【あさが来た】あさが妊娠!長女・千代が生まれる モデルはいるの?

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NHK連続テレビ小説「あさが来た」第10週(11月30日〜)より。この週の最後あたりであさ(波瑠)の妊娠が発覚し、翌週にはいよいよ長女・千代が産まれることになります。

この記事では、生まれてくる「白岡千代」という女の子について、それに千代のモデルとなっている「広岡亀子」という女性についてまとめます。

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目次

あさ結婚9年目 ついに妊娠

あさの妊娠が発覚するのは、明治9年(1876年)頃のこと。あさが新次郎(玉木宏)と結婚したのが慶応元年(1865年)ですから、結婚してから9年目でのおめでたでした。この時、あさは26歳前後ということになります。

一人娘・千代

明治9年、あさは相変わらず大阪と九州の炭坑を行き来する日々。そんな生活の中で、九州にいたあさはある日体調を崩し、妊娠していることが発覚します。母・梨江(寺島しのぶ)譲りのつわりの酷さを乗り越え、あさは無事元気な女の子を出産。名前は正吉(近藤正臣)によって「千代」と名付けられます。

千代は、出産後すぐに仕事に復帰するあさに代わり、お付きのうめ(友近)、ふゆ(清原果耶)、それに加野屋の面々に見守られながら、すくすくと育ちます。こうした育ちが影響するのか、やがて千代は仕事で家を空けることが多いあさに反発し、あさとは反対の、家庭的で優しい女性に育っていきます。

※白岡千代は、少女時代を鈴木梨央が、成長してからは女優の小芝風花(こしば・ふうか)が演じます。

千代のモデルは広岡亀子

母・あさとの確執も予想される千代。千代のモデルとなっているのは、広岡浅子の実娘・広岡亀子です。ドラマと同じ明治9年、浅子は27歳で一人娘となる亀子を産んでいます。

ドラマ原案「小説 土佐堀川」によれば、浅子が出産後しばらくすると仕事に舞い戻ったこともあり、亀子はお付きの小藤(夫・信五郎の妾でもある)が時に母親がわりになり、大切に育てられます。

広岡恵三と結婚 子宝に恵まれる

亀子は浅子とは反対に大人しく上品で優しい子に育ち、やがて子爵一柳家の次男・恵三を婿養子に迎えることになります。

亀子は浅子のような商人、後継者としての才は見せませんでしたが、結果として東京帝国大学法科出の逸材だった夫・恵三が後に加島銀行頭取、大同生命第2代社長を務めたことで、加島屋の経営は浅子から広岡家の次代へと引き継がれていくことになります。

恵三・亀子夫婦は一男四女に恵まれました。このうち、長男の広岡喜一は後に大同生命取締役を務めています。亀子は昭和44年(1969年)に90歳を超えてから亡くなっており、長寿だったようです。

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