NHK連続テレビ小説「おむすび」より。結の恋のお相手であるヨン様こと四ツ木翔也が進むことになる大阪の星河電器についてまとめます。
星河電器はフィクションの企業ですが、社会人野球の名門チームを持つパナソニックをモチーフ(モデル)にしているのではないかと予想します。
ヨン様、監督からの紹介で星河電器へ
高校3年生の夏も県大会決勝戦でサヨナラ負けを喫し、ついに甲子園に行くという夢を果たせなかった福岡西高校のエース「ヨン様」こと四ツ木翔也(佐野勇斗)。結(橋本環奈)は翔也が落ち込んでいるのではないかと気遣いますが、彼はすでに未来を見据えていました。
翔也は福岡西高校の監督・中西剛(真砂京之介)の紹介により社会人野球チームを持つ大阪の企業・星河電器(ほしかわでんき)に進むことを決意するとともに、そこで三年間頑張ってプロ野球選手になるという新たな夢を掲げます。
今後、結ならびに米田一家はかつて暮らした神戸に再移住することが公表されていますので、結と翔也は関西地方に場所を移して交際を続けていくことになります。
社会人野球の名門・星河電器 茨木市が本拠か
事前に公表されているあらすじから、星河電器は
・社会人野球の名門チーム
・野球部は大阪府茨木市にある茨木支社で活動か(合宿所とグラウンド?)
・茨木支社には社員食堂がある
・チームのエースはプロ注目の澤田龍志(関口メンディー)
・監督は中村重治(元阪神・嶋尾康史)
・中村監督も澤田も食に対する意識が高い
ことなどがわかっています。
高校卒業後の結は神戸栄養専門学校に進学するとともに、翔也との仲を深めていきます。結は専門学校の実習で得た知識などをもとに翔也のための献立を作り出すなど、翔也の活動を支えていく存在になっていきます。
※【参考】神戸三宮駅から茨木市駅までは電車(阪急電鉄)で片道40分ほど。運賃は410円。
モデルはパナソニック(旧松下電器産業)か
前述の条件(大阪北部に活動拠点を持ち、電機メーカーが母体)などから、星河電器は大阪府門真市を本拠とし枚方市にグラウンドと合宿所を持つパナソニック野球部(旧松下電器産業、松下電器野球部)がモデルではないかと予想します。
▼パナソニック野球部の練習場所となっている大阪府枚方市山之上北町のパナソニックベースボールスタジアム。同野球部の合宿所も枚方市内にあります。枚方市と茨木市は淀川を挟んだ向かいにあるご近所同士。
参考までに、大阪府に本拠地を置く社会人野球の名門チームとしては、以下が挙げられます。
パナソニック(本拠:門真市、グラウンド:枚方市)
パナソニック野球部。都市対抗野球大会への出場56回、準優勝1回を誇る名門野球部。
本拠地は大阪府大阪市で、合宿所と練習グラウンドはパナソニックベースボールスタジアム(大阪府枚方市)。
福本豊(元阪急)、潮崎哲也(元西武)、建山義紀(元日ハム)、久保康友(元ロッテ、阪神)ら数々のプロ野球選手を輩出。
日本生命(本拠:大阪市、グラウンド:貝塚市)
日本生命硬式野球部。都市対抗野球大会への出場63回、優勝4回を誇る超名門野球部。
本拠地は大阪府大阪市で、練習グラウンドは日本生命貝塚グラウンド(大阪府貝塚市)。※2016年までは大阪府吹田市にある日本生命千里山グラウンドを本拠としていた。
福留孝介(元中日、阪神など)、大島洋平(中日)、小林誠司(巨人)ら数々のプロ野球選手を輩出。
大阪ガス(本拠:大阪市、グラウンド:西宮市)
大阪ガス硬式野球部。都市対抗野球大会への出場28回、優勝1回を誇る名門野球部。
本拠地は大阪府大阪市で、合宿所と練習グラウンドは大阪ガス今津グラウンド(兵庫県西宮市)。
能見篤史(元阪神、オリックス)、近本光司(阪神)、小深田大翔(楽天)ら数々のプロ野球選手を輩出。
NTT西日本(本拠:大阪市、グラウンド:久御山町)
NTT西日本硬式野球部。都市対抗野球大会への出場35回、優勝1回を誇る名門野球部。
本拠地は大阪府大阪市で、合宿所と練習グラウンドはNTT西日本淀グラウンド(京都府久世郡久御山町)。
増田達至(西武)、戸柱恭孝(DeNA)、大城卓三(巨人)ら数々のプロ野球選手を輩出。