【あさが来た】成澤泉の妻・カナエ(宮嶋麻衣) モデルとなった人物は?

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」に登場する成澤泉の妻・成澤カナエ(宮嶋麻衣)という人物についてまとめます。

成澤カナエは、日本女子大学創設者である成瀬仁蔵の妻・マスエがモデルになっていると考えられます。NHK大阪朝ドラ常連俳優である宮嶋麻衣の朝ドラ出演作などとあわせてまとめます。

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目次

初登場!成澤泉・カナエ夫妻

1月30日(土)放送回に、美和(野々すみ花)の店・晴花亭に居合わせた客として初登場した成澤泉(瀬戸康史)、カナエ(宮嶋麻衣)夫妻。

二人の会話によれば、夫・泉は新潟でやっていた校長・牧師の仕事を辞め、突然大阪へと戻ってきた様子。泉は困惑するカナエに対し自著「婦女子の務め」を取り出し、「夢の実現」のためアメリカに留学して本格的な勉強がしたい!とアツく語ります。

この成澤泉という人物は後にあさと出会い、重要な人物になっていきます。

成瀬仁蔵・マスエ夫婦がモデルか

▼日本女子大学の創設者、初代校長として知られる成瀬仁蔵。
画像はWikipediaより転載(パブリックドメイン)。

アツく語る夫・成澤泉のモデルとなっている人物は、実在の教育者・成瀬仁蔵(1858年 – 1919年)です。成瀬は日本の女子高等教育の先駆者で、広岡浅子(あさのモデル)の協力を得て日本女子大学を創設させた人物として知られます。

一方の妻・カナエのモデルとなっていると思われるのは、成瀬仁蔵の妻・マスエ(服部満寿枝)です。

成瀬仁蔵は20歳の時に、所属していた大阪・浪花教会の組合教会らの運動で設立された「梅花女学校」の生徒だったマスエと結婚しています(明治12年)。マスエは旧福井藩士の娘でした。

成瀬は結婚後、教職活動、女子教育の研究、基督教伝道などに没頭していきます。しかし女子大学設立の活動が困難に突き当たっていく中で、成瀬は病弱だったマスエと離婚という形をとっています(明治31年頃)。結局マスエはその二年後に亡くなっています。

※「あさが来た」原案である「小説 土佐堀川」によれば、成瀬は女子大設立の運動に没頭するあまり家庭を顧みず、妻との不仲がウワサされていたとのこと。ドラマで成澤夫妻がどのような関係性を見せていくのか、注目です。

追記:2月13日(土)、成澤が再登場した放送回によれば、成澤は夢を追うあまり奥さんに愛想を尽かされたとのこと。

演じる宮嶋麻衣は大阪朝ドラの常連俳優

▼宮嶋麻衣は「ごちそうさん」で「たみちゃん」こと野川民子を好演。

成澤泉は今後あさと再会し、「日の出女子大学」設立へと共に歩んでいくことになります。

カナエ役としてわざわざ朝ドラでお馴染みの女優・宮嶋麻衣(「ちりとてちん」「カーネーション」「ごちそうさん」「マッサン」などに登場)を起用していることや、成澤泉初登場シーンにわざわざ妻を一緒に登場させていることなどから、今後もカナエが登場し、ストーリーに関与していく展開も考えられます

演じる宮嶋麻衣は、岐阜県恵那市出の俳優。2007年に朝ドラ「ちりとてちん」にヒロインの親友・野口順子役で出演し大きな注目を集めると、2011年には「カーネーション」の芸妓・駒子役で出演。

そこから「純と愛」(2012年〜・宮崎ゆり役)、「ごちそうさん」(2013年〜・野川民子役)、「マッサン」(2015年・亀山和歌子役)、「あさが来た」(2016年・成澤カナエ役)と、5年連続でNHK大阪制作の朝ドラに出演。その後も「わろてんか」(2017年・富役)、「カムカムエヴリバディ」(2021年・赤螺清子、初美役)に出演し、BK(NHK大阪)朝ドラの常連俳優となっています。

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