属。
マギー(元ジョビジョバ)=マネージャー・河島耕作
河島耕作は東京の芸能事務所・オフィス・ハートフルの社員で、アメヨコ女学園のマネージャー。
「ジョビジョバ」は演劇とお笑いの中間のようなコント集団で、現在マギーは俳優、脚本家、演出家として活躍中。兵庫県出身。
ピエール瀧(電気グルーブ)=寿司屋大将・梅頭
電気グルーブはお笑いグループではないですが、瀧はほぼお笑い担当ということで挙げておきます。寡黙に寿司を握りながら、たまに小ボケを挟み込んでくる大将・梅頭を好演。
ピエール瀧は静岡県静岡市出身で、現在放映中の大河ドラマ「軍師官兵衛」にも出演中。
さかなクン=さかなクン本人役で登場
さかなクンは芸人ではありませんが、ある意味で芸人より面白いので挙げておきます。天野アキが自ら選んだ仕事である教育番組「見つけてこわそう」の司会として登場。「じぇじぇじぇ」「ギョギョギョ」でアキと絶妙のコンビとなる。
さかなクンは神奈川県綾瀬市育ち。東京海洋大学客員准教授、農林水産省お魚大使、日本ユネスコ国内委員会広報大使など多数の肩書きを持つ、お魚界のスーパースター。
演技力よりもキャラクター性重視?
「あまちゃん」では劇団系でコミカルな演技を得意とする役者が多数出演しており、その中で芸人はちょっとしたアクセントのような役割を演じました。コントや漫才で鍛えた「間」で演技をするというよりは、どちらかというと「出オチ」といった感じで、キャラクターの面白みが前面に出ていたように思います。
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