NHKドラマ10「正直不動産」のロケ地、撮影場所をまとめます。
登坂不動産の社屋、永瀬が住んでいたタワマンの外観、祠のあった空き地など、東京都内のロケ地を中心に撮影が行われています。
登坂不動産の社屋 → ㈱キクチ(東京都品川区南大井)で撮影
永瀬(山下智久)や月下(福原遥)が働く「登坂不動産(とさかふどうさん)」。劇中での住所の設定は「東京都八起市やおき中央1丁目15-5 登坂ビル」となっています。
登坂不動産の社屋外観は、東京都品川区南大井6丁目にある(株)キクチが入る建物で撮影が行われたようですね。
登坂不動産の屋上 → 阿佐ヶ谷駅近くのマンション屋上(東京都杉並区)で撮影
※登坂不動産の屋上のシーンは、周囲のビルの風景や屋上の形状などからJR阿佐ヶ谷駅近くにあるマンション「エヴァーグレイス」での撮影ではないかと思います。

八起市の俯瞰風景 → 中央線・高円寺〜阿佐ヶ谷付近(東京都杉並区)で撮影
ドラマ内でたびたび登場する、八起市の俯瞰風景。画面真ん中には鉄道の高架線が見え、オレンジ色の電車が走るのが見えます。「正直不動産」のオープニングタイトルの背景にもなっている風景ですね。
周囲の鉄塔や建物、それにJR中央線が走っていたことなどから、八起市の俯瞰風景はJR中央線の高円寺駅〜阿佐ヶ谷駅の中間地点あたりでの撮影と判明しています。画面上から線路沿いの「立志舎杉並学園本部」の茶色い建物、馬橋通り付近の住宅群などが確認できます。
永瀬が住んでいたタワマン外観 → 朝凪橋からザ・トヨスタワー方面(東京都江東区豊洲)を撮影か
第1話の冒頭。永瀬が美しい女性(高田里穂)を呼び寄せていた自宅タワマン。
このタワマンの外観の撮影は、東京都江東区豊洲3丁目6-5にある「ザ・トヨスタワー(THE TOYOSU TOWER)」一帯のタワマン群が用いられたようですね。
▼ちょうど環状3号線・豊洲運河にかかる朝凪橋付近から「ザ・トヨスタワー」方面を見た風景が、第1話冒頭のタワマン群の夜景と一致しています。左側の茶色いタワマン「ザ・トヨスタワー」を中心に撮影されていましたので、永瀬は「ザ・トヨスタワー」から近所のボロアパートへと引っ越したという設定のようです。
【第1話】祠のあった空き地(アパート建設予定地・旧石田菓子店) → 都立家政商店街「橋本文具店」横の空き地(東京都中野区)で撮影
第1話で登場。石田菓子店を営んでいた石田親子(山﨑努、星野真里)がアパートを建設しようとした、商店街にある空き地。永瀬はこの空き地で祠を破壊してしまい、嘘を付けない呪いをかけられてしまいます。
東京都中野区若宮3丁目、西武新宿線・都立家政駅「都立家政商店街」にある橋本文具店の横の空き地での撮影。
【第1話】永瀬が歩いた池のある公園 → 洗足池公園(東京都大田区南千束)で撮影
第1話で登場。体調の異変を感じて病院を診察した後、首を傾げながら永瀬が歩いた池のある公園。
東京都大田区南千束丁目にある「洗足池公園」で撮影。池の北端部の浮島にある「洗足池弁財天(厳島神社)」のすぐ脇、池方面へと降りる階段がある辺りでの撮影と思われます。
【第2話】月下が客を連れて歩いた川沿いの橋 → 目黒川・なかめ公園橋(東京都目黒区)で撮影
第2話で登場。「カスタマーファースト」を目指す月下が、客を何十軒もの内見に連れ回している時に歩いた川沿いの道と橋。
背後にスレンレー電気株式会社の看板と社屋が見えたことから、東京都目黒区の目黒川にかかる「なかめ公園橋」付近での撮影と判明。
【第3話】桐山が内見案内をしたレトロな喫茶店 → 珈琲亭ルアン(東京都大田区)で撮影
第3話で登場。桐山が喫茶店開店希望の男性に内見を案内したレトロな喫茶店。
