「ブギウギ」11月8日 スズ子と秋山に恋の予感?松永の甘いチョコレートと中山のタップダンス

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NHK連続テレビ小説「ブギウギ」11月8日(水)放送の第28回より。東京での厳しいレッスンの日々が始まったスズ子と秋山ですが、それぞれに恋の予兆が見られました。

この記事では、スズ子と秋山の恋のキッカケと今後の展望などをまとめます。このスズ子の「初恋」エピソードは、笠置シヅ子が実際に経験した若き日の淡い恋がモチーフになっています。

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目次

芸の肥やし?スズ子と秋山に恋の予感

チズ「せっかく東京来たんだから、なにか楽しいこと見つけたらどうだい?」

チズ「すぐに恋人を見つけろってのは無理だけどさ、(恋は)芸の肥やしになるっていうじゃない?」

夕食時にお喋りすぎる下宿の主人・小村チズ(ふせえり)から「夫との馴れ初め(のろけ話)」と「恋のススメ」を聞かされたスズ子(趣里)と秋山(伊原六花)ですが、本人たちは目先の稽古のことで頭がいっぱい。スズ子も秋山も幼少期から一心不乱に芸事に精進してきたため、恋などしたことがありません。

そんな初(うぶ)な二人ですが、上京直後の高揚感も手伝っているのか、それぞれの心の内に「恋の火種」が着火し始めているようです。チズの生々しいのろけ話(キッスキッス)が、眠っていた二人の乙女心に火をつけたのでしょうか。

部屋に戻った秋山は、ダンスパートナーの中山史郎(小栗基裕)と会える稽古が楽しみになりつつあるとスズ子に告白。

それを聞いたスズ子は「あんた、リリーみたいに色ボケになってまうで」と茶化しますが、そんなスズ子自身も少しずつ御曹司の演出家・松永大星(新納慎也)を意識するようになっていました。

二人の恋に温度差も?「ダンスへの憧れ」と「甘いチョコレート」

二人が「恋」を意識し始めたキッカケは少し異なるようです。そもそもの恋の出発点が異なりますので、今後の二人の恋の熱量も少し違ったものになりそうです。

秋山はといえば、ダンスの実力者である中山の切れ味鋭いタップダンスを見て「ウチが目指していた男役は、ああいうふうに踊る人やなって…」と発言しています。秋山は好きという恋愛感情以上に、同志としての憧れや敬意を中山に抱いているようです。

一方のスズ子は、厳しい稽古の休憩中に松永からもらった甘いチョコレートが心に沁みてしまったようです。

秋山「恋はチョコレートの味、するらしいですよ」
スズ子「何やそれ…」
秋山「リリーさんが言ってました。キッスはチョコの味やって」
スズ子「…チョコの…!」

秋山が囁く甘い恋の話(リリーからの伝聞)を聞いたスズ子は、「あ、秋山は、し、したことあるんか?キ、キキ、キッスは…?」と気が動転してしまいます。

今後の恋の展望

第6週から第7週にかけて、スズ子と松永、秋山と中山の恋の顛末が描かれていきます。

秋山と中山は、レッスンを繰り返す中で単なるダンスパートナー以上の親密な関係になっていきそうです。

ただし、これまでも見せてきた通り秋山はストイック過ぎる性格の持ち主です。中山から真剣な思いを聞かされる秋山ですが、「男役」としての今後の自分の芸能人生を思うと、素直に中山の気持ちを受け取れそうにありません。

一方のスズ子は、洋行帰りで距離感がバグっている松永と接するうちに、完全に松永に熱を上げてしまいます。この盲目の恋(?)が伏線となり、後に思わぬ騒動が起きてしまい…。

▼スズ子と松永の恋のエピソードとその後の騒動は、若き日の笠置シヅ子の淡い恋がモチーフになっています。詳細は以下の記事にまとめています。

▼現在も人気劇団として君臨する「OSK日本歌劇団」の歴史を作った伝説のトップスター・秋月恵美子が、「ブギウギ」秋山美月のモデルと考えられます。秋月恵美子は若き日に笠置シヅ子とともに上京して松竹楽劇団(SGD)に参加。SGDには「ブギウギ」中山史郎のモデル人物と思われるタップダンスの名手・中川三郎も参加しています。

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