NHK連続テレビ小説「風、薫る」のWヒロインであるりんと直美、それにりんの妹の安の結婚(再婚)相手について予想します。
物語の前半では、りん、直美、安それぞれにラブストーリーが発生しそうです。
①りんは再婚する?お相手候補はシマケンと虎太郎 新聞記者・横沢公輔という新キャラも
▼NHK公式のドラマガイドブックには第13週までのあらすじが掲載されています。
まずはヒロインの一人・りん(見上愛)の再婚の展望です。
りんは地元栃木で運送業を営む奥田亀吉(三浦貴大)と最初の結婚をして長女の環をもうけますが、度重なる亀吉のひどい扱いに耐えかねて奥田家から逃亡。奥田家から身を隠すために、環とともに東京で暮らし始めています。
【メモ:モデルの大関和は再婚せず】
りんのモデル・大関和(おおぜき・ちか)は、黒羽藩(現在の栃木県大田原市周辺)の次席家老の次男・渡辺福之進と最初の結婚をして一男一女をもうけたものの、妾を抱えて一夫多妻的な生活を送る福之進に耐えきれずに離縁。子供を連れて上京し、トレインドナースの道を歩んでいます。その後、大関和は社会活動家(新聞記者から弁護士や作家に転じる)の木下尚江という男性と出会い一時は結婚を意識するようになりますが、木下尚江が遊女や複数の女性を囲っていることを知っていた大関和の知人がこの結婚を阻止。結局大関和は生涯に渡りシングルマザー、独身を貫いています。
「風、薫る」では史実を参考としたオリジナルストーリーが創作されており、史実のモデルの通りにりんがシングルマザーを貫くのかは不明です。
2026年4月現在公表されている今後のあらすじによれば、りんは瑞穂屋の常連客「シマケン」こと島田健次郎(佐野晶哉)と交友を深めていき、互いに良き相談相手になっていきます。
やがてシマケンはりんに対し特別な感情を抱くようになりますが、第12週ではりんに想いを寄せる幼なじみの竹内虎太郎(小林虎之介)がりんを追って上京。
物語の中盤以降、りんを巡ってシマケンと虎太郎が恋のライバルになっていきそうです。ただし、物語後半には横沢公輔という新聞記者の青年(後述)も登場するため、まだまだ先行きは不透明。
【追記】物語後半の新たな登場人物として、新潟の新聞記者・横沢公輔(井上祐貴)が登場予定。横沢は自分の中にある信念を大事にし、その信念を元に行動する青年。新潟に赴任したりんと出会い、りんを何かと気にかけていきます。前述したように、りんのモデルである大関和は木下尚江という社会活動家(元新聞記者)と結婚する直前まで至っており、この横沢青年がりんと特別な関係になる可能性が出てきています。シマケンのモデルが木下尚江であるという説も根強く、今後の展開が気になります。
※横沢青年を演じる井上祐貴は、大河ドラマ「べらぼう」で松平定信役を演じて大きな称賛を浴びた注目の俳優。「風、薫る」の横沢公輔役も重要な役どころとなりそうです。
▼「風、薫る」の原案になっている「明治のナイチンゲール 大関和物語」。
②直美は寛太(小日向)と親密に?陸軍軍曹・小川吾郎も急浮上
一方、もう一人のヒロイン・直美(上坂樹里)は第3週において勤務先の鹿鳴館で海軍中尉だと自称する青年・小日向栄介(藤原季節)と出会い、急速に接近していきます。
直美は当初、玉の輿を狙って小日向と交際を目論みますが、やがて小日向が詐欺師であることが判明。小日向は自分の本名が「寛太」であることを直美に打ち明けます。
詐欺師にあっさり騙された自分に情けなさを感じる直美。しかし、直美と寛太の関係性はこれで終わりというわけではなさそうです。
生きるために身分を偽って他人を欺き、天涯孤独の身で今日まで生きてきた直美と寛太。実は二人は似た者同士であり、やがて寛太は直美にシンパシーを覚えていきそうです。出会いこそ最悪だった二人ですが、やがて互いに信頼を寄せ合う関係になっていくようです。
この寛太という人物は、設定こそ改変が加えられていますが直美のモデルである鈴木雅の夫(軍人)の鈴木良光がモチーフになっている可能性があります。
【追記】第14週では、直美が担当する患者の友人として見舞いに来ていた陸軍二等軍曹・小川吾郎(甲斐翔真)が直美を見初め、直美にアプローチをかける様子が描かれました。後述するように直美のモデル・鈴木雅は陸軍の軍人と結婚をして死別をしており、直美がこの小川吾郎(モデルは鈴木良光?)と結婚をして(戦争などで?)死別をする可能性も出てきています。
【メモ:モデルの鈴木雅は夫と死別、シングルマザーを貫く】
直美のモデル・鈴木雅は、静岡の氏族の娘として生まれ15歳でフェリス・セミナリーに学び、続いて横浜共立学園で宣教師から幅広い西洋の学問、英語とキリスト教の精神を学ぶと、24歳の時に軍人(陸軍少佐)の鈴木良光と結婚。一男一女をもうけますが、夫は戦闘中に受けた銃創が原因となり2年後に亡くなっています。
その後、29歳で看護婦養成所に入学すると、同期の大関和と出会うとともに、トレインドナースの道に邁進。天職を得た鈴木雅はその後も自立した人生を歩み、再婚はしなかったようです。
③妹・安の結婚 お相手は槇村宗一(兄)?槇村太一(弟)?
母の美津(水野美紀)とともに上京し、りん、環と暮らし始める安(早坂美海)。
美津はある日、瑞穂屋に出入りする槇村太一(林裕太)の兄で、生真面目な東京府の役人・槇村宗一(上杉柊平)に目をつけ、安のお婿さん候補に定めます(第8週)。安は奥様になりたいという願望があったため、好条件である宗一との結婚に前向きなようです。
二人の結婚話が進み始めたある日。弟の槇村太一が家にやってくると、突然太一は安に求婚。順調に進んでいた宗一と安の結婚に波風が立ちそうです。
そもそも安は宗一に惚れ込んでいたわけではなく、宗一が結婚相手として好条件であるという理由でこの結婚を望んでいました。
安は両家顔合わせの後にこの結婚に対して疑問を抱くようになると、結婚に対する思わぬ「気付き」を得ることになります。
安は槇村兄弟のどちらかと結婚をするのか、それとも一ノ瀬家に残り、このまま家事や環の子育てに貢献する道を選ぶのか…。最終的に安は宗一(兄)の人となりに触れ、自らの結婚についての結論を出すことになりそうです(第12週頃)。
▼りんと直美が入学する看護婦養成所。女子寮で繰り広げられる仲間たちとの群像劇が楽しみ。
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