TBSドラマ「この世界の片隅に」ロケ地、撮影地、登場した建築まとめ

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2018年7月から放送されているTBS系日曜劇場「この世界の片隅に」の撮影・ロケ地をまとめます。

この記事は順次書き足していく予定です。

呉市、広島市を中心に各地で撮影

まずは、第1話のエンディング・クレジットにドラマの「撮影協力」として明記されていた地域、団体、企業を書き出してみます。

呉市 広島市 広島フィルム・コミッション 呉地域フィルムコミッション 岡山県フィルムコミッション協議会 西大寺五福通り 岡山商工会議所西大寺支所 大子町フィルムコミッション 海上自衛隊呉地方総監部 海上自衛隊第一技科学校 いすみ市 日新製鋼株式会社 広島海上保安部宇品灯台 呉森沢ホテル グランドプリンスホテル広島 クレイトンベイホテル ビュー・ポートくれ くれたけイン岡山 朝日交通株式会社 中国銀行西大寺支店 久本自動車 石原工務店 江戸東京たてもの園 公益財団法人三笠保存会

▲撮影は広島県呉市、広島市を中心に行われています。後半のホテルや企業などは、ロケ地というよりはロケ隊に場所を提供したり協力したという感じでしょう。

以下、TBSドラマ版「この世界の片隅に」に登場したロケ地、建築物まとめ。

被爆前の原爆ドーム(広島市)※CG…すずがスケッチした建物

第1話ではCGにより再現された「被爆前の原爆ドーム」周辺の風景が登場。母から得意先への届け物を頼まれた幼少期のすずが、届け物を終えて川沿いでスケッチをしていた建物が、「広島県産業奨励館」(現在の原爆ドーム)だった。

「広島県産業奨励館」はエメラルドグリーンのドーム屋根とふっくら丸みを帯びた曲線的なフォルム(割とドシッとズングリとしている)が印象的な洋館。1915年(大正4年)竣工、設計はチェコ人建築家のヤン・レッチェル。

▼大正期の原爆ドーム(当時は広島県立商品陳列所)の姿。すずもこの画像と同じように、川の向こう側からこの建築物を描いた。画像はWikipediaから転載(パブリックドメイン)。

江戸東京たてもの園(東京都小金井市)…地元商店街のシーン

第1話。すずが得意先に海苔を送り届けた商店街のシーン(原作では広島・中町本通りとして登場している)は、東京・小金井公園内にある「江戸東京たてもの園」内の「子宝湯」「三省堂」付近で撮影が行われた。

また、「人さらい」から逃げ出した周作とすずが手を繋いで走った商店街も、園内のほぼ同じ場所で撮影されている。

干潟(広島県内?)…草津のおばあちゃんの家に行く際に歩いた干潟

第1話。浦野三兄妹が、草津にあるイトおばあちゃんの家に行く際に「夜になったカラス〜♪」の歌を歌いながら歩いた広大な干潟。

番組公式ツイッターの発言から広島での撮影であることは確定的ですが、撮影地の特定はできませんでした。

地形的に広島県竹原市の「ハチの干潟」あたりが似ている気もしますが…。広島県内には多数の干潟があるのでわかりませんでした。

TBSドラマ「この世界の片隅に」すずが歌った童歌は「山の向こうへ」 久石譲氏オリジナル曲

旧上岡小学校(茨城県大子町)…すずが通う江波高等小学校

第1話。14歳になったすずが通う「江波尋常・高等小学校」の校舎として、茨城県大子町の旧上岡小学校が登場。旧上岡小学校はロケ地として有名で、NHK朝ドラ「花子とアン」でヒロインが通う「阿母尋常小学校」の撮影にも使われた。

茨城県大子町観光協会のサイト上に旧上岡小学校の様子が多数の写真とともに紹介されています。明治期に建てられた、懐かしく温かい木造校舎。

海上自衛隊・第一技科学校(広島県江田島市)…周作が働く呉鎮守府軍法会議

第1話。夫・周作が働く「呉鎮守府軍法会議」の廊下のシーン(周作と同僚が話しながら歩いた)で、江田島市にある海上自衛隊・第一技科学校(旧海軍兵学校)の廊下が登場。

なお、「呉鎮守府軍法会議」の建物外観としてドラマに登場した「赤レンガの洋館」は、この「第一技科学校」や、現在も「海上自衛隊呉地方総監部」として使用されている「旧呉鎮守府」の赤レンガの建物に酷似していますが、どうやら違うみたい…。現在調査中。

三つ蔵(旧澤原家住宅)(広島県呉市)…呉の風景

第1話。すずが北條家に嫁入りする際に家族四人で歩いた呉の風景の一つとして、呉市の重要文化財「三つ蔵」(旧澤原家住宅)が登場。恐らく今後もすずが街へと下りていく際に、この三つ蔵を横切るシーンが登場するはず。

江戸後期に建てられた三つの土蔵が並ぶ可愛らしい風景は呉でも有名。旧澤原家住宅は古い建物が数多く残る、中国地方を代表する大規模商家の一つ。アニメ映画版「この世界の片隅に」にも「三つ蔵」は登場しており、ファンの間では聖地となっている。

西大寺五福通り(岡山県岡山市)…朝日遊郭・二葉館と周辺の風景

白木リンが居る「朝日遊郭」(呉市朝日町)周辺の風景として、岡山県岡山市の西大寺五福通りの景観が用いられている。

五福通りは、過去には映画「ALWAYS 三丁目の夕日’64」やNHKドラマ「とんび」のロケ地となるなど、看板建築が立ち並ぶノスタルジーあふれる商店街。

▼朝日遊郭・二葉館の外観は、五福通りにある「野村帽子店」(左手前)にセットが施され、撮影が行われた。

緑山スタジオに作られた屋外セット(横浜市青葉区)…呉・北條家とその周辺の風景

すずが嫁いだ呉・北條家の古民家とその周辺の風景は、広島県呉市内に戦前から建っていた古民家を横浜市内のスタジオに移築し、撮影が行なわれている。

緑山スタジオのセットについて、詳しくはこちらの毎日新聞の記事に書かれています。

栃木市巴波川・蔵の街(栃木県栃木市)…周作とすずが逢い引きで歩いた水辺の歩道

第3話で登場。周作が仕事を早めに切り上げてすずと初めての「逢い引き」をした際に、二人が歩いた水辺の道(アイスクリームを食べたレストランに向かう道)。

栃木市・巴波川(うずまがわ)沿いには多くの蔵や古い商都の風景が残り、幕末から栄えた水運の街の記憶を伝える。TBSドラマ「JIN-仁-」のロケ地としても知られ、「蔵の街遊覧船」も運行されている。

 

呉市・堺橋(広島県呉市)…レストランでのデート後にすずと周作が語り合った橋

第3話。すずと周作が初めての「逢い引き」でレストランに行った帰り道、周作とすずが語り合った橋。夫婦の絆が深まったワンシーン。周囲の風景や橋上を通過する路面電車はCGで再現された。

JR呉駅からもすぐの位置にある堺橋は、堺川にかかる数多い橋のひとつ。かつては路面電車が走っていた。劇場アニメ版「この世界の片隅に」でも、ひとつ上流の「小春橋」で周作とすずが語らい、その背後の堺橋に路面電車が走るシーンが登場している。


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