TBS系日曜劇場「DCU」(阿部寛主演)の主な出演者・キャスト、登場人物をまとめます。
レギュラー出演者が豪華なことはもちろん、毎週登場するゲストも古田敦也、明日海りお、宮野真守ら多種多彩。日曜劇場らしい贅沢な配役が楽しめそうです。
DCU(潜水特殊捜査隊)メンバー
主人公・新名正義(にいな・まさよし)…阿部寛
この物語の主人公で、「DCU」の隊長に任命された50歳の海上保安官。「海を汚されること」「真実が闇に葬られること」が許せない性格で、時にルールを無視して真相を究明していく。凄腕ながら危険な香りもするダイバーで、その強引さによりチームの内外からの批判も多い。
▷阿部寛(あべ・ひろし)は、神奈川県横浜市出身の57歳。ドラマ「TRICK」「結婚できない男」などの人気シリーズのほか、日曜劇場「新参者」「下町ロケット」「ドラゴン桜2」などのヒット作に多数主演。
▼DCU・新名班の精鋭を演じる役者陣。左上から時計回りに岡崎体育、阿部寛、横浜流星、有輝(土佐兄弟)、高橋光臣、中村アン。
2022年は寅年✨ということで
— 『DCU』-TBS日曜劇場-【公式】 (@DCU_japan) January 7, 2022
DCU新名班でトラポーズ🐯💖
写真タイムは、色々なポーズを
構えてくれるDCUチーム😆✨#DCUjapan#1月16日スタート#TBS#日曜劇場#阿部寛 #横浜流星 #中村アン#高橋光臣 #岡崎体育 #有輝 pic.twitter.com/gYaSxcxS7l
若手隊員・瀬能陽生(せのう・はるき)…横浜流星
「DCU」メンバーの中でもダイバーとしての能力が突出しており、チームを引っ張る存在でもある若手の海上保安士。隊長・新名の「バディ」といえる存在の25歳。幼い頃に海難事故に巻き込まれて両親を亡くし、自身も新名に助けられた過去を持つ。
▷横浜流星(よこはま・りゅうせい)は、神奈川県横浜市出身の25歳。雑誌「nicola」のメンズモデルとして人気になると、ドラマ「初めて恋をした日に読む話」「あなたの番です」「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」「私たちはどうかしている」などに出演し、俳優としても脚光を浴びる。
※瀬能陽生の少年時代(回想シーン)は、子役の勅使河原空くんが演じます。
中堅隊員・成合隆子(なりあい・たかこ)…中村アン
努力を重ねて海上保安庁初の女性潜水士となった苦労人。34歳。ポジティブで明るい性格で男たちと渡り合い、チームが落ち込んでいる時には元気づけてくれる存在。メンバーからの信頼も厚く、瀬能は隆子に憧れの気持ちを持っている。兄で海保のエースダイバーだった成合淳を殉職により亡くしている。第3話でジョアン・ロペスを追って日本の領海を超えるが…。
▷中村アン(なかむら・あん)は、東京都出身の34歳。ファッションモデルやタレントとして活躍し、俳優としても「小さな巨人」「SUITS/スーツ」「グランメゾン東京」「危険なビーナス」「日本沈没-希望のひと-」などに出演。日曜劇場の常連俳優となりつつある。
副隊長・西野斗真(にしの・とうま)…高橋光臣
新名班の副隊長。36歳。海保の中でも最も過酷とされる「特殊救難隊」で隊長を務めるなどエリート街道を走ってきた。それだけにプライドも高く、隊長の座を新名に奪われたことに納得がいかず衝突することもたびたび。熱い心は新名に負けないものがある。
▷高橋光臣(たかはし・みつおみ)は、大阪府出身の39歳。NHK「梅ちゃん先生」や「西郷どん」に出演したほか、日曜劇場「下町ロケット」「小さな巨人」「ノーサイド・ゲーム」などでも活躍。
中堅隊員・森田七雄(もりた・ななお)…岡崎体育
ぽっちゃり体型のお調子者で、「DCU」のムードメーカー的存在。水中ドローンなどのメカ捜査に強みを持つほか、潜水能力も高く、海や風の知識も豊富な中堅ダイバー。31歳。
