「虎に翼」花岡悟のネタバレ その後の人生と結婚相手、衝撃の最期・死因は?

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NHK連続テレビ小説「虎に翼」で寅子がほのかに思いを寄せる青年・花岡悟がたどる人生などをまとめます。

この記事は、後々の花岡悟に関するネタバレも含みますので十分ご注意ください。

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目次

花岡、裁判官になり佐賀地裁へ赴任

明律大学法学部在学中に高等試験 司法科試験(現在の司法試験)に合格し、卒業後には寅子(伊藤沙莉)たちよりひと足早く修習生になっていた花岡悟(岩田剛典)

司法官試補として実務修習を終えた花岡は、晴れて正式に裁判官として認められると、故郷である佐賀地裁への赴任が決定。花岡は仲間たちと離れ、新たな人生を歩んでいくことになります。

大学在学中から寅子への仄かな恋心を口にしていた花岡ですが、寅子が正式に弁護士になったことや、自身が佐賀に赴任することなどをキッカケに、ある決断をすることになります。

以下、花岡悟の人生に関する第7週以降のネタバレが続きますのでご注意ください。

【今後のネタバレ】花岡悟、結婚を決断する お相手は…

佐賀赴任後に一時上京をした花岡は、寅子、よね(土居志央梨)、轟(戸塚純貴)とバッタリ遭遇すると、一緒に居た可憐な女性・小高奈津子(古畑奈和)を「自分の婚約者だ」と寅子たちに紹介します。

【追記】
花岡は父の知り合いの紹介で小高奈津子と知り合い、生まれた場所も近くすぐに意気投合をしたのだとか。

小高奈津子を演じる古畑奈和はアイドルグループ「SKE48」の元メンバーで、愛知県出身の27歳。2011年からSKE48で活動を開始すると2022年に同グループを卒業し、現在は俳優、サックス奏者として活動。舞台「アビリティイレブン(主演)」「歌舞伎町シャーロック」などに出演しています。

あまりに突然の出来事に寅子たちは呆然としますが、後によねや轟が花岡に問いただしたところによれば、花岡は結婚相手にはどうしても家庭に入ってほしかったらしく、晴れて弁護士になったばかりの寅子に対し「嫁に来てくれ」とはとても言えなかったとのこと。

よねと轟は花岡の言葉に憤慨しますが、花岡の決意は固く、それ以上の追求はできませんでした。

【花岡の心変わり?の補足】
第32回(5月14日放送)では、寅子と花岡がレストランデートをした際に、花岡の心変わり(?)の伏線とも思えるシーンが描かれています。

寅子「やめていった仲間たちのためにも、私も早くたくさん経験を積んで立派な弁護士になりたいわ」
花岡「(少し目を泳がせて)…そうか。」

花岡は、ぎこちない微笑みを浮かべつつ寅子が語る夢を肯定しましたが、同時に一瞬だけ寂しそうな表情を見せています。恐らく花岡は、この時に寅子との結婚を諦めたと考えられます。

▼花岡からのまさかの結婚報告を受けて、寅子の人生も急展開を迎えることになります。

▼史実をもとにした伝記風小説「裁判官 三淵嘉子の生涯」には、嘉子の夫となる明治大学夜間部の書生・和田芳夫とともに、帝大法学部に通う書生である水村辰彦という人物が登場します。この辰彦という青年はプライドが高く、心のどこかで女性を下に見つつも表向きは女性の社会進出を歓迎するような発言をするなど(嘉子とのちょっとしたロマンスシーンもあり)、どこか花岡悟の人物設定と重なります。

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【今後のネタバレ】花岡の衝撃的な最期 死因は?

花岡はその後、佐賀地裁での任期を終えると、東京地裁に戻って主に食糧管理法違反の事案を担当。司法省の民法調査室で働き始めた寅子の仕事の相談に花岡が的確なアドバイスを送るなど、二人は友人として良好な関係を保っていきます。

寅子の仕事にも成果が出始めた1947年(昭和22年)12月のある日。寅子は、花岡が餓死をしたという衝撃の事実を知ることになります。

花岡は裁判官として食糧管理法違反を裁く立場にあったことから、法を律儀に守って闇市に流通する食物を一切口にせず栄養失調になっていたとのこと。戦後の食糧難の中、正規ルートに乗ったわずかな食物だけを食べていたゆえの悲劇だったのです。

花岡にとってこれは正しいことだったのか…。法とは一体何なのか…。寅子は何もかもが納得出来ないという気持ちを抱えつつ、花岡が大切に守ろうとしたものを受け継いでいく決意を固めることになります。

【追記】
第34回では寅子を「捨てた」ことに憤慨し問い詰める轟に対し、花岡は「ありがとうな、轟…。でももう決めたんだ。ここからは奈津子を誠心誠意愛して、何も間違わず正しい道を進むと誓うよ」と語っています。

花岡は親友へのこの誓いを胸に、後の人生を生きていたのでしょう。

花岡の死 山口良忠裁判官の栄養失調死がモデルか

突然過ぎる花岡の死に突拍子のなさを感じてしまうかも知れませんが、この花岡の死に関するエピソードは、終戦直後に山口良忠という裁判官が栄養失調により亡くなった史実がモチーフになっている可能性があります。

1946年(昭和21年)。食糧管理法違反の裁判を担当していた山口良忠裁判官は「違法行為を裁く自分が法を犯して闇米を食べるわけにいかない」として、わずかな配給品と自宅の庭で採れた芋だけを食べて生活をしていました。

やがて山口裁判官は栄養失調に陥り、肺結核も併発して33歳の若さで急死。山口裁判官には妻と幼い子どもがおり、結婚したばかりの花岡と重なる部分があります。

生きるためには、時に法を犯さなければならないのか…。まさに寅子が花岡の死を受けて葛藤したような命題が、戦後の食糧難の中で浮き彫りになったのでした。

▼戦争前後で、寅子が愛する人たちが次々に亡くなっていきます。しばらくは辛い展開が続きそう…。

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