「らんまん」大人になった虎鉄役は濱田龍臣 上京して万太郎の弟子に ある人物と結婚へ…?

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NHK連続テレビ小説「らんまん」で子役の寺田心が演じていた高知の少年・山元虎鉄(やまもと・こてつ)役を、大河ドラマ「龍馬伝」などで人気となった元子役・濱田龍臣が演じます。

第22週では大人になった虎鉄が上京し、十徳長屋で暮らし始める様子が描かれていきます。万太郎の書生になることを希望して上京した虎鉄は、やがてある人物と結婚することになり…。

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目次

万太郎と交流を続ける高知の少年・山元虎鉄

万太郎(神木隆之介)が高知の山中で植物採集をしている時に偶然出会い、ヤッコソウの発見へと導いてくれた高知の少年・山元虎鉄(寺田心)。

万太郎に植物学の面白さを教わった虎鉄は、その後も手紙や植物のやり取りを通して万太郎と交流を続けると、いつしか万太郎を師匠のように慕うようになっていました。

第22週放送(8月28日〜)では、すっかり大人になった青年・山元虎鉄(濱田龍臣)が万太郎の書生になるために高知から上京。十徳長屋の差配人・りん(安藤玉恵)に空き部屋を紹介され、虎鉄も長屋の住人の仲間入りを果たします。

ちょうど虎鉄が上京した頃、「師匠」の万太郎は学術研究員として台湾に旅立ったばかりでした。万太郎と行き違いになってしまった虎鉄ですが、寿恵子(浜辺美波)や千歳(遠藤さくら)、百喜(松岡広大)らと交流しながら万太郎の無事の帰国を待つことになりそうです。

NHKから公表された人物紹介文では、虎鉄の結婚相手が明かされています。ネタバレになってしまう内容ですので、先に虎鉄を演じる濱田龍臣の簡単なプロフィールを紹介した後に、この文章の最後で虎鉄の結婚相手についてご紹介します。

【追記】高知の遍路宿の息子である虎鉄。上京にあたり親とひと悶着あったようですが、妹が婿をとって遍路宿を継いでくれたことで、晴れて上京出来たとのことです。上京の経緯まで師匠である万太郎にそっくりであることを知った寿恵子とりんは、思わず「うん!?」と顔を見合わせています。

元人気子役・濱田龍臣 「龍馬伝」坂本龍馬役で人気に

大人になった山元虎鉄役を演じるのは、千葉県出身の22歳の俳優・濱田龍臣(はまだ・たつおみ)です。

早くから子役として活動し、2010年のNHK大河ドラマ「龍馬伝」では福山雅治が演じた主人公・坂本龍馬の幼少期役で出演。福山雅治がそのまま少年になったような端正なルックスとハキハキとした可愛らしい演技が大きな注目を集めています。

同年、ドラマ「怪物くん」で市川ヒロシ役を演じると、「崖っぷちのエリー〜この世でいちばん大事なカネの話〜」「検事・鬼島平八郎」などにも出演。「ゴールド ドリーム アワード 2010」で金の卵賞を受賞するなど、人気子役としての地位を確立しています。

2017年には「ウルトラマンジード」の朝倉リク役で主演を務めると、2020年の同シリーズ「ウルトラマンクロニクル ZERO&GEED」でも朝倉リク役で再び主演。その後もドラマ「モブサイコ100」「武士が、マックで店員になった件。」などで主演を務め、「花のち晴れ〜花男 Next Season〜」「バイバイ、マイフレンド」といった人気ドラマにもレギュラー出演。身長も178cmまで伸び、大人の俳優へのモデルチェンジに成功しています。

「らんまん」が朝ドラ初出演となる濱田龍臣。子役の大先輩である神木隆之介との共演や、寺田心からの人気子役リレー、そして「龍馬伝」でも見せた土佐弁の再演も楽しみの一つ。後述するように虎鉄は槙野家にとって大切な人物になりそうですので、その演技にも期待がかかります。

虎鉄、あの人と結婚へ(ネタバレ注意)

高知から上京して十徳長屋の住人となり、万太郎の(一番?)弟子になる山元虎鉄。長屋の暮らしの中で槙野家にもすっかり打ち解けた虎鉄は、やがて万太郎・寿恵子夫妻にとってもかけがえのない人になっていきそうです。

NHKから公表された追加登場人物の人物紹介によれば、槙野家の次女でしっかり者の千歳(遠藤さくら)が、後に縁あって虎鉄と結婚するとのこと。

虎鉄が24歳で初めて長屋にやってきた当時、千歳(子役:入江美月)はまだ11歳前後の少女でした。

愛弟子と愛娘の結婚に対し万太郎と寿恵子がどのように反応するのか(しかも年の差婚)、今から楽しみですね。また、千歳を演じる遠藤さくら(21歳)といえばアイドルグループ「乃木坂46」の人気メンバーであり、美男美女カップルの誕生によりドラマが華やかになりそうです。

【追記①】万太郎が高知で初めて虎鉄に出会った当時、虎鉄は14歳で千歳は1歳(1887年=明治20年)でしたので、虎鉄と千歳は13歳差ということになります。遠藤さくら演じる大人の千歳の初登場時(第24週)は16歳で、虎鉄は29歳。

【追記②】明治から大正に変わる頃、二人は結婚(第122回)。仮に1912年(明治45年)だとすると、結婚時の年齢は千歳は26歳前後、虎鉄は39歳前後となります。

【第109回の伏線シーン=虎鉄と千歳の初対面】

濱田龍臣が演じる24歳の虎鉄が初めて長屋を訪ねた際、ちょうど千歳・百喜・大喜の三兄弟が落語の高座を見に行くために落語家の牛久(住田隆)と一緒に長屋を出ています。虎鉄は長屋の入り口を見つけると同時に、長屋から出てきた千歳たちに目をやっています。

ちなみにこのシーン、なぜか長屋を出発する牛久師匠と三兄弟たちの動きがスローモーションになっており、ちょっと意味がわからないシーンではあったんですよね(笑)。何気ないワンシーンでしたが、後々の伏線になるかもしれない場面です。

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