朝ドラ「なつぞら」カミッチとモモッチがいい関係に…?宮崎駿と保田道世は「戦友」

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NHK連続テレビ小説「なつぞら」2019年9月23日(月)放送回より。この日の放送では、長年独身を貫いているカミッチ(染谷将太)とモモッチ(伊原六花)がいつの間にか「親密な関係」になっている様子が見られました。

二人の恋愛遍歴、モデル人物の結婚相手などをまとめます。

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目次

神地と桃代 イチャイチャシーン

時代は昭和50年(1975年)。「大草原の少女ソラ」の製作も佳境に入っていた頃、職場では神地(カミッチ)と桃代(モモッチ)がいちゃつき合うシーンが見られました。

(桃代、神地から的確なアドバイスを受ける)
モモッチ「ありがとうカミッチ♡」
カミッチ「ももっちは才能があるんだから♡」
モモッチ「カミッチにそんなこと言われたら嬉しい♡」

カミッチとモモッチの恋愛遍歴

神地と桃代といえば、元東洋動画の主要メンバーの中でも数少ない独身同士。

神地は11年前の昭和39年に、思いを寄せていた茜が下山と電撃結婚をしてしまうという失恋を経験。以降はアニメーションの仕事にすべてを捧げるために独身を貫いてきました。

一方の桃代。同じく昭和39年頃に「東洋映画の助監督」と付き合っており、「(彼は)監督になるまでは結婚をしたくないと考えている」との発言していました。しかし、その後の恋愛の行く末は描かれておらず、結局結婚に至らず破局したものと思われます。

「ソラ」製作のための北海道取材では柴田家の食卓で隣同士に座るなど、何となく親密であることを匂わせていた神地と桃代。すでにアラフォーとなっている二人ですが、ようやくお似合いの二人がくっつきそうです。

追記:9月25日の放送では、神地が桃代にプロポーズするらしき場面が描かれています。
カミッチ「いつか大いなる予算と人材をそなえたわれらの砦を築こう。そしたらモモッチ、ずっとそばにいてくれ」
モモッチ「わたしは色指定に一生を捧げていいと思ってます 特に、カミッチと一緒なら♡」

後述しますが「大いなる予算と人材をそなえたわれらの砦」って、スタジオジブリですよね…。

【なつぞら】スタジオジブリ誕生?神地「我らの砦を築こう」発言

ジブリの「戦友」だった宮崎駿と保田道世

神地のモデルとされる宮崎駿氏、そして桃代のモデルとされる保田道世氏。ともに日本のアニメーションを語る上で欠かせない偉大な仕事人ですが、史実ではそれぞれ別々のパートナーを得ています。

宮崎駿氏は、「なつぞら」茜のモデルともされる元東映動画のアニメーター・大田朱美氏と結婚をしています。一方の保田道世氏は、同僚で9歳年下だったアニメーター・松下幹夫と恋をして同棲を開始、その後も二人は内縁関係のパートナーとして長年暮らしたそうです。

保田道世氏といえばスタジオジブリの「影の支配者」と言われるほどの実力者で、あの宮崎氏が唯一(?)頭があがらなかった人物として知られます。色彩設計のプロフェッショナルとして、宮崎駿氏、高畑勲氏(坂場モデル)、そしてスタジオジブリの作品世界を支え続けました。保田道世氏に対しては、宮崎氏は「戦友」、高畑氏は「同士」と呼ぶほどに信頼を寄せていたそうですね。

それだけに、「なつぞら」でカミッチとモモッチがイチャイチャしているシーンというのはジブリファンとしてはたまらないワンシーンといえそうです。保田道世氏の人生になぞらえば、カミッチとモモッチは明確な結婚という形にとらわれずに、良きパートナーとして今後を歩んでいくのかもしれません。

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