日曜劇場「さよならマエストロ」妻の志帆と団長の古谷が密会?衝撃の展開と今後の予想

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TBS系日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」第1話では、俊平の妻・志帆(石田ゆり子)とフィルハーモニー団長の古谷(玉山鉄二)が密会するという衝撃のラストシーンが描かれています。

二人のただならぬ関係を示唆するかのようなシーンでしたが、意図的にミスリードを狙っている可能性がありますので、今後の展開の予想などをまとめます。

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目次

志帆と古谷の密会?状況整理

第1話のラストで描かれた、夏目俊平の妻・志帆(石田ゆり子)と晴見フィルハーモニー団長・古谷悟史(玉山鉄二)との謎の密会シーン。

俊平を指揮者に迎え大成功のうちに終わった演奏会の後、周囲を気にしながら歩く古谷がたどり着いたのは、林の中にある小さな古民家風の一軒家でした。そこには志帆が待ち構えており、妖しげな志帆がお手製の温かいスープを古谷に振る舞うというまさかの密会シーンが描かれています。

以下、俊平、志帆、古谷それぞれの状況を整理しておきます。

・一家4人で欧州暮らしをしていた俊平(元指揮者)と志帆(画家)は、5年前のある事件をきっかけに別居状態に。志帆は娘の響、息子の海を連れて帰国し、実家がある静岡・晴見市に戻っている。当時の志帆は画家の夢を捨ててポンコツな俊平を支えていた。

・フランスで仕事が入ったという志帆は5年ぶりに俊平と連絡をとり、不在期間中の子どもたちの世話を俊平に依頼。俊平は20年ぶりに帰国し、響、海との気まずい親子生活をスタートさせている。

・古谷の本業は晴見市役所観光課の職員。志帆が市のアートイベントや子供向け絵画教室で教えていた関係で、古谷と志帆には日常的に接点があった。古谷と響は市役所の上司と部下の間柄。

・晴見フィルハーモニーの新たな指揮者として俊平を古谷に推薦したのは志帆。

・第1話の序盤、古谷はあおぞら文化ホールを俊平に紹介する際に「志帆さんには…」と言いかけて「あっ、あの〜、奥様の志帆さんには…」と言い直している。密接な関係を隠した?

・古谷が妻帯者かどうかは現在のところ不明。

▼古谷が志帆を訪ねた古民家風の建物の撮影は、神奈川県鎌倉市にあるシェアアトリエハウス「北鎌倉たからの庭」で行われています。この施設をご存知の方であればピンとくると思いますが、怪しい密会現場というよりは展示会や演奏会などが頻繁に行われるアトリエ的なスペースです。

今後の展望 二人は共謀している?

真面目そうな古谷と志帆がまさかの男女関係にあった?などと連想させる第1話のラストシーンでしたが、当ブログではこのラストシーンは視聴者を次回へと惹きつけるための「意図的なミスリード」だと予想しています。

参考までに、第2話の内容予告文を引用しておきます。

仕事でフランスに行ったはずの志帆(石田ゆり子)は日本にいた。
そして、古谷(玉山鉄二)はそのことを知っていた。そこには、深いわけがあった。

そんなことを知る由もない俊平(西島秀俊)は、晴見フィルの指揮者を引き受けることに。…(以下略)

ドラマ公式ホームページ「第2話あらすじ」より引用

親密そうに描かれていた二人の密会シーンですが、古谷は志帆に対し終始敬語を使っている上に、俊平の指揮者としての凄さを志帆に嬉しそうに熱弁しています。もし古谷と志帆が本当に男女の関係にあれば、わざわざ志帆の前で俊平を絶賛するようなマネはしないでしょう。

また、古谷は志帆を訪ねた際にガラス戸をノックしており、この家の合鍵は所有していないようです。この描写からも二人に恋人感を感じません。

ここからは当ブログの予想となります。

志帆は壊れてしまった家族を修復させるため、そして俊平を指揮者として復活させるために渡仏するという芝居を打ち、その嘘に古谷が協力しているのではないかと予想します。古谷は作戦の経過を報告するために志帆が借りているアトリエを訪ねた、といったところでしょうか。

ドラマの公式ホームページによれば、古谷の人物設定は「誠実で人との調和を重んじる心優しきファゴット奏者」であり、志帆は「言葉をオブラートに包まないストレートな性格」かつ「音楽以外ポンコツな俊平の世話をかいがいしく焼いてきた」人物。

「さよならマエストロ」は家族の再生、人生の再スタートをアパッシオナート(appassionato=情熱的に、激しく)に描く実直な人生ドラマと予想されますので、その中心人物である志帆や古谷をわざわざドロドロの悪人として描くことはないと予想します。

【追記】第4話では、古谷が1年前に志帆に一目惚れしてプロポーズをし、断られていたことが判明。古谷は志帆をバツイチだと思いこんでいたらしく、告白自体に悪気はなさそうです。

志帆は夫婦関係が破綻している俊平と離婚も視野に入れており、今後の古谷との関係性(満更でもない?)が気になるところです。

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