▷岡崎体育(おかざき・たいいく)は、京都府宇治市出身の32歳のシンガーソングライター。ミュージックビデオのあるあるを映像化した「MUSIC VIDEO」が文化庁メディア芸術祭で「エンターテインメント部門 新人賞」を受賞。タレント、俳優として幅広く活動中。Youtubeチャンネルも人気。
大友裕也(おおとも・ゆうや)…有輝<土佐兄弟>
副隊長の西野と同じ「特殊救難隊」に所属し、歴代隊員の中でも最多の救命現場に立ち会った記録を持つ、叩き上げのダイバー。29歳。先輩の西野に憧れを持っている。
▷有輝(ゆうき=土佐有輝)は、東京都出身の27歳。兄・卓也とともにお笑いコンビ「土佐兄弟」を組み、有輝はボケとネタ作りを担当している。有輝が演じる「高校生あるある」ネタ動画がTikTokを中心にヒットするほか、Youtubeチャンネル「土佐兄弟の青春チャンネル」は登録者47万人を突破。
新名の婚約者・黒江真子(くろえ・まこ)…市川実日子
「DCU」の発足により「科学捜査ラボ」の班長に就任した、新名の婚約者。新名とは古くからの知り合いで、歴戦の現場を共に乗り越える中で親密な関係になっている。性格はサバサバしており、何事も白黒付けないと気がすまない。40歳。
▷市川実日子(いちかわ・みかこ)は、東京都出身の43歳。「Olive」「CUTiE」「Zipper」「装苑」などのファッション誌のモデルとして活躍し、俳優としても映画「嫌われ松子の一生」「めがね」「シン・ゴジラ」、ドラマ「小さな巨人」「アンナチュラル」「凪のお暇」などに出演。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」にも出演中。
サイバー班・神田瑠璃(かんだ・るり)…趣里
「DCU」の発足とともにサイバー班に異動した海保の職員。圧倒的なサイバー能力を有し、「DCU」の危険な活動をバックアップしてくれる頼もしい存在。新名も瑠璃に絶大な信頼を寄せている。
▷趣里(しゅり)は、東京都出身の31歳。父に俳優の水谷豊、母に元キャンディーズの伊藤蘭を持つ。NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」やドラマ「ブラックペアン」「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」「イノセンス 冤罪弁護士」「レッドアイズ 監視捜査班」などに出演。主演映画「生きてるだけで、愛。」で高崎映画祭最優秀主演女優賞、日本アカデミー賞新人俳優賞。
サイバー班・北川皆平(きたがわ・かいへい)…髙橋颯
「DCU」サイバー班に所属する若手の二等海上保安士。瑠璃の部下として、業務をサポートしていく。
海上保安庁関係者
新名の直属上司・佐久間雄二(さくま・ゆうじ)…佃典彦
新人だった新名を一人前に育てた直属の上司。成合の上司でもあった人物。現在は警備救難部の部長職にあり、海保上層部からの信頼も厚い。佐久間の進言により「DCU」が発足すると、長年の強い信頼関係がある新名を隊長に推薦している。
清廉潔白な上司かと思われたが、最終話でまさかの展開に。
▷佃典彦(つくだ・のりひこ)は、愛知県名古屋市出身の57歳。長年舞台演劇で活躍すると、2020年の日曜劇場「半沢直樹(第2シリーズ)」の曾根崎雄也役で「後ずさり土下座」を見せ大きな話題に。続けてNHK朝ドラ「おかえりモネ」に出演するなど、名優として存在感を増している。
エリート上官・早川守(はやかわ まもる)…春風亭昇太
海上保安庁でナンバー2の地位にあるエリート上官、次長。出世欲が強く、新設された「DCU」を成功に導いて長官の座に就くことを狙っている。自身の出世を脅かしかねない新名の危険な行動を問題視しており、機会があれば新名を引きずり降ろそうと企んでいる。
ダイバー・成合淳(なりあい・あつし)…吉川晃司
かつて新名と「バディ」を組み、海上の事件事故を次々に解決していた海保のエースダイバー。しかし、ある事故の調査中に不慮の爆発に巻き込まれて殉職してしまう。成合の殉職は新名や妹の成合隆子らの人生に今も大きな影響を与えている。
