【なつぞら】スタジオジブリ誕生?神地「我らの砦を築こう」発言

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NHK連続テレビ小説「なつぞら」9月25日(水)放送で、あのスタジオジブリ誕生を予感させる神地のセリフ(プロポーズ)がありましたので、まとめておきます。

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カミッチのプロポーズ ジブリ誕生の予感…

9月25日の放送では、東京・吉祥寺のマコプロダクションにおいて「大草原の少女ソラ」の完成おめでとうパーティが開催されました(昭和50年)。

スポンサーであるミルコス社長・松武博(大泉洋)の挨拶の後、マコプロのメンバーたちが思い思いにスピーチを行ったのですが、その中で神地(カミッチ)と桃代(モモッチ)の発言が、あの「スタジオジブリ」誕生を予感させるものとなりました。

カミッチ「いつか大いなる予算と人材をそなえた我らの砦を築こう。そしたらモモッチ、ずっとそばにいてくれ」


モモッチ「わたしは色指定に一生を捧げていいと思ってます。特に、カミッチと一緒なら♡」

実質的なプロポーズともとれる、二人のイチャイチャぶり。この時に言及された「いつか大いなる予算と人材をそなえた我らの砦を築こう」という神地の夢が、なつ、坂場、神地、モモッチらの未来=スタジオジブリ創設?=を示唆するものと言えそうです。

ジブリの盟友 宮崎、高畑、保田

神地のモデルとされる宮崎駿氏は、東映動画(劇中「東洋動画」モデル)〜Aプロダクション・ズイヨー映像・日本アニメーション(これら3社は劇中「マコプロダクション」のモデルと推測される)〜テレコム・アニメーションフィルムを経た後、1985年(昭和60年)に吉祥寺でスタジオジブリを設立しています(徳間書店が出資)。盟友・高畑勲氏(坂場モデル)も創設時からスタジオジブリに参加していますね。

そして、神地がプロポーズしたモモッチ。モデル人物とされる保田道世氏は、宮崎駿氏が「戦友」、高畑勲氏が「同士」と呼ぶ、スタジオジブリの「影の実力者」でした。あの宮崎駿氏が唯一(??)頭が上がらなかったのが、東映動画、Aプロダクション、日本アニメーション時代からの同僚でありジブリの数々の名作で色彩設計を担った、奔放で「強烈なおばさん」保田道世氏だったのです。

宮崎駿氏は東映動画時代の同僚・太田朱美氏(茜モデル?)と結婚をしていますが、「なつぞら」では太田朱美氏ではなく、戦友だった宮崎駿氏と保田道世氏をあえてくっつけるというパラレルワールドを展開させているわけです。

▼マコプロは吉祥寺にスタジオを構えており、ジブリ生誕の地・吉祥寺と重なります。
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「夏空」=「火垂るの墓」??

なお、「なつぞら」のラストエピソードになるであろう戦争アニメ「夏空」の製作は、高畑勲氏が初めてスタジオジブリで監督を務めた作品「火垂るの墓」がモチーフになっているのではないかと予想されています。

この「夏空」は、なつたち奥原三兄妹が体験した数奇な戦争体験を坂場の希望によりアニメ化したものとのこと。「夏空」製作は「大草原の少女ソラ」の放送終了から12年後(昭和62年頃?)のエピソードになるとのことで、時代的にも昭和63年公開の「火垂るの墓」と重なります。

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