「マッサン」鴨居欣次郎(堤真一)モデル 鳥井信治郎の名言「やってみなはれ」

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NHK連続テレビ小説「マッサン」で、玉山鉄二が演じる亀山政春の生涯の師でありライバルとなる人物・鴨居欣次郎(かもいきんじろう)。

国産初のウイスキーづくりを実現する「鴨居商店」の社長を、俳優の堤真一が演じます。少々意外ですが、堤はこれが連続テレビ小説初出演となります。

この記事では、鴨居欣次郎のモデル人物であるサントリー創業者・鳥井信治郎の口癖「やってみなはれ」などについてまとめます。

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目次

堤真一は「三丁目の夕日」で「鈴木オートの社長」を熱演

「堤真一」「社長」といえば、映画「三丁目の夕日」の「鈴木オートの社長」を思い浮かべる方も多いかも知れません。

昭和30年代の東京下町で、小さな自動車修理工場「鈴木オート」を経営する鈴木社長。後の世界的企業「SUZUKI」や「HONDA」を連想させる小さな町工場「鈴木オート」の、口は悪いが情にアツい社長を堤真一が好演していました。

叩き上げの起業家「鴨居商店」鴨居欣次郎

「マッサン」で堤真一が演じることになる「鴨居欣次郎」も、叩き上げの経営者。大阪・船場での薬種問屋の奉公から始まり、20歳で「鴨居商店」を立ち上げます。鍛え上げた嗅覚と洋酒の調合知識などを駆使し、ワイン事業で大成功を収めます。

その資金を元手に国産初のウイスキーづくりという野望を打ち出し、スコットランドでウイスキーづくりの技術を習得した亀山政春を「鴨居商店」に誘い込みます。

鴨居欣次郎は古き良き経営者らしく、器が大きく豪快な人物。次々と人を驚かせるアイディアを思いつき、その実行力、行動スピードも圧倒的。

部下に対しても「やってみなはれ」が口癖で、周囲の人々を巻き込み魅了し、その潜在能力を引き出してしまう天性の経営者肌と言えそうです。

モデルはサントリー創業者・鳥井信治郎「やってみなはれ」が口癖

鴨居欣次郎のモデルは、サントリーの創業者(当時は寿屋)である鳥井信治郎です。鴨居欣次郎は鳥井信治郎の豪快な人柄、キャラクターが原型となっています。

20歳で独立して「鳥井商店」(のちの寿屋、サントリー)を立ち上げた鳥井信治郎は、日本人の口に合うようにつくられた「赤玉ポートワイン」を大ヒットさせ、ウイスキー事業への進出を決意します。

当時、国産ウイスキーの事業化は実現不可能とされ、周囲の誰もが大反対する「荒唐無稽」な夢でした。

しかし鳥井は周囲が反対すればするほど、誰もやらない事業だからこそやる価値がある!と意欲を燃やし、持ち前の行動力と口癖であった「やってみなはれ」の精神を発揮。この事業を見事成功させたのです。

この「やってみなはれ」という口癖が、そのままドラマ「マッサン」の鴨居欣次郎の口癖として採用されています。

▼「幻のサントリー社史」と言われる『やってみなはれみとくんなはれ』。同社宣伝部出身の山口瞳・開高健のコンビがサントリーの歴史を綴っています。 この二人を在籍されていたサントリーってスゴい…

「やってみなはれ やらなわからしまへんで」に象徴される鳥井の開拓者精神、ベンチャー精神は現在のサントリーの社風に脈々と受け継がれています。

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