【おちょやん】ヒロインモデル・浪花千栄子の家系図(南口家)

NHK連続テレビ小説「おちょやん」のヒロイン・竹井千代のモデルになっている女優・浪花千栄子に関する家系図、人間関係図などをまとめます。

父からの長年にわたる理不尽な搾取、「悪妻の見本のような人」と振り返る父の再婚相手の登場など、千栄子の生い立ちは屈辱にまみれたものとなっています。

生まれは富田林の南口家

松竹家庭劇、松竹新喜劇の看板役者として活躍し、戦後は数々の映画やドラマに出演した女優・浪花千栄子(なにわ・ちえこ)。「大阪のお母さん」として愛された名女優の半生をモチーフに、「おちょやん」の物語は描かれていきます。

浪花千栄子というのは芸名であり、本名は南口キクノ(なんこう・きくの)。彼女が生まれた南口家は、大阪府南河内郡大伴村(現在の富田林市)の東板持という集落で養鶏業を営む貧しい家でした。

以下、南口家の家族構成、それぞれの家族の特徴などをまとめます。

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貧しかった南口家 家族構成

浪花千栄子が生まれ育った南河内郡大伴村の東板持は、もともと江戸幕府直轄の天領であり、比較的裕福な人が多い土地でした。しかし南口家は田畑を持たず、父・卯太郎は庭先で飼っていた鶏を売り歩くという薄利な商いを行っていたため、地域の中でも浮いてしまうような貧しい家だったようです。

南口家は、父・卯太郎、母・キク、長女・キクノ(千栄子)、そして3歳下の弟(長男)という家族構成。母・キクは弟を産んでから体調を崩し、千栄子が5歳の時に亡くなっています。

父は大変な女好きで、1ヶ月家に帰ってこないこともしばしば。千栄子は小さい弟を抱え、家に食べ物がなくて近所の池で菱の実を取ってきて飢えをしのいだこともあったとか。まだ幼かった千栄子は不在がちな父に代わり家のこと、弟の世話、父の仕事の手伝いなど家の一切を引き受け、学校にも通わずに働き続けていました。

千栄子が8歳の時に、父は富田林の居酒屋で仲居をしていた女性(悪妻)と再婚をしています。

以下、南口家の家族の簡単な紹介です。

父・卯太郎

子どもが粗相をするとボコボコに殴りかかるなど、とても怖い父。営んでいた養鶏業は薄利で不安定であり、交通費を浮かせるために往復50kmはある大阪市内まで歩いて行商に出向いていた。

女性にたいへんモテたらしく、子どもたちを家に残して長期間帰らないこともしばしば。再婚相手が千栄子のことを嫌がると千栄子を祖母の家に追いやるなど、ロクでもない父。長年千栄子の奉公先を知らずにいたが、居場所を突き詰めると金を奪いに行くなど、長年に渡り娘から搾取を続けた。千栄子は17歳の時に父の支配から逃れるために京都へと向かっている。

※戦中から戦後にかけて、千栄子は夫と劇団仲間たちと一緒に故郷である南河内・東板持に疎開をしています。この時、千栄子たちは近所の農家の納屋を借りて暮らしたそうですが、父のことは語られていません。この時期には父はすでに東板持から去り、親子は絶縁していたのではないかと推測されます。

母・キク

千栄子が5歳の時に亡くなった実母。母の記憶は曖昧ながら、千栄子は母と過ごした時間はそれなりに幸せだったと振り返っている。

母方の祖母が生家の近所に住んでおり、千栄子はしばしば祖母の世話になっている。父の再婚相手により家を追い出された千栄子はこの祖母の家に身を寄せ、そこから道頓堀に奉公に出されている。

継母(飲み屋の仲居)

千栄子が「悪妻の見本のような人」と振り返る、父の再婚相手。千栄子の継母。富田林の市街で居酒屋の仲居をしていた女性で、父と結婚をしたものの家事はほぼ行わず、三味線を弾きながら日々遊んでいたとか。

継母はしっかり者の千栄子のことが気に入らずに「あの娘はイヤ」と言っては家出を繰り返し、ついには「自分をとるのか娘をとるのか」を卯太郎に迫り、千栄子を家から追い出してしまう。


千栄子の3歳下の弟。千栄子は幼いながら母代わりとなり、弟の世話をしていた。

※後年、千栄子は南口輝美という女性を養女に迎え、自身が経営していた料理旅館「竹生(ちくぶ)」を手伝わせている。千栄子いわく輝美は「実弟の娘」とのことで、千栄子の姪っ子にあたる人物。輝美を「竹生」の次期女将として育て、店を継がせようと千栄子は考えていたとか。

追記:本人はこの輝美を「実弟の娘」と語っているようですが、この輝美が本当に弟(ヨシヲに相当する実弟、あるいは父・卯太郎と後妻との間の子?)の娘かどうかは今ひとつはっきりしないようです。「おちょやん」では継母・栗子の孫として「春子」という女性が登場するため、この人物が輝美に相当する人物と考えられます。
※千栄子は他にもう一人養子を迎えたが、こちらは裏切られて逃げられてしまっている。

「おちょやん」栗子の孫・春子(毎田暖乃) 浪花千栄子の養子・南口輝美さんがモデルか

※千栄子は松竹家庭劇などをともに作り上げた2代目渋谷天外と結婚したが、天外は劇団内などで女遊びを繰り返した末に、松竹新喜劇の後輩女優・九重京子を妊娠させてしまう。大喧嘩の末二人は離婚し、天外は九重京子と再婚。千代は松竹新喜劇を去り、世間の騒ぎから身を隠すように思い出の地・京都に潜伏をしている。

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