朝ドラ「まれ」主題歌(オープニング曲)は「希空~まれぞら~」歌っているのは…

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2015年3月30日(月)から放送が開始されるNHK連続テレビ小説「まれ」。土屋太鳳が主演し、能登地方と横浜が舞台となる現代劇です。

気になる「まれ」の主題歌(オープニング曲、テーマ曲)ですが、特定の歌手を起用せず、子供から大人まで15人ほどによる合唱形式での録音で、作詞はヒロインが担当するとのこと。手作り感を感じるテーマ曲となっています。

以下、この記事では「まれ」の主題歌である「希空~まれぞら~」についてまとめます。

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目次

作詞はヒロイン・土屋太鳳

「まれ」主題歌「希空~まれぞら~」は、同ドラマで音楽を担当する作曲家、編曲家の澤野弘之氏が作曲を担当し、作詞はヒロインを演じる土屋太鳳自らが手がけています。作詞をヒロインが担当するのは朝ドラ史上初とのこと。

歌い手は特定の歌手を起用せず、15人ほどがスタジオで歌った合唱曲となっています。(※追記:希空・英語バージョンを歌っているシンガーソングライターの小林未郁も合唱に参加していることがわかりました。)

「まれぞら」の意味は?

「希空~まれぞら~」という曲タイトルは土屋太鳳による考案。これはヒロインの「希(まれ)」という名前から連想したタイトルだそうですが、もうひとつ、民族学的な概念である「まれびと」(外の世界からやってくる客人異人を神と考え、おもてなす。「まれびと」は外界からの風を運び入れ、人々を祝福する)からも着想を得たようです。

実際、土屋太鳳が演じる希は、ダメ父・徹(大泉洋)の夜逃げのあおりを受け一家で都会から能登の漁村へやってきた「まれびと」のような存在。土屋太鳳はロケ地である能登の美しい空に感銘を受け、能登の空と遠くに広がる(「まれびと」が居るであろう)世界中の空がつながっていることを嬉しく思ったようです。

そうした撮影時の土屋太鳳の瑞々しい感性が、「希空~まれぞら~」の歌詞に折り込まれています。

作曲は澤野弘之氏「機動戦士ガンダムUC」「医龍シリーズ」

「希空~まれぞら~」を作曲した澤野弘之氏は売れっ子作曲家、編曲家です。ドラマやアニメ、映画音楽などを幅広く手がけていることで知られます。

代表的なところでは「進撃の巨人」(映画、アニメ)、「機動戦士ガンダムUC」(アニメ)、「医龍シリーズ」(ドラマ)、「マルモのおきて」(ドラマ)などの音楽を手がけたことで知られます。また、茅原実里、リナ・パーク、鈴村健一、Aimer(エメ)などに楽曲提供を行っており、各方面で注目を集めています。

オープニング映像には地元の人々

「誰もが口ずさめる合唱曲」をテーマにつくられた「希空~まれぞら~」ですが、この曲とともに流れる「まれ」のオープニング映像もまた、手作り感、地元感にあふれたものになっています。

OP映像の撮影のために地元・能登の人々150人以上が集まり、能登の名所である琴ヶ浜海岸や奥能登の田園風景を背景にした美しい映像に仕上がっています。

能登の美しい風景と、その土地に生きる人々の姿が描かれる「まれ」。主題歌とオープニング映像は、ドラマを象徴するような明るく雄大な仕上がりとなっています。

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