「まれ」の舞台・能登(輪島)地方の伝統産業、文化とは?朝市、輪島塗り、塩田

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2015年春から放送が開始されるNHK連続テレビ小説「まれ」。石川県能登・輪島地方と、神奈川県横浜市を物語の舞台とした現代劇です。

このドラマ、2015年春の「北陸新幹線」(東京~長野~金沢)開業に合わせて放映され、タイミング的にも能登半島の文化や歴史、産業の魅力を全国にPRする絶好の機会となりそうです。

この記事では、ドラマの登場人物たちがストーリーの中で関わるであろう能登地方の地場産業、伝統文化、ローカルネタなどをピックアップしてみました。能登を知る基礎編です。

1000年続く!輪島の朝市


▲観光名所でもある「輪島の朝市」。女たちが主役の、賑やかな市。
Photo By: Ryoichi Tanaka

まずは、輪島の名物である「朝市」。なんと千年以上(!)も続くという輪島の朝市は、何といっても女性たちが主役です。

近隣農家のおばちゃんは野菜を、漁師町の女衆は魚介類や海藻を並べ、それを買いにくるお客さんも多くが女性。会話をしながら値段交渉を進めていくのも輪島の朝市の大きな楽しみです。正月3が日と毎月第2・4水曜日の定休日以外はほぼ毎朝開催されており、まさに生活に根付いた庶民の市場なのです。

「まれ」ではヒロイン・津村希(つむらまれ=土屋太鳳)の母・藍子(常盤貴子)と、それを手伝う希が朝市の売り子として働くようなので、輪島の朝市の風景が劇中で見られそうです。

「能登のとと楽」「加賀のかか楽」

能登地方には女性がよく働き、男性が楽をするという意味の「能登のとと楽」という言葉があります。

その言葉通り「まれ」では、希の母・藍子や、希の祖母代わりとなる桶作文(田中裕子)、「サロン・はる」経営者・蔵本はる(鈴木砂羽)など、ドラマに出てくる能登の女性たちは皆働き者です。

逆に、希の父・徹(大泉洋)や「サロン・はる」亭主・蔵本浩一(篠井英介)、サボってばかりの郵便局員・寺岡真人(塚地無雅)など、登場する中年男性たちには「働かない男」が目立ちます。こうした環境が、ヒロイン・希の仕事観を形成していきます。

ちなみに、県南部・加賀地方には「加賀のかか楽」という言葉もあります。金沢を中心に武家社会だった加賀地方では女性たち(かか)が楽をする、と言われたそうです。

輪島塗 塗師屋(ぬしや)

輪島の伝統工芸品と言えば「輪島塗」と呼ばれる漆器。重要無形文化財として世界にも知られる、日本屈指の工芸品です。

破損しやすい部分に漆で布を貼付ける「布着せ」や、珪藻土を混ぜた下地を「下塗り」「中塗り」「上塗り」と何層にも厚く施す丈夫さが特徴。また、沈金や蒔絵など美しい加飾にも魅了されます。

輪島市内には「石川県輪島漆芸美術館」があり、人間国宝による漆芸の名品、古今の作品などが展示されています。
http://www.city.wajima.ishikawa.jp/art/home.html

「まれ」では、ヒロインの同級生で「恋のお相手」となりそうな紺谷圭太(山﨑賢人)が、「塗師屋」である祖父に憧れて輪島塗の職人を志します。

▼塩田 伝統製法「揚げ浜式製塩」

かつて日本各地にあった、塩作りのための塩田。塩の専売制が廃止された現在でも、能登の塩作りは伝統技術の継承、観光資源のために存続され、塩田も現存しています。

能登の塩は「揚げ浜式製塩」と呼ばれる戦国時代終わりから続く製法で作られます。桶で運んだ海水を塩田に撒き、天日、風力によって塩分濃度を濃縮。さらにそれを海水で漉し、大釜で煮るというシンプルながらも大変な重労働です。こうして手作業で作られる塩は、他には無いまろやかさな味に仕上がります。

「まれ」でも、ヒロイン一家・津村家の祖父代わりになる桶作元治(田中泯)が、寡黙な塩田職人として厳しい仕事に従事する姿が描かれます。

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