【マッサン】エマがおもてなしで歌った歌はスコットランド民謡「アニー・ローリー」

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NHK連続テレビ小説「マッサン」2月11日(水)放送分より。

「北海道果汁株式会社」の出資者である渡芳利(オール阪神)、野々村茂(神尾佑)をおもてなすためにエマ(優希美青)とエリー(シャーロット・ケイト・フォックス)が歌った歌「アニー・ローリー」についてまとめます。

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出資者を説得するために

出資者との約束を破り、見切り発車でウイスキー事業を開始させていたマッサン。ようやく納得が出来るウイスキーが出来上がったことで、出資者の渡芳利、野々村茂に真実を告白する必要が生じます。

案の定、渡芳利はウイスキーを造らないという当初の約束を破ったことに激怒。マッサンの懇願に聞く耳を持ちません。この窮地を救ったのが、エリーの心尽くしの料理と、エマが歌う美しいスコットランド民謡「アニー・ローリー」(Annie Laurie)でした。

悲しい恋の歌「アニー・ローリー」

「アニー・ローリー」は1700年頃にウィリアム・ダグラス(William Douglas)によって詩がつくられ、後年、1838年になって音楽家ジョン・ダグラス・スコット夫人が作曲をしたものです。その美しい旋律は日本でもお馴染みで、図書館の閉館時の音楽として流れていたり、何かと耳にする機会も多いと思います。

詩の内容はスコットランド内戦の時代にウィリアム・ダグラスが経験した悲恋がもとに書かれています。

ウィリアム・ダグラスはマクスウェルトン卿のサー・ロバート・ローリーの娘・アニーローリーと恋に落ちますが、彼女が若すぎたことや親同士の政治的な理由により、結婚をマクスウェルトン卿から強く反対されてしまいます。アニー・ローリーは大変に美しい娘さんで、多くの男性から求婚を受けたそうです。

結局、ウィリアム・ダグラスとアニー・ローリーの恋は実らず。二人は別々の人をパートナーに選び、生涯を終えています。「アニー・ローリー」の詩は、ウィリアム・ダグラスの悲しい恋の想いを詠んだものなのです。

「アニー・ローリー」の歌詞、訳詞

以下、「アニー・ローリー」の原詩と、「マッサン」の画面字幕で紹介された日本語訳詞をまとめておきます。今回ドラマで歌われたのは、「アニー・ローリー」の1番です。

Maxwellton’s braes are bonnie,
Where early fa’s the dew,
And it’s there that Annie Laurie
Gie’d(Gave) me her promise true,
Gie’d(Gave) me her promise true,
Which ne’er forgot will be,
And for bonnie Annie Laurie
I’d lay me down and dee

マックスウェルトンの美しき丘に
朝霜が降りる
あの丘でアニー・ローリーは
僕と愛の誓いをした
僕と愛の誓いをしたこと
決して忘れない
愛おしいアニー・ローリーのために
僕は命を惜しまない

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