NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」6月2日放送の第13回では、百音たちが中学生時代に所属した吹奏楽部の演奏会(北限のゆずまつり)の様子が描かれています。
この時に百音たちが演奏した行進曲「アメリカン・パトロール」についてまとめます。
「北限のゆずまつり」で演奏を披露
高校を卒業し、それぞれの道に進んだ亀島の幼なじみたち。最初の夏休み(2014年)に百音の家にみんなが集まると、中学生時代に活動した懐かしい吹奏楽部の思い出話で盛り上がります。
百音の母・亜哉子(鈴木京香)が持ち出したのは、島の名所「亀島レストハウス」で行われた「北限のゆずまつり」において行われた吹奏楽部の演奏会のビデオ。百音たちは行進曲「アメリカン・パトロール」を披露し、元トランペッターの耕治(内野聖陽)がソロパートで乱入しています。
気仙沼の島と海の美しい風景を背に披露された、百音たち吹奏楽部の演奏。東日本大震災という悲しい出来事が発生する前の、楽しく無邪気な日々の思い出です。
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「アメリカン・パトロール」
演奏会で吹奏楽部が披露したのは、アメリカの作曲家フランク・W・ミーチャムが1885年に作曲した行進曲「アメリカン・パトロール(American Patrol Op.92)」。別名で「アメリカ巡邏兵(じゅんらへい=見回り兵)」とも呼ばれます。
巡邏兵が遠くからやって来て目の前を通り、また遠くへと去っていく様子が描かれているという「アメリカン・パトロール」。吹奏楽や管弦楽、ジャズなどでも演奏される定番曲として知られます。
1967年3月にNHK「みんなのうた」で「ゆかいな行進」という題名の歌曲として放送されたほか、大阪環状線西九条駅ではUSJの乗換駅であることにちなみ、発車メロディとして使用されています。
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