村岡儆三(英治のモデル)の兄弟、妻、息子…村岡家・家族構成【花子とアン】

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NHK連続テレビ小説「花子とアン」より。

安東はな(吉高由里子)が恋するお相手、村岡英治(鈴木亮平)のモデル、村岡儆三の家族、兄弟についてまとめました。

「花子とアン」劇中において英治の家族は、弟・郁弥(町田啓太)、「カフェーの紳士」として登場していた父・平祐(中原丈雄)、それに結核を患っている英治の妻・香澄(中村ゆり)が登場するのみで、第14週放送現在、他の兄弟や母親等は登場していません。

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目次

村岡家は六男二女の兄弟 前妻・幸との間に長男もいた

英治のモデル、実在した村岡儆三は六男二女の兄弟で、儆三は三男でした。父・平吉が経営する「福音印刷」後継者は兄弟のうち、三男・儆三と五男・斎(ひとし)です。儆三には妻・幸と長男・嘉男(いずれも別居)がいました。

以下、儆三と花子が出会った当時の、村岡家の家族構成をまとめました。「花子とアン」の原案である「アンのゆりかご〜村岡花子の生涯」(新潮文庫)を参考にしています。

父・平吉

「バイブルの村岡さん」。横浜最大の印刷会社・福音印刷の創業者で、キリスト教関係者で知らない人はいないと言われた実業家。「花子とアン」では「平祐」として登場。

母・はな

腎臓を患い亡くなっている。キリスト教を厚く信仰し、平吉の事業を陰で支えた。

長男・十太

学識は高いが腺病質であり身体は弱い。儆三と妻・幸の長男・嘉男を預かっており、のちに養子として迎え入れる。しかし、十太の体調が思わしくないため、嘉男は雪子の元へと預けられることに。

次男・俊次

横浜・元町のテイラーを営む松野家の養子に。平吉や斎の正装や背広を仕立てる。

三男・儆三

横浜商業高校卒業後、福音印刷に後継者として入社、学者肌。妻・幸は結核により別居。「花子とアン」村岡英治のモデル。

儆三の妻・幸

平吉と仕事上繋がりが有った江川家の娘。長男・嘉男を授かってすぐに結核を患い、儆三と別居。江川父が離縁を申し出ている。「花子とアン」では「香澄」として登場。

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儆三の息子・嘉男

儆三と幸の間に生まれた長男。儆三の兄・十太の元に預けられ、関東大震災直前に雪子(儆三の妹)のもとへ預けられ、震災で亡くなる。「花子とアン」には登場しない?

四男・昇

豪腕経営者の父に反発。家に縛られる事を嫌う。

五男・斎

福音印刷の後継者、父譲りの実業家肌。明治学院で学んだ後、三年間ロンドンで印刷技術を学んで帰国。三共製薬創業者のひとり、西村庄太郎の次女・巴(ともえ)を妻とするが、後に斎は関東大震災で亡くなる。「花子とアン」村岡郁弥のモデルだと思われる。

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六男・潔

まだ学生。

長女・淑子(儆三の姉)

士族・佐野精一のもとに嫁いでいる。

次女・雪子(儆三の妹)

水上政五郎という牧師の養女に入っている。関東大震災時には儆三の長男・嘉男を預かっていたが、水上家(雪子・嘉男含む)は震災により全滅。

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