【おちょやん】薬草を探す老人・彦爺(パンの耳) 曽我廼家文童が演じる

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NHK連続テレビ小説「おちょやん」12月3日放送(第4回)に、俳優で松竹新喜劇などで活躍した曽我廼家文童(そがのや・ぶんどう)が出演しました。

曽我廼家文童が演じた役柄、曽我廼家文童の簡単なプロフィールなどをまとめます。

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薬草を探してくれる老人・彦爺役

曽我廼家文童が演じたのは、千代が生まれた村の老人・彦爺(ひこじい)役でした。

突然行方不明になってしまった弟・ヨシヲを探すために山に入った千代は、ヨシヲを見つけた帰り道の山中で迷子になり、見知らぬ老人に出会います。老人はヨシヲに対し「一人で山に入ったらあかんといったやろ!」と叱ると、千代に帰り道を教えてくれます。

後日、この老人・彦爺が薬草を届けるために千代の家を訪ねてきます。どうやらヨシヲはお腹をさする素振りを見せる継母・栗子のために薬草を探して山中に入ったようです。彦爺はそんなヨシヲを心配し、山に入ったらあかんと注意していたのでした。

彦爺が持ってきた薬草により、千代はヨシヲが栗子を本当の母親だと思い心配していたことを知り…。

▼「豚の餌」であるパンの耳の持ち主・彦爺。

松竹新喜劇などで活躍 俳優・曽我廼家文童

彦爺役を演じた曽我廼家文童は、和歌山県白浜町出身の74歳の俳優です。16歳で喜劇俳優・曽我廼家十吾に弟子入りし、1970年代から松竹新喜劇で活躍したことで知られます。

師匠の曽我廼家十吾といえば、今後「おちょやん」に登場するキャラクター・須賀廼家千之助(星田英利)のモデルともされる人物。松竹新喜劇の黎明期などがモチーフとなる「おちょやん」は、曽我廼家文童にとって縁の深い作品ということになります。

松竹新喜劇で看板俳優・藤山寛美を支えるなど長年の活躍を見せた曽我廼家文童。2代目・渋谷天外(「おちょやん」天海一平のモデル)とともに松竹新喜劇の次代を担う役者と期待されましたが、藤山寛美亡き後の新生松竹新喜劇で思うような結果を出せず、その後は藤山直美(寛美の娘)と渋谷天外が座長格となっていきます。

朝ドラ「よーいドン!」で脚光 「べっぴんさん」執事役も

1982年に出演したNHK連続テレビ小説「よーいドン!」でヒロインの夫・時田栄市で脚光を浴びるなど、曽我廼家文童は次第に俳優としての活動が目立ち始めます。

続く1986年にNHK連続テレビ小説「都の風」、1988年に「純ちゃんの応援歌」に出演したほか、2003年の「てるてる家族」にも出演。2016年の「べっぴんさん」ではヒロインの生家である坂東家の執事・井口忠一郎(忠さん)役で出演し、「ズッコケ」を連発するなど味のある演技を見せています。

民放では「風雲!真田幸村」(1989年・テレビ東京)、「白い巨塔」(2003年〜・フジテレビ)、「水戸黄門シリーズ」(TBS)などの人気ドラマをはじめ、サスペンスドラマ、時代劇ドラマなどに多数出演。貴重な脇役として活躍を続けています。

▼松竹新喜劇、吉本興業など上方の喜劇界から多数が出演する「おちょやん」。
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