【まれ】二木高志はなぜ喋らない?その理由とは。「専属通訳」は寺岡みのり

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NHK連続テレビ小説「まれ」に登場する能登の幼馴染み六人組のうち、最も口数が少ないのが二木高志(渡辺大知)です。

途中から「まれ」を見始めた方は、一体なぜ高志が喋らないのか疑問に思っている方も多いと思いますので、その理由をまとめておきます。

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大人しいだけ。

結論から書くと、ここまでの放送を見た限りでは、高志は喋れないわけではありません。極度に大人しく無口なために、身振り手振りで仲間たちと意志の疎通をはかっているだけです。

高志は幼い頃から内気でシャイで、当時から言葉をほとんど発していませんでした。しかし、生まれた時から一緒に居る能登の友人たちにとって、高志の無口は単なる「個性」。高志はニコニコと黙っているのが当たり前だったのです。

※子供の頃、希が初めて流暢な能登言葉を話した際に、高志はそれに呼応して声を発しています。高志は喋れないというよりは、自分の声を出すことを極度に恥ずかしく感じる、あるいは不安で憚られる、といったいわゆる「緘黙症(かんもくしょう)」に近いかも知れません。

「専属通訳」みのり 横浜では料理人・珍さんが

仲間内の中で、寺岡みのり(門脇麦)は高志の表情を見ただけで言いたい事を一字一句違わずに理解出来るという特技を持っています。みのりはほとんど高志の専属通訳といった感じで、学生時代までは高志のそばにいつもみのりが居たため、高志はわざわざ声を発さずとも、みのりの補助により意思疎通を完璧にこなせていたのです。

そんな高志が大学進学のために上京すると、能登時代とは少し事情が変わってきます。これまで専属通訳として高志の気持ちを代弁してくれたみのりがそばに居なくなったために、高志はこれまで以上に身振り手振りを駆使して意志の疎通を行うようになっているのです。

幸い、高志のアルバイト先には「第二の専属通訳」である料理人・珍文棋(孫成順)が存在しているため、仕事上の意思の疎通は問題ありません。能登への電話でも電話口にいつもみのりが居てくれるため、高志の「呼吸音」のみですべてを理解してくれるというみのりの神業により、故郷の皆と意志の疎通が成立しています笑。

歌を歌うと豹変 言葉が溢れ出る

▼高志を演じる渡辺大知は、ロックバンド「黒猫チェルシー」のヴォーカリスト。

終始無言であり、少々不思議なキャラクターとなっている高志ですが、時折「美声」を聞かせています。それは高校卒業時(第18話)と、卒業後に能登に里帰りした時(第26話)などに披露した歌声。

大学を中退してまでロックミュージシャンを目指している高志は、ひとたびギターを持って歌い出すと人が変わったように腹から声を出し、生き生きとした言葉で自分の内面を表現するのです。

追記:6月中旬放送分現在、高志は徐々に口数が増えています。美南や希に対し、必要が生じたときは言葉を発するようになっています。

▼7月15日発売の「まれ」オリジナルサウンドトラック第二弾には、高志の曲「また会おう」が収録されています。

▼8月12日発売の「リトルボイス」のCD。黒猫チェルシー対バンによるライブも決定。

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