モンドグロッソ「ラビリンス」MV 香港のロケ地、撮影場所まとめ 益発大厦、ナイトマーケットほか

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MONDO GROSSO(モンドグロッソ)が2017年に公開した「ラビリンス」のミュージックビデオが撮影されている香港のロケ地をまとめます。

満島ひかりがワンシーン・ワンカットでダンスを踊る美しい映像が話題となりましたが、よくよく見てみると、香港の3箇所で3つのシーンが別撮りされていることがわかります。

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目次

ワンカットと思いきや3つのシーンで構成

サイバーパンク感あふれる香港の街並みを、女優・満島ひかりが妖艶に踊りながら駆け回る「ラビリンス」のミュージックビデオ。

映画「ラ・ラ・ランド」で振付補をつとめ、キャストとしても出演した世界的ダンサー、ジリアン・メイヤーズが振り付けを担当するなど、美しい映像と世界観が大きな話題となりました。

このミュージックビデオを語る際に「ワンシーン」「ワンカット」という言葉が用いられていますが、よくよく見ると途中で2回ほど画面が暗転し、3つのシーンで構成されていることがわかります。3つのシーンは以下の通り。

①1つ目のシーン(0:00〜1:35) 巨大な集合住宅の谷底で踊り始めた満島ひかりがすぐ横の食堂に入り、そのまま裏口へ。店のバックヤードにあるカーテンをめくったところで一瞬暗転。

②2つ目のシーン(1:35〜2:49) 雑多なナイトマーケットで商品を次々に触りながら移動し、「廟街 香辣蟹」と書かれた明るいレストランの前、開けた十字路へ出る。ここで踊りながら右折し、「横丁」と書かれた看板の前を通過後に一瞬暗転。

③3つ目のシーン(2:49〜5:15) 曲の転調とともに、うらびれた路地に到着。背後にはマクドナルドの看板が見え、眼前をバスが通過。閉店後の屋台が並ぶ薄暗い路地を進み、最後は香港の闇の中へ消えていく。

以下、これら3つのシーンが撮影された場所、ロケ地をまとめておきます。

①1つ目のシーン:益発大厦(香港島)

1つ目のシーンは、香港島のQuarry Bay駅(鰂魚涌駅)近くにある巨大集合住宅「益発大厦(Yick Cheong Building)」での撮影。

カオスな集合住宅は香港に多数ありますが、建物のカラフルさや迫りくる迫力はここが有名。香港島中心部から少し外れた山にも近いマイナーな場所ですが、人気の撮影スポットとなっています。

▼冒頭のシーンは、手前に見える台(屋根?)に満島ひかりが登った状態からスタートか。

②2つ目のシーン:テンプル・ストリート・ナイト・マーケット=廟街夜市(九龍)

2つ目のシーンは、本土側である九龍地区での撮影。Jordan駅(佐敦駅)から少し入った観光スポット・テンプル・ストリート・ナイト・マーケット=廟街夜市で撮影されています。昼間はマーケットが出ていないため、だいぶ雰囲気が異なりますが、周囲の風景などからこの場所で間違いなさそうです。

▼夜はナイトマーケットが立ち並ぶ廟街夜市。満島ひかりはこの奥側からナイトマーケット内で踊りまくってこの十字路まで到達し、サークルKの道を左側に入っています。

▼ちょっとわかりづらいですが、満島ひかりが踊っていた十字路で背後に見えていた「廟街 香辣蟹」の看板が見えます。昼間は地味ですが、夜は雑踏と光にあふれる賑やかな一帯。

③3つ目のシーン:深水埗・北河街(九龍)

ラストシーンは、先ほどのJordan駅(佐敦駅)から北に4駅移動した深水埗駅(Sham Shui Po Station)近くの北河街の路地で撮影されています。

この「3つ目のシーン」では、満島ひかりは繁華街の夜の雑踏から少し外れ、うらぶれた夜の路地を歩いています。東南アジア方面を旅したことがある人であれば、こういった路地の風景に懐かしさを覚えるかもしれません。

香港がいつまでも気軽に旅行できる「自由都市」であるといいのですが…。

▼満島ひかりが踊っていた北河街。「華成珠寶金行」「川龍地産(?)」などの看板がMVと一致しています。この後ろ側にはMVにもチラッと映っていたマクドナルドがあります。

▼ラストシーンはここ。「長城集団参茸海味」「均益凍肉食品市場」の細長い看板の下をくぐり、満島ひかりは夜の香港の闇へと消えています。

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