NHK連続テレビ小説「らんまん」4月6日(木)放送の第4回に、子役の野原壱太(のはら・いちた)が登場。これで「ちむどんどん」「舞いあがれ!」に続く3作連続での朝ドラ出演となりました。
野原壱太が「らんまん」で演じた役柄、過去の出演作など簡単なプロフィールをまとめます。
万太郎を遊びに誘う村の子どもたち4人
祖母のタキ(松坂慶子)からお灸をすえられ、裏山の神社でふてくされていた万太郎(森優理斗)。
境内に生えていた野草に魅せられて植物画を描きはじめた万太郎のもとに、村の子どもたち4人(野原壱太、齋藤統真ら)が駆け寄ります。
「峰屋の坊っちゃんじゃ!」「何描きゆうが?」と興味津々の子どもたちですが、万太郎を迎えに来ていた竹雄(井上涼太)は、「身分違い」の庶民の子どもたちと万太郎が触れ合わないように制止します。
子どもたちの中でも一番背の大きい少年(野原壱太)が「ほんなら、坊っちゃんも遊ぼう!」と万太郎を鬼ごっこに誘いますが、竹雄は万太郎の手を強引に引っ張り、子どもたちと遊ばせません。
タキから万太郎を守るようにと厳命されている竹雄。懸命に自分の務めを果たそうと竹雄ですが、万太郎や無邪気な村の子どもたちは、なぜ一緒に遊んではいけないのか理解が出来ず…。
「舞いあがれ!」のチビ一太でおなじみ 子役の野原壱太
「#舞いあがれ!」に浦一太役にて出演しました #野原壱太(のはらいちた)が現在放送中の「#らんまん」にも出演しております♪見つけてくれた方ありがとうございます(^^)#朝ドラらんまん pic.twitter.com/BYvYQzjJx2
— スマイルモンキー広報 (@smilemonkey_jp) April 6, 2023
朝ドラファンの方であれば、気がついた方も多いことでしょう。
村の子どもたちの4人のうち、一番背が高い少年(一番右側)役を朝ドラでおなじみの子役・野原壱太(のはら・いちた)が演じていました。声質に特徴があるのでわかりやすいですね。
野原壱太は、子役を中心とした芸能事務所「スマイルモンキー」に所属する10歳、小学5年生の子役。
2019年にNHKの土曜ドラマ「浮世の画家」に出演すると、カンテレ(フジテレビ系)ドラマ「あと3回、君に会える」、テレビ朝日系スペシャルドラマ「エアガール」などに出演。
初めてのNHK朝ドラ出演となったのが、何かと話題になった「ちむどんどん」(2022年)でした。
演じた役柄は、「智にーにー」こと砂川智の弟・砂川旭役。第1週で貧しい砂川家に比嘉家が晩御飯のごちそうをおすそ分けするシーンが描かれましたが、このシーンで幼い弟役を演じていたのが野原壱太でした。
そして、大きな注目を集めたのが前作の朝ドラ「舞いあがれ!」で演じた浦一太役です。
物語の序盤、五島に「短期留学」をしたヒロインの舞(浅田芭路)は、近所の同学年の島の少年・浦一太(野原壱太)とすぐに打ち解け、島の人たちに溶け込んでいます。
一太は小学生男子らしいおバカな無邪気さを見せつつも、時に内気な舞を気遣いピエロ役を買って出るなど、とても優しい少年。野原壱太の自然な演技もあり、「チビ一太」は人気のキャラクターとなっています。※野原壱太は、物語終盤に一太の息子・浦進役も演じています。
▷村の子どもたち4人組のうち、一番背が小さい少年役を演じたのはテアトルアカデミーに所属する子役・齋藤統真(さいとう・とうま)。