【なつぞら】咲太郎の借金10万円 現在の物価感覚、貨幣価値ではいくらくらい?

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NHK連続テレビ小説「なつぞら」で、兄の咲太郎が抱えている「借金10万円」が現在の貨幣価値でどれくらいなのかをまとめます。

咲太郎はこの借金10万円を抱えてしまったことで、なつたちの前から姿をくらまそうとします。

咲太郎が抱えた借金10万円

ようやく兄・咲太郎(岡田将生)と再会したなつでしたが、咲太郎が10万円という多額の借金を抱えていることを知ります。

咲太郎は、ムーラン・ルージュの元人気ダンサー・岸川亜矢美(山口智子)を母のように慕っており、ムーラン・ルージュが潰れた際にはその「大切な場所」を必死に買い戻そうとしました。

咲太郎はこの時にイカサマ興行師の詐欺の手口に引っかかり、借金してまで用意した買い取り費用10万円を持ち逃げされ、借金だけが残ってしまったのです。

昭和30年当時の物価指数

ドラマの時代設定である昭和30年当時、10万円という金額がどれほどの価値があったのかを以下にまとめます。

明治33年(1900年)を1.00とした「消費者物価指数」では、昭和30年(1955年)は650.3。平成12年(2000年)は3918.9です。

平成30年(2018年)現在の消費者物価指数は平成12年とおおよそ変わらないので、現在の物価指数は昭和30年当時の約6倍前後になっていると考えることが出来ます。

この単純計算で考えると、昭和30年当時の咲太郎の借金10万円は現在の60万円相当ということになります。

ただし、これはあくまで消費者物価指数から単純にはじき出した数値です。

物価感覚では現在の200万~300万円程度か?

消費者物価指数だけでは現実的な「庶民の物価感覚」が掴みづらいので、昭和30年前後当時の物の値段を「物価の文化史事典」(展望社)からピックアップして考えてみます。

▼昭和30年前後の物価

公立小学校教員の初任給(大卒・東京)… 7,800円 ※昭和29年
国家公務員の初任給(大卒・Ⅰ種)… 9,200円 ※昭和29年

公立高校の授業料(普通科・1ヶ月)… 600円 ※昭和31年
国立・東京大学の授業料(入学年次・1ヶ月)… 6,000円

国鉄・東京〜大阪間運賃… 620円
富士屋ホテル宿泊料金(1泊3食付き)… 3,000円

新宿中村屋・カリーライス(デミ・コーヒー付)… 150円
うどん・そば(東京・1杯)… 25円〜30円 ※昭和29年

以上から昭和30年当時の咲太郎の借金10万円は、当時の大卒小学校教員の初任給の約13ヶ月分、国家公務員の初任給の約11ヶ月分、公立高校の授業料の166ヶ月分(約14年分)、東大の授業料約16.6ヶ月分(約1.4年分)、東京大阪間(片道)の鉄道移動161回分。

現在の感覚でいうと、小学校教員の初任給の約13ヶ月分=200万〜300万程度といったところでしょうか。

決して人生を棒に振るほどの絶望的な借金の額とは言えませんが、孤児院から抜け出して必死に芝居小屋で働いていた戦災孤児・咲太郎にとっては、途方もなく大きな金額と言えるでしょう。

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