入口近くの看板に「世界の珈琲とボリウムたっぷり〜」と書いてあったことから、東京都大田区大森北にある純喫茶「珈琲亭ルアン」での撮影と判明。
【第3話】月下が担当したマダムの空き店舗がある商店街 → さつきが丘名店街(千葉市花見川区)で撮影
月下が担当することになった、レトロな商店街にあるマダムの空き物件。高田夫妻がこの物件で駄菓子屋を開きたいと考えるが…。
背後に「さつきが丘名店街」の看板が見えたことから、千葉市花見川区にある「さつきが丘名店街」(さつきが丘団地商店街)での撮影と判明。
▼駄菓子屋を開店させたい高田夫妻が見ていた空き店舗は、ここからもう少し右手前側の建物。
【第3話】駄菓子店を開きたい高田夫婦と商談をした喫茶店 → 珈琲大使館 虎ノ門店(東京都港区)で撮影
第3話で登場。月下と永瀬が、駄菓子店を開きたい高田夫婦と商談をした喫茶店。
店の背後に「牛タン圭助」の看板が見え、店の入口ドアに「COFFEE EMBASSY」と書かれていたことから、東京都港区虎ノ門にある「珈琲大使館 虎ノ門店」での撮影と判明。
【第5話】咲良の父が買いそうになったタワーマンション → ヴィルヌーブタワー駒沢(東京都世田谷区)で撮影
第5話で登場。新居を探していた咲良の父・昌也がミネルヴァ不動産の口車に乗せられて買いそうになったタワーマンション。
外観は東京都世田谷区野沢にある高層マンション「ヴィルヌーブタワー駒沢」で撮影。同マンションはNHKドラマ「群青領域」でもロケ地(主人公が住むマンション)として登場。
【第7話】喫茶ギャランドゥ → コーヒーショップ ギャラン(東京都台東区)で撮影
咲良と大河部長が商談成立後に立ち寄ったレトロな喫茶店。咲良は気が大きくなって部長に暴言を吐きまくり、怒られてしまう。
JR上野駅近くにあるコーヒーショップ「ギャラン」で撮影。
【第7話】永瀬と登坂社長が出会った喫茶店 → 喫茶まりも(神奈川県川崎市)で撮影
14年前、悪徳不動産屋に騙されそうになっていた永瀬が登坂社長と出会った喫茶店。永瀬が不動産業界に入るキッカケとなった思い出の場所。
神奈川県川崎市中原区、東急東横線の新丸子駅近くにある「喫茶まりも」で撮影。
【第8話】小平駅南口
第8話の予告映像から。永瀬と咲良が西武新宿線小平駅南口、ルネこだいら付近(あかしあ通り)を歩く姿を確認。
【最終話】永瀬がお参りした神社 → 新田神社(東京都大田区)で撮影
再び嘘が付けるように、永瀬がお参りをした神社。
東京都大田区矢口の新田神社で撮影。新田神社はフジテレビ系ドラマ「ミステリと言う勿れ」でもロケ地となっている。
【最終話】永瀬と桐山が話していた川沿いの遊歩道 → 新川公園(東京都中央区)で撮影
平尾(星田英利)の件が一件落着し、永瀬と桐山が話していた川沿いの遊歩道、公園。
東京都中央区の隅田川沿いにある新川公園で撮影。川の向こうには中央大橋と佃島のタワーマンション群が見えた。
【最終話】新宿の物件のオーナー・藤堂景勝邸の長屋門 → 八芳園(東京都港区)で撮影
新宿の物件のオーナー・藤堂景勝(でんでん)の邸宅にある長屋門。
東京都港区白金台にあるレストラン、結婚式場「八芳園」の門で撮影。八芳園は1万2000坪の敷地内に美しい庭園や建物が贅沢に散りばめられた都心の施設。
※藤堂邸の庭のシーンも八芳園内の庭園での撮影の可能性がありますが、お寺っぽい雰囲気もあったので別の場所かも知れません。現在調査中です。
【最終話】永瀬と月下が歩く商店街 → 川島商店街(東京都中野区)で撮影
ドラマのラストシーン。雨の中、永瀬と咲良が歩く地元商店街。
東京都中野区弥生町の川島商店街で撮影。