ストーリーが進むに連れ、成合の裏の顔が判明していき…。
警察関係者
警視庁の公安刑事・清水健治(しみず・けんじ)…山崎育三郎
警視庁公安一課の刑事で、公安の出世頭、エース。本来警察が仕切るべき「陸の捜査」に海上保安庁の「DCU」が同等の立場で入り込んでいることが許せない。言葉に棘があり挑発的ではあるが、新名の能力は認めており、事件解決のためにお互い利用できるものはしようと考えている。
▷山崎育三郎(やまさき・いくさぶろう)は、東京都出身の35歳の俳優、ミュージカル俳優。ミュージカル「レ・ミゼラブル」「ロミオ&ジュリエット」などに出演して「ミュージカル界のプリンス」として活躍するほか、ドラマ「下町ロケット」「昭和元禄落語心中」「エール」「青天を衝け」などに出演。妻は元モーニング娘。のエース・安倍なつみ。
公安の若手刑事・青山薫(あおやま・かおる)…吉田涼哉
警視庁公安一課の若手刑事。先輩のエース刑事・清水健治とコンビを組み、「DCU」とは違った角度から事件の捜査を展開していく。お互いを利用し合う新名と清水の関係性も熟知している。
その他出演者、ゲスト出演者
【第1話】京国建設社長・小山内正一(おさない・しょういち)…中村芝翫
第1話で登場。ダム事業を担当した京国建設の社長。5年前に横領の末に国外逃亡した前社長の後任として社長の座に就いたが、小山内自身にも黒い噂が絶えない。
【第1話】京国建設の社長秘書・若林朱里(わかばやし・あかり)…高梨臨
第1話で登場。京国建設の社長・小山内の秘書。小山内を疑って捜査にやってきた新名を前に淡々と業務をこなすが、どこか陰のある様子が見え隠れする。防犯カメラに不審な動きをする朱里の姿が見られ…。
【第1話】老舗釜飯屋「野田食堂」の息子・野田浩正(のだ・ひろまさ)…宮野真守
第1話で登場。京国建設の元社員で、老舗釜飯屋「野田食堂」の一人息子。社長秘書の朱里とは婚約者同士だった。野田は京国建設の金を使い込んだことが発覚すると、ロシア出張の際にそのまま失踪とされる。現在も行方不明のままである野田が捜査線上に浮上して…。
“本日、スタート!!日曜劇場「DCU」”https://t.co/xS99Uht3OP
— 宮野真守公式 (@miyanomamoru_PR) January 16, 2022
【第1話】「野田食堂」の主人…誠直也
第1話で登場。ダムサイドにある老舗釜飯屋「野田食堂」の主人。群馬県警に釜飯を納入している。一人息子の浩正がロシア出張で失踪したきり帰ってきていない。
【第1話】群馬県警捜査本部長?…谷田歩
第1話で登場。橋部ダムで死体があがった事件で、捜査本部が置かれた群馬県警の捜査本部長と思われる人物。海上保安庁所属の「DCU」が捜査会議を取り仕切ることに不満タラタラ。
【第2話〜】謎多き外国人・シルバ・マリア…エレナ アレジ 後藤
第2話以降で登場。能登半島の漁港で発生した殺人事件に端を発し、一連のミステリーへの関与の可能性が浮上する謎の外国人女性。ドラマの序盤から中盤にかけて、キーパーソンとなる重要人物となりそう。
【第2話】北能登署の刑事・坂東秀喜(ばんどう・ひでき)…梶原善
第2話で登場。能登の漁港で発生した殺人事件を追う「DCU」の捜査に協力する、地元・北能登署のベテラン刑事。「密漁者が犯人だ」と決めつける地元漁師らと強気な姿勢を崩さない新名との間で板挟みになりながらも、バランス感覚を持って捜査を展開していく。
【第2話】北能登市議会議員・岡部正三(おかべ・しょうぞう)…古田敦也
第2話で登場。北能登市の市議会議員を務める地元の名士。捜査に入る新名らに、「犯人は外国の密漁者だ」と断言。騒ぎ立てる漁師たちを黙らせるなど、地元では一目置かれる存在。
【第2話】技能実習生・ロドリゴ・サンチェス(ジョアン・ロペス)…フェルナンデス直行
第2話で登場。北能登港で技能実習生をしている外国人・ロドリゴ・サンチェス。事件の重要参考人となり疑われるが無実が証明される。しかし、この男はサンチェスの名を騙る偽物で、本名は「ジョアン・ロペス」。国際テロ組織「ブラック・バタフライ」のメンバーだと判明する。
【第4話】北陸中央医科大学教授・真鍋宗雄…角田晃広(東京03)
第4話で登場。数々の司法解剖を担当している法医学教授。
【第4話】潜水機器メーカー営業社員・月島秀樹…六角精児
第4話で登場。海上保安庁に出入りする潜水機器メーカー・アクアディープの営業課社員。隆子が残していたパソコンデータからジョアン・ロペスとの関係性が浮上する。
【第5話】国土交通省副大臣の長男・木下裕司…三浦獠太
第5話で登場。国土交通省・木下副大臣のドラ息子の長男。海上で行方不明になった裕司を探すためDCUが捜索を開始するが、単なる失踪事件ではないらしく…。
※三浦獠太は「キングカズ」ことサッカー選手・三浦知良の長男。ドラマ「グランメゾン東京」「顔だけ先生」などに出演。
【第5話】瀬能の学生時代の先輩・中林…藤井流星
第5話で登場。木下裕司の捜査を行う過程で聞き込みを行うサーフショップのオーナー・中林。偶然にも瀬能の学生時代の先輩であり、二人は再会を喜ぶが…。
【第5話】副大臣の秘書・日村…栁俊太郎
第5話で登場。木下副大臣の秘書・日村。行方不明になった裕司に関して、あるきな臭い情報を知っている人物。
【第6話】水族館プロデューサー・根岸那由…明日海りお
第6話で登場。水族館のプロデューサー・根岸那由。身元不明の女性の遺体の殺害現場がこの水族館だと判明すると、根岸は魚サプライヤー・木見とともに怪しい行動を見せていく。治療が必要な心臓病の娘がおり、そのために成合と繋がって何かを企んでいる…?
【第6話】魚サプライヤー・木見一郎…加藤雅也
第6話で登場。横浜であがった身元不明の女性の遺体を調べる中で捜査線上に浮上する、魚サプライヤーの男。水族館プロデューサー・根岸とともに不審な動きを見せていく。
【第7話】水槽デザイナー・高田和美…原田佳奈
第7話で登場。横浜港で遺体であがった水槽デザイナー。魚サプライヤーの木見一郎とは仕事で出会い、婚約中だった。死の直前、結婚の件で木見と喧嘩をしたらしい。
【第7話〜】瀬能の父の元部下・笠原英伍…岡田浩暉
第7話で登場。瀬能の亡き父の元部下で、現在は東都重工海洋研究所の博士を務めている。水族館プロデューサー・根岸とともにリモートダイビングVRシステムを開発した責任者。最終話では成合と組み、設計図を盗もうと暗躍する。
【第7話】根岸の母・根岸亜紀…小林幸子
第7話で登場。水族館プロデューサー・根岸那由の母。シングルマザーとして働きに出ている那由にかわり、心臓疾患を持つ孫の面倒を見ている。
【第7話】シングルマザー・玉井千英…鷲見玲奈
第7話で登場。病気の息子を抱えるシングルマザーで、DCUメンバー・大友の元カノでもある。ダイビングに興味を持つ息子のために、大友とともにリモートダイビングVRのイベントに参加をするが…。
▷鷲見玲奈は、元テレビ東京のアナウンサー。現在はフリーとなりバラエティ番組などで活躍中。これがTBSドラマ初出演となる。
【第8話】ホテル支配人・戸塚明男…田辺誠一
第8話で登場。かつて東都重工で瀬能の父・陽一(西尾浩行)の助手をしていたという男。現在は亡き妻の実家が経営する「ホテル花水木」の支配人をしている。成合を巡るミステリーについて何かを知っている…・?
【第8話】支配人の娘・戸塚明美…島崎遥香
第8話で登場。「ホテル花水木」の支配人の娘。仲居として働きながら、父とともにホテルを支えている。潜伏捜査をする新名たちを物陰から意味深に見張っているが…。
【第8話】関根釣具店の店主…不破万作
サイバー班・北川の尾行を巻き、瀬能が訪ねた海沿いの「関根釣具店」。瀬能は店主に写真を見せ、亡き父について何か知らないか聞き込みをした。
【最終話】東都重工社長・楢原…福澤朗
最終話で登場。東都重工の社長・楢原。設計図のフロッピーディスクを盗む成合たちを陰で操っていた